傷がついてもサマになる。そんな“ゆるさ”が好きなんです。
今回紹介するBESSのオーナーは、ライトニング読者なら知っている人も多いであろう茨城県の名セレクトショップ「デルボマーズ」オーナーの佐藤誠司さん。クルマ、バイク、サーフィンと多彩な趣味を持ち、ライトニングで取り上げることも多い、業界の有名人だ。そんな佐藤さんがご自宅に選んだのが、実はBESSのログハウスなのだ。
「実はBESSの家を見つけてきたのは嫁さんなんです。僕もそれを聞いて面白そうだなと。BESSのつくばのショールームに通いました」
ワンダーデバイスとカントリーログで迷ったという佐藤さんだが、最終的にカントリーログを選んだ。
「ログハウスなんで、全てがメリットというわけではありませんが、経年変化も楽しめて気に入ってます。例え傷んでも、そのままでサマになる。これはログハウスならではの魅力だと思います。どこか革ジャンとかブーツとか、アメカジアイテムと通じる所があるんじゃないですかね(笑)」
BESSのカントリーログが完成した後、そのデザインを模してガレージを作った。ヴィンテージのサーフボードやバイク、クルマ、アメリカン雑貨など、自分の趣味のものは全てガレージに詰め込み、母屋には全く置いていないという。
「母屋は嫁と子供のもの、ガレージは自分だけの空間なんです」と佐藤さんは笑う。BESSのログハウスから始まる趣味人の「秘密基地」、なんとも魅力的ではないか。
ログハウス調のガレージには、男子垂涎のお宝が眠ってる!
敷地内に建てられたガレージ。BESSのカントリーログが完成したのが2010年5月で、そのデザインに合わせてガレージを製作し8月に完成。本誌のガレージ特集でも何回か取り上げさせてもらうほど、男心をくすぐるガレージなのだ.
こちらがガレージ内部。見よ、このワクワクする空間を!中央にデロリアンが鎮座し、その周りを囲うようにバイクが約20台置かれている。「この空間はまさしく自分だけの城ですね」と佐藤さん。ここにいると時間を忘れてしまう。
クルマやバイクの置かれた隣の部屋には、ヴィンテージのロングボートが置かれていた。その数約200本! 無造作に置かれているが、歴史価値の高い逸品も多数」
‘47年式のナックルも無造作に置かれていた。「バイクは僕にとって移動手段ですから。このナックルで近くのスーパーにも行きますよ」と佐藤さん。ちなみにデロリアンでも買い物に行くらしい(笑)
【問い合わせ】
「住む」より「楽しむ」BESSの家
TEL03-3462-7000
http://www.bess.jp
(出典/「Lightning 2023年9月号 Vol.353」)
Text/T.Ogawa 小川高寛 Photo/D.Katsumura 勝村大介
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