男前なミニ財布を手に入れた! 高品質な財布ってこういうこと。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「ロワードの展示会で他に気になったのが明るい赤やオレンジ色のレザートート。これは持つだけでテンションが上がりそう」と語る、ライトニング編集部のTOY&旧車担当・イスカンダル功がお届け!

P.I.Dのコードバンウォレット

自分がキャッシュレス生活に移行したのは15年以上前。当時はコンビニでクレジットカードを出すと、テンパった店員さんに「お支払い回数は?」なんて聞かれることがあったほど。今は小銭入れにICカード(スイカ)とデビットカード、社員証、免許証、保険証を入れ、小銭と1000円札を2枚ほど折りたたんで持ち歩くだけ。皆さんもそうだと思いますが、最近は現金を触ることなんてほとんどない状態。それもすべてデビットカードのおかげです(笑)。

そんな生活をしているため、財布にとんと無頓着になっていたが、気づけば小銭入れは経年変化というよりも経年劣化。見るも無残なボロボロの状態に。そろそろ買い替えなくちゃな~なんて思っていたところ、偶然にもロワードの展示会で見つけてしまいました!

1947年に創業したロワードは、自社ブランドだけでなく、様々のブランドのOEMを手掛ける鞄・袋物の製造・販売業の老舗メーカー。P.I.Dは1993年に誕生し、細かい部分まで考えられた機能性、選び抜かれた素材、優れた縫製による仕立ての良さにこだわったブランドだ。表素材:コードバン(原革:ユーロ産)、裏素材:ヌメ革(イタリア産)×ジャカード生地、H750㎜×W100㎜×D250㎜

それがコレ。P.I.Dというブランドのコードバンウォレット。革の質や仕上がりの美しさは当然として、カード入れなどのスペースやDカン付で使い勝手はかなりよさそう。実際、見た目がどんなに優れていても、使いずらかったら本末転倒だしね。

カラバリは写真の黒とチョコの他、キャメル、グリーン、コンの全5色。衝撃だったのはその価格。ズバリ、税込み2万2000円。はい、これ買い確定です。

財布の中はイタリア産のヌメ革。 内側にカード入れ×4と小銭入れ用のスペース×4を用意。コンパクトな財布だが収納力にも優れる
表面にICカードなどタッチ決済用 のカードを入れるポケット付き。デザインだけでなく、機能性にも優れているのがこの財布の魅力
あると便利なDカン付。クルマや家のキー、ストラップなどを付けておける。可倒式なので使わない場合は内側に畳んでおける
ユーロ産の原皮を国内タンナーにてベジタブルタンニンなめし&染料仕上げをしたコードバンを使用。コバ磨きなど細部まで美しい

【問い合わせ】
ロワード 
https://www.loward-store.com/

(出典/「Lightning 2023年7月号 Vol.351」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

Pick Up おすすめ記事

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...