大人も惹かれる要素も満載のトイガン。
一般的にトイガンと聞くと、日本ではリアルさを追求し、飛距離や命中精度、ブローバックなどにこだわるモデルが主流だ。だが海外では子供を対象に安全第一で設計されたトイガンが多く、日本製とは異なる進化をしていているのが興味深い。
しかし単に子供向けだからとシンプルなデザインにするのではなく、それぞれに心をくすぐるギミックが搭載されているのが注目ポイント。この「ナーフ エリート2.0」シリーズは、レバーやグリップをガシャリと引く(コッキング)ことで、プラスチックのダーツのようなスポンジ状の弾を装填して撃つモデル。
各モデルにタクティカルレールがついているのでスコープやライトなどを後付けでき、SFっぽい感じでミリタリー風カスタムもできる。また価格も手ごろなため、コレクションとしても楽しめる要素を持っているのもうれしい。なかなか楽しめるトイガンだ。
NERF ELITE2.0 SHOCKWAVE RD-15
アサルトライフル風でカッコいい! 3つのタクティカルレール、バレルアタッチメントポイント、ストックアタッチメントポイントを装備。ブラスター、ダーツドラム、ダーツ16本がセットとなる。2655円(amazon価格)
NERF ELITE2.0 EAGLEPOINT RD-8
こちらはフロントグリップがコッキングになっており、これを1発ずつひいて装填。ドラム式マガジンなので、連射する際はガチャガチャと激しく引く必要があるが、この動作がまた非常に興奮するのだ。2700円(amazon価格)
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning2023年5月号 Vol.349」)
Text/T.Hasegawa 長谷川貴洋 Photo/H.Yoda 依田裕章
関連する記事
-
- 2024.04.08
脱力したようなツラがツボで、ついハマる。「mojojojo」の手縫いのぬいぐるみ
-
- 2024.04.04
もしも、超人が実在したら…? 『キン肉マン』に魅せられた男