溢れるGジャン愛が作る驚きの経年変化には秘策があった。
いわゆるGジャンはジーパンと比べて経年変化があまり進まないアイテム。かなり長い年月着込まないとなかなか新品から色落ちをさせるのは大変だとよく聞くけれど、Gジャンニキ先輩が普段から来ているGジャンはかなりの年季が入った雰囲気を短い期間で育てている。
もちろん毎日のように着用するのは大事だけど、さらにヴィンテージっぽく経年変化させるために先輩ならではのテクニックを使っているという。
Gジャンに美しい経年変化を求めるなら参考になるその秘策をここで紹介。多くのGジャンを着込んできた先輩だけになかなか説得力がある。気になるひとは実践してみよう。
霧吹きを両袖に。
両袖の肘の内側部分に生まれるハチノスと呼ばれる蛇腹状の色落ちをより鮮明にするために、着用したら両袖の内側を霧吹きで軽く濡らす。その後に腕を曲げ伸ばし運動をすることで生地にクセを付ける。
腕まくりも効果的。
着用時に意識的に袖まくりすることもおすすめ。こうすることで生地のクセがより強くなる。カフスボタンをしっかりと留めて、袖のフィット感を高めて着用することもあり。
実際に上記の作業を意識的に実践することで生まれた袖の経年変化はかなりワイルドに。はっきりと色の濃淡が生まれてもはやヴィンテージ。
乾燥機を使った洗濯もおすすめ。
家庭用でも洗濯時には乾燥機を使ったドライがおすすめ。強力な熱で強制的に乾燥させることで、生地の収縮が起こることで、縫製部分のパッカリングなどがよりはっきりと出てくるという。こうすることで各パーツの立体感が強調されてディテールが際立つ経年変化が生まれる。これは衣類を天日干ししないアメリカの文化を踏襲している。
乾燥機を使うことで、縫製部分のパッカリングがかなりはっきりと生まれ、着込むことでメリハリのある色落ちへと変化していく。胸や肩口のパッカリングがはっきりと出ていることがわかる
たまに天日干ししてナチュラルなサンフェード加工をすることもおすすめ。
ヴィンテージによく見られる黄色味がかった色落ちを目指すなら太陽光にさらすのもおすすめ。これによって生地も糸も日焼けするサンフェードができる。
さらに太陽光にさらされることで紫外線による殺菌・滅菌作用が期待できるので、洗濯回数を減らすことができるので一石二鳥なのだとか。
後はひたすら着込む。約2年半で生まれた経年変化は圧巻。
上記のテクニックを複合させて約2年半でここまでの経年変化に育て上げた。各所の色落ちやパッカリング、それに全体のインディゴの濃淡までじつに雰囲気のある1着に。気になる人はぜひ実践していただきたい。
Gジャンニキ着用のGジャンはこれ。
JELADO 55Denim Jacket(55デニムジャケット) 406XX【JP94406】
https://jelado.com/products/jelado-55denim-jacket-406xx-jp94406
【DATA】
Jelado West(ジェラードウエスト)
大阪府大阪市西区京町堀1-11-7 京旺ビル4D
11時~20時 木曜定休
TEL06-6147-6730
現在ジェラードではスタッフを募集中!
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