1975 Alfa Romeo 2000 Spider Veloce
アルファロメオスパイダーは、105系ジュリアのオープンモデルとして`66年にデビュー。ピニンファリーナの手による流線型のボディをもち、長い歴史の中で大きく3回のモデルチェンジが行われた。
デビュー当初はリアエンドがラウンドした通称「ボートテール」と呼ばれる形状。その後’70年にモデルチェンジをし、テールエンドをスパッと切り落としたような形になり、シリーズ2、通称「コーダトロンカ(イタリア語でカムテールの意味)」となる。今回紹介する個体はこのコーダトロンカ時代のスパイダーだ。
搭載されるエンジンは当初1.6リッターの1600スパイダーからスタートし、その後1.8リッターの1750スパイダーとなる。さらにコーダトロンカ時代の`71年には2リッターに排気量を拡大し、2000スパイダーとなる。
GTスプリント系とは全く異なる雰囲気の流麗なボディラインは、低いフロントノーズやヘッドライトカバーなど、多分に空力にも配慮したデザインとなっており、エンジンも2リッターということもあってかなり軽快なドライビングを楽しむことができる。
取材車両は`75年式の並行輸入車で、自社顧客だった前オーナーから買い取った車両。エンジンや内装、ペイントといった多くの部分でオリジナルコンディションをキープした個体となる。張り替え済みの幌を開ければ、気持ちのいいオープンエアを満喫できる。
【スペック】
全長:4120mm
全幅:1600mm
全高:1230mm
ホイールベース:2250mm
エンジン:直列4気筒
排気量:1962cc
燃料供給方式:キャブレター
駆動方式:FR
乗車定員:2名
価格:528万円(税込)
【DATA】
delauto
神奈川県川崎市高津区末長4-5-11
TEL044-811-8558
営業/10:00〜19:30(日曜祝日は11:00~)
休み/年中無休(年末年始を除く)
http://delauto.jp
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning2023年11月号 Vol.355」)
Text & Photo/D.Katsumura 勝村大輔
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