サバゲー愛好家の間でも知られる軍モノの名店。
東京のミリタリーショップの聖地と言えば、上野か中野だろう。今回ピックアップしたホワイトルークは、中野駅から徒歩で15分、最寄り駅は新井薬師前というローカルな場所にひっそりとある。
ただその安さとアメリカに特化したセレクトの良さから、知る人ぞ知る名店であり、ウェブショップも充実していることから全国にファンも多い。その安さの理由をオーナーの中橋さんに直撃した。
「実はそんなに安く売ろうと意識しているわけではないんです(笑)。
基本的にアメリカから仕入れているのですが、独立する前からミリタリー関連の買い付けをしたこともあり、特殊なルートから安く仕入れられるんです。うちはウエアよりも、サバゲー関連のギアの方が多いので、そういう部分も価格に反映されているかもしれません。
トレンドを踏まえた値付けではなく、仕入れた価格を基準にしているのも大きいと思いますね。あとはコンディションとサイズ。1点ずつ吟味して、状態に合わせてプライスを設定していますし、ゴールデンサイズから外れるとお得感も出ますよね」
現行物のミリタリートレーニングウエアは狙い目!
アメリカ空軍で使われているスウェットは、’90 年代から2000年代にかけてのもの。コットンポリエステルで、メイドインUSA。トレーニングや兵舎で使用されているものだ。¥2800
USアーミーのトレーニングウエアもびっくりするプライス。コットンポリエステルなので、速乾性に優れている。前後にリフレクタープリントが入っている。¥1400
これは現行で使われているUSアーミーのトレーニングウエア。ポリエステルで、ワークアウトにもぴったり。デッドストックでこの値段というから買っておきたいところだ。¥2200
USネイビーのトレーニングウエアは、なんとニューバランス製。ポリエステルを使った速乾生地で、前後にネイビーのロゴがプリント。デッドストックである。¥2200
気軽に着られる良質なミリタリーが揃う!
1977年以降にアメリカ全軍で採用されたユーティリティシャツ。これはコットンポリエステルなので、春夏にぴったり。デッドストックでこの値段はうれしいところだ。¥4400
特殊部隊でも使われているアメリカの名門ビヨンドのウィンドパンツ。薄手のナイロンを使ったマルチカム迷彩がポイント。デッドストックでお値打ちである。¥15400
ありそうで意外とないコーストガードのODUオペレーションジャケット。いわゆるBDUジャケットよりもシンプルなデザインで、リップストップ生地を使用。¥5500
ミルスペックのアサルトパックは、マルチカム迷彩で、ヘビーデューティな作りが魅力。デイリーユースもできるサイズ感で、様々なカスタムができる拡張性も惹かれるポイント。¥6600
USアーミーでトレーニングウエアとして支給されている同等のAPFUジャケット。こちらは官給品ではなく、PXで販売されている新品。イエローがアクセントになっている。¥5500
ロングポイントの襟が際立つUSアーミーのドレスシャツ。AG-415というアイスグリーンに近いカラーリングがおもしろい。コットンポリエステルの生地を使用。¥1900
【DATA】
ホワイトルーク
東京都中野区新井5-10-3 飯嶋ビル1 階
TEL03-6676-8483
営業/12:00〜20:30
休み/火曜(火曜祝日の場合、翌水曜)
https://whiterook.shop-pro.jp/
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning2023年7月号 Vol.351」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/S.Sawada 澤田聖司
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