新しいJeep®グランドチェロキーと過ごす、大人時間。家族や仲間、そして一人でも。

  • 2023.03.30

昨年、待望のモデルチェンジを果たした5代目ジープ・グランドチェロキー。この注目モデルを本誌でもお馴染みのSUV好き業界人がインプレッション。一人目は、スタイリッシュなドッグカフェの走りであるアネアカフェのオーナーであり、塊根植物ブームの火付け役であるボタナイズのオーナー”アネケン“こと横町健さんに感想を伺った。

新旧のSUVを知るからこそ感じる、新型グランドチェロキーのユーティリティ性。

「anea design」代表・横町健さん|1973年生まれ。東京都出身。人気ドッグカフェであるアネアカフェのオーナーであり、エキゾチックプランツを中心としたボタナイズのディレクター。今年には6店舗目となるカフェを門前仲町にオープンした

過去にはグランドワゴニアやイーグルワゴンなど、オールパーパスな旧車も乗り継いできた。現在はドイツ製のSUVに乗っており、新旧のSUVをうまく乗り分けている。

「まずは目を引いたのが、アメリカ車らしい力強いマスクですね。初代のワゴニアを彷彿とさせるデザインでありながらも、しっかりとモダンにアップデートされていて好印象を受けます。それにこのマスクはかなり迫力があるから、後ろに付かれたらちょっと嫌かも(笑)。随所に使われているクロームも高級感があっていいアクセントになっていると思います」

リアはもちろんワンタッチで開閉する。カーゴスペースもかなりの荷物が積めるので、オンオフ問わず荷物の出し入れが多い横町さんには欠かせないポイントだ

実業家としてだけでなく、そのライフスタイルも注目されている横町さん。塊根植物をこよなく愛し、ブラジリアン柔術の茶帯を取得。ここ最近はパーソナルトレーニングでフィジカル強化も図っている。そんなアクティブな日々を支えているのがユーティリティ性のあるクルマだと語る。

軽いだけでなく、質感の高いハンドリングが味わえたと横町さん。オーディオの音のよさにも感心していた

「西東京を拠点としていて、通勤で渋谷区や港区へ通っているので、快適な乗り心地や楽しく運転できるクルマに自ずと惹かれます。仕事では植物を仕入れする時も多く、プライベートでは家族に加えて、大型犬を3匹飼っているので、大きなカーゴスペースはマスト。そう考えると、このグランドチェロキーは、僕の条件にぴったりですね。今の愛車より縦も横も大きいので乗る前は身構えましたが、運転するとサイズ感も気にならず、本当に乗りやすい。最新のジープのもつ安全性や進化した技術は素晴らしいものがありますね」

側方や後方の死角に車両などを検知すると、ドアミラーを点灯させて知らせる「ブラインドスポットモニター」など、最新の技術を装備している
最大の特徴であるジープ伝統の7スロットのグリル。そこには歩行者や動物を検知しドライバーに知らせるナイトビジョンといった安全装備を搭載

日に当たると車体を美しく演出するクロームのトリム。エクステリアに高級感を与えるいいアクセントになっている
ANEA CAFE MONNAKA Village|東京都江東区富岡2-9-11/11時30分~ 22時00分/TEL.03-6458-5527/Instagram:@aneacafe_monnaka_village

いつもの道が楽しくなる、上質なモダンインテリア。

「THE H.W.DOG&CO.」デザイナー・弦巻史也さん|1986年生まれ。東京都出身。カシラでデザイナーなどを経て、2015年にブランドをスタート。多摩市で自身がバリスタとして主宰するディスターコーヒーも営む

二人目は、人気ヘッドウェアブランドであるTHE H.W.DOG&CO.のデザイナーを務める弦巻さん。旧きよき時代のアメリカンプロダクトに宿るクラフトマンシップと、東京ならではのモダンなセンスを兼ね備えた唯一無二のコレクションを展開しているブランドだ。そんな弦巻さんは、旧車のグランドワゴニアと現行のドイツ製SUVが愛車。このグランドチェロキーに乗った第一印象は、後者のヨーロッパ車のフィーリングに似ていると語る。

普段は片道30キロほどをクルマで通勤するという弦巻さん。そのため快適に運転できるのが愛車の第一条件だと語る。グランドチェロキーのサイズは大きいが見切りもよく、運転には支障がない。「毎日の通勤が楽しみになりそうなクルマですね」

「このグランドチェロキーを乗った瞬間に思ったのが、高級SUVのような上質感があることでした。僕の乗っているクルマが旧いということもありますが、いい意味で大味なのがアメリカ車のイメージ。ただこのグランドチェロキーは、まったく別物ですね。落ち着いたブラックを基調としたインテリアなんですが、よく見るとウッド調のパネルやクロームがアクセントに使われており、上質な印象を受けました。僕もモノ作りをする人間なので、ディテールまでこだわる姿勢は共感できます。ファブリックの選び方や細かな点まで作り込んだからこそ体現できる質感があると思います」

革巻きのヒーテッドステアリングホイールを装備している。繊細なステッチで作り込んでおり、同じクラフトマンとして高く評価

ハットのクラフトマンでもある弦巻さんだからこそ気付ける細かなこだわり。その優雅な空間をより上質なものにしているのが、2リットル直4ターボのパワートレインだ。

「一昔前のクルマに乗っている人間にとっては、V8の大排気量でトルクフルに走るというのが醍醐味でもあるのですが、現代の小排気量ターボエンジンというのが逆に新鮮です。インテリアだけでなく、この小排気量のターボエンジンがよりヨーロッパ車らしい乗り味になっているんでしょうね。ボディ剛性がしっかりしていて、遮音性能も高いので、優雅な気分でドライビングできると思います。普段の通勤でも一味違う気分で運転できそうなのも魅力ですね」

モダンな印象を強く感じたひとつの要素が、ロータリーシフト。エルゴノミクスに配慮した機能美溢れるデザイン。滑らかに回転するのでストレスフリー
スタイリッシュかつ機能性にも優れたセンタークラスターやコンソール。インテリアと同色のブラックながらも光沢感のある仕上がりで、随所のクロームがアクセントに
曲線をうまく使ったインパネデザインもモダンな印象。同色ながらも木目調のパネルをうまく組み合わせている
弦巻さんが気に入っていたのが、コマンドビューデュアルペインパノラミックサンルーフ。電動開閉式のサンシェードがあるので、シーンや時間によって使い分けることができる。後部は固定式
THE H.W. DOG&CO.|東京都渋谷区神宮前3-28-10シャーリーズビル 1F/11時~ 20時/TEL.03-6427-9011/Instagram:@thehwdogandco

Specification

全長:4900mm
全幅:1980mm
全高:1810mm
ホイールベース:2965mm
ドア数:5ドア
乗員定員:5名
最高出力:272ps(200kW)/5250rpm
最大トルク:40.8kg・m(400N・m)/3000rpm
エンジン:1995cc直列4気筒DOHCターボ
駆動方式:4輪駆動(オンデマンド方式)
トランスミッション:8AT
価格:892万円〜

【問い合わせ】
ジープフリーコール 
TEL0120-712-812

(出典/「Lightning 2023年5月号 Vol.349」)

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