バイク乗り必見! リアルバイカーのユニフォームとしてのファッションとは?

骨太でタフなアメリカンカジュアルを貫き、リアルに走るバイク乗りから絶大な信頼を得るアイアンハートのギアは、もはやバイク乗りの正装と言える。スタンダードを磨き上げた今期のラインナップからバイク乗りの機能とルックスを両立する着こなしを紹介する。

ギアとしての信頼感と、着込んだ風合いを楽しめる服。

アメリカンカジュアルをバックボーンとする日本発信のブランドが数ある中で、アイアンハートが特にバイク乗りから支持され続けるのはなぜか。それは、時の流れに消費されることのない、定番を丁寧に作り上げるモノ作りの哲学にある。

コンセプトは、“ハイ・スタンダード”。奇を衒うことなく、スタンダードをハイクオリティに作り込む。代表作であるデニムが18 ozから25 ozまでのヘビーオンスを段階的に揃えることは、ライトニング本誌でも何度も紹介しているのだが、それ以外のアイテムもほぼ全て日本生産のオリジナルファブリックを採用。シャツにもセルビッジを採用するなど、贅沢な素材使いはスタンダードのより高みを目指すための手段なのである。

旧くから存在するモチーフであっても、ヴィンテージを焼き直すのではなく、現代のバイク乗りのギアとして必要なスペックを前提に縫製や生地を選び、質実剛健を追求する。また、オリジナルファブリックを国内生産にこだわるのは、メイド・イン・ジャパンのクオリティを世界に広げたいという思いがあるのだと代表の原木さんは語る。

そして、日常的にハードに走るバイク乗りの着用に耐えうるタフさに加え、着込むほどに風合いを増す素材もファンの心を掴む魅力のひとつ。ギアとしての信頼感と長く着込む楽しさを味わえる服。それこそがアイアンハートがバイク乗りのユニフォームとして浸透する所以である。

OUTER / シープスキントラッカーJKT 13万2000円 INNER / 7.5oz ヘビーボディプリントTシャツ 7920円 PANTS / “463S”21oz セルビッヂデニム スニーカーカット 3万4100円

しなやかで身体に馴染みやすい肉厚なシープスキンスエードを採用するトラッカージャケットを主体とするレザースタイルは、ローテクだが街乗りからロングまで十分な機能性を備える。スエードのマットな質感のトラッカージャケットは落ち着いた大人のバイカーに相応しい。

ワイルドな香りを漂わせるタフな春夏レザースタイル。

VEST/トラッカーベスト 9万8000円 INNER/ヘビーウェイトロングT 1万3200円 PANTS/“634S”21ozセルビッジデニム ストレート 3万4100円 BAG/ レザーウエストバッグ (参考商品)

本国のアウトローMCをイメージしたハードな雰囲気が特徴的な着こなし。レザーベストはポケットが増える利便性に加え、防風性の高さからロングライドの疲労を軽減する。さらに、インナーによって印象が大きく変わり、幅広いレイヤードを楽しめるのも魅力だ。着込むほどに風合いの変化を楽しめるレザー&デニムによる質実剛健を極めるスタイルだ。

半袖シャツレイヤードで陽気な西海岸のバイカーをイメージ。

TOPS / ヴィンテージチェック半袖ウエスタンシャツ 2万6400円 INNER / 7.5ozループウィールクルーネック長袖Tシャツ 9680円 PANTS / “634S”21ozセルビッジデニム ストレート 3万4100円

程よくレトロなデザインと力の抜けたラフな着こなしにウエストコーストのバイカーの香りが漂う。ウエスタンシャツは普遍的なデザインでありながらも、セルビッジ生地を採用するなど、素材使いに妥協を許さないアイアンハートのモノ作りの哲学が表れた1着。愛車の新旧を問わず、喧騒を颯爽と駆け抜ける都会的なバイカーにオススメしたい。

着込むほどに味わいを増すタフなワークスタイル。

TOPS / ヘビーシャンブレーウエスタンシャツ 1万8480円 INNER / ヘビーウェイト半袖Tシャツ 1万780円 PANTS / 10.6ozヘリンボーントラウザー 2万4200円 BAG / ミニショルダーバッグ 1万5400円

シャンブレーシャツとトラウザーを合わせたワーク色が色濃いオーセンティックな着こなしだが、どちらもバイクライドのスペックを想定した肉厚なオリジナル生地を採用する重厚さが特徴。ミリタリー、ワークの無骨さが際立つスタイルだけに、足元はローテクスニーカーでスポーティな雰囲気を演出。アクセントとなる首元の小物使いにも注目したい。

【問い合わせ】
アイアンハート
TEL042-696-3470

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年7月号 Vol.363」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

前代未聞! “自立する”ジーンズ。「EIGHT’G」から職人泣かせならぬトラウマな超極厚ジーンズ登場。

  • 2026.02.04

前代未聞。エイトジーがまたしてもやってくれた! 超ヘビーな27.5オンスのジーンズの登場。生地の厚みと重量感はデニム史上でも圧倒的で、まるで穿く甲冑のような迫力。縫製は熟練職人の手作業のみで行われ、普通のジーンズでは味わえないタフさと存在感を誇る。穿くだけで男の背筋が伸びる、気合十分の究極仕様、“自...

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...

アメリカンヴィンテージやヨーロッパのアンティーク品や建築物からインスパイアされた「ホリゾンブルー」のジュエリー

  • 2025.12.28

宝飾品と呼ぶべき繊細で美しいジュエリーを世に送り出し、国内外で人気を集めるHorizon Blue Jewelry。アメリカンヴィンテージだけでなく、ヨーロッパのアンティーク品や建築物など様々なものからインスパイアされた逸品は、大量生産できないため入手機会の少ない希少な存在だが、ここでは今後発売する...

こんなコスパのライダース、見たことある? 「中田商店」のオリジナルブランドのライダースを侮るなかれ!

  • 2025.12.29

東京・上野にある老舗ショップ、中田商店。そのオリジナルブランドが「モーガン・メンフィスベル」だ。中田商店というと、ミリタリーのイメージが強いが、モーガン・メンフィスベルでは、ミリタリーをはじめ、様々なレザーウエアを展開している。もちろん、ライダースのラインナップも豊富。今回は珠玉のライダースを紹介す...

Pick Up おすすめ記事

ヘビーデューティど真ん中! レトロなデイパックに注目。

  • 2026.01.26

1977年に発売された『ヘビーデューティの本』という名著をご存知だろうか。当時数々の雑誌で、イラスト・ルポ(自ら現地に赴いて取材した内容をイラストを用いながら報告すること)を描いていた小林泰彦さんが手掛けた1冊で、いまだファッション好きにとってのバイブルとなっている。ヘビーデューティとは、「耐久性が...

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

前代未聞! “自立する”ジーンズ。「EIGHT’G」から職人泣かせならぬトラウマな超極厚ジーンズ登場。

  • 2026.02.04

前代未聞。エイトジーがまたしてもやってくれた! 超ヘビーな27.5オンスのジーンズの登場。生地の厚みと重量感はデニム史上でも圧倒的で、まるで穿く甲冑のような迫力。縫製は熟練職人の手作業のみで行われ、普通のジーンズでは味わえないタフさと存在感を誇る。穿くだけで男の背筋が伸びる、気合十分の究極仕様、“自...

【KEATON CHASE U.S.A.×2nd別注】大人のための、ちょうどいいシャンブレーシャツ登場!

  • 2026.01.25

ライトオンスのシャンブレーを使用した、米国のシャツファクトリー「キートンチェイスUSA」の定番プルオーバーシャツ。カジュアルな要素を備えながらシャツ本来のきちんと感も残したこのアイテムを、2nd仕様に別注。胸ポケットの作りや前立てのボタンの数などを微調整し、すっきりと大人な印象にまとまっている。 >...

上質な馬革をシンプルに愉しむ。石炭(COAL)を運ぶために使われていたコールバッグという選択肢

  • 2025.12.27

きめ細かく美しい銀面を持つことで知られる馬革。軽くて強靭、上品な質感、そして使うほどに味わい深い経年変化で、多くのレザーファンたちを魅了し続けてきた。そんな馬革をシンプルに愉しませてくれるのがINCEPTIONのコールバッグだ。 ヴィンテージをベースに、実用性を加味し再構築。 19世紀末から20世紀...