バイク乗り必見! リアルバイカーのユニフォームとしてのファッションとは?

  • 2024.11.08  2024.06.21

骨太でタフなアメリカンカジュアルを貫き、リアルに走るバイク乗りから絶大な信頼を得るアイアンハートのギアは、もはやバイク乗りの正装と言える。スタンダードを磨き上げた今期のラインナップからバイク乗りの機能とルックスを両立する着こなしを紹介する。

ギアとしての信頼感と、着込んだ風合いを楽しめる服。

アメリカンカジュアルをバックボーンとする日本発信のブランドが数ある中で、アイアンハートが特にバイク乗りから支持され続けるのはなぜか。それは、時の流れに消費されることのない、定番を丁寧に作り上げるモノ作りの哲学にある。

コンセプトは、“ハイ・スタンダード”。奇を衒うことなく、スタンダードをハイクオリティに作り込む。代表作であるデニムが18 ozから25 ozまでのヘビーオンスを段階的に揃えることは、ライトニング本誌でも何度も紹介しているのだが、それ以外のアイテムもほぼ全て日本生産のオリジナルファブリックを採用。シャツにもセルビッジを採用するなど、贅沢な素材使いはスタンダードのより高みを目指すための手段なのである。

旧くから存在するモチーフであっても、ヴィンテージを焼き直すのではなく、現代のバイク乗りのギアとして必要なスペックを前提に縫製や生地を選び、質実剛健を追求する。また、オリジナルファブリックを国内生産にこだわるのは、メイド・イン・ジャパンのクオリティを世界に広げたいという思いがあるのだと代表の原木さんは語る。

そして、日常的にハードに走るバイク乗りの着用に耐えうるタフさに加え、着込むほどに風合いを増す素材もファンの心を掴む魅力のひとつ。ギアとしての信頼感と長く着込む楽しさを味わえる服。それこそがアイアンハートがバイク乗りのユニフォームとして浸透する所以である。

OUTER / シープスキントラッカーJKT 13万2000円 INNER / 7.5oz ヘビーボディプリントTシャツ 7920円 PANTS / “463S”21oz セルビッヂデニム スニーカーカット 3万4100円

しなやかで身体に馴染みやすい肉厚なシープスキンスエードを採用するトラッカージャケットを主体とするレザースタイルは、ローテクだが街乗りからロングまで十分な機能性を備える。スエードのマットな質感のトラッカージャケットは落ち着いた大人のバイカーに相応しい。

ワイルドな香りを漂わせるタフな春夏レザースタイル。

VEST/トラッカーベスト 9万8000円 INNER/ヘビーウェイトロングT 1万3200円 PANTS/“634S”21ozセルビッジデニム ストレート 3万4100円 BAG/ レザーウエストバッグ (参考商品)

本国のアウトローMCをイメージしたハードな雰囲気が特徴的な着こなし。レザーベストはポケットが増える利便性に加え、防風性の高さからロングライドの疲労を軽減する。さらに、インナーによって印象が大きく変わり、幅広いレイヤードを楽しめるのも魅力だ。着込むほどに風合いの変化を楽しめるレザー&デニムによる質実剛健を極めるスタイルだ。

半袖シャツレイヤードで陽気な西海岸のバイカーをイメージ。

TOPS / ヴィンテージチェック半袖ウエスタンシャツ 2万6400円 INNER / 7.5ozループウィールクルーネック長袖Tシャツ 9680円 PANTS / “634S”21ozセルビッジデニム ストレート 3万4100円

程よくレトロなデザインと力の抜けたラフな着こなしにウエストコーストのバイカーの香りが漂う。ウエスタンシャツは普遍的なデザインでありながらも、セルビッジ生地を採用するなど、素材使いに妥協を許さないアイアンハートのモノ作りの哲学が表れた1着。愛車の新旧を問わず、喧騒を颯爽と駆け抜ける都会的なバイカーにオススメしたい。

着込むほどに味わいを増すタフなワークスタイル。

TOPS / ヘビーシャンブレーウエスタンシャツ 1万8480円 INNER / ヘビーウェイト半袖Tシャツ 1万780円 PANTS / 10.6ozヘリンボーントラウザー 2万4200円 BAG / ミニショルダーバッグ 1万5400円

シャンブレーシャツとトラウザーを合わせたワーク色が色濃いオーセンティックな着こなしだが、どちらもバイクライドのスペックを想定した肉厚なオリジナル生地を採用する重厚さが特徴。ミリタリー、ワークの無骨さが際立つスタイルだけに、足元はローテクスニーカーでスポーティな雰囲気を演出。アクセントとなる首元の小物使いにも注目したい。

【問い合わせ】
アイアンハート
TEL042-696-3470

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年7月号 Vol.363」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部