7400cc!! のフルサイズバンをサーフトリップ仕様にカスタムして楽しむ。

  • 2023.02.21  2023.02.04

編集部イチのアメリカ車好きであり、自身も数々のアメリカ旧車を乗り継いできた編集部の最古参・ラーメン小池。最近ではLightning、2nd、CLUTCH magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」でも“ライトニングガレージ”という、アメリカ車好き全開の動画連載を開始した。今回は、アパレルのセレクトショップ「デルボマーズ」や「リアルマッコイズ茨城」のオーナーである佐藤さんが所有する「2000年式シボレー・エクスプレス」を直撃し、アメリカのフルサイズバンとの付き合い方を教えてもらう。

人も荷物も運べてロングドライブもできるクルマはアメリカ車しかなかった。

クルマやバイクに限らず、サーフィンやデニム、それにミリタリー、レザージャケットなど、アメリカンカルチャーを仕事だけでなく私生活でも謳歌する佐藤さん。もちろんクルマも新旧のアメリカ車を複数台所有し、長年そのライフスタイルを謳歌している。

そんな佐藤さんの所有する1台が2000年式シボレー・エクスプレス。エクスプレスは前世代のシェビーバンの後継モデルで、シボレーのフルサイズバン(フルサイズとはラインナップのなかでももっとも大きな車格を持つカテゴリー)として、アメリカではスタンダードなバン。アメリカではボディの形状や長さ、それに多彩なエンジンラインナップが存在し、いわゆる商用バンからパッセンジャーバンまで存在している。

GMのシボレーブランドでリリースされるシボレー・エクスプレス。商用からパッセンジャーユースまで、幅広いエンジンラインナップとボディバリエーションが存在。兄弟ブランドのGMC版はサバナという車種になる

そのなかでも佐藤さんが所有するのはビッグブロック搭載モデル。ビッグブロックとはスタンダードなスモールブロックと呼ばれるV8エンジンとはエンジンブロックの大きさが違い、より力のあるエンジン。当然ながら排気量もあって、なんと7400ccというから、まさに軽自動車10台分という怪力モデル。

ビッグブロックの7400ccのV8エンジンを搭載。普段使いするだけでなく、洗車もしないというスタイルなので、実用していることがよくわかる土埃もそのままのエンジンルーム。もちろん整備はきっちりとされている

そんなありあまるパワーを持ったエクスプレスをベースに、佐藤さんは後部のシートをすべて取り外し、サーフトリップ仕様にカスタムしている。

ボディサイドのルーフにはサイドオーニング(もちろんアメリカ製)をセット。オーニングシェードを出せばそこがそのまま休憩所に早変わり。整備されたパーキングが存在しないサーフポイントやキャンプなどで活躍する

趣味のサーフィンは友人たちとも行くことも多く、複数枚のボードが車内とルーフを使えば積載でき、さらにロングトリップもできるようにクルマの後部で休憩&就寝も可能。そのためシートはフロント1列目のみを3人乗車可能にカスタムし、これだけ大きなクルマで3人乗りというなんともぜいたくな1台になっている。

リアのカーゴスペースは知り合いの大工さんがカスタム。ボディの曲線に沿って隙間無くウッドを張り、ロングボードを室内に入れることができ、その上をベッドスペースにするという2階建てのカーゴスペースへとカスタムしている。

リアゲートは観音開き。フロントシート以降をすべてカーゴスペースにし、上はベッド、下部はロングボードをそのまま積載できるようにカスタム。ウッドを使い、すべて知り合いの大工さんに施工してもらったという

本来セカンドシートが入る空間にはちょっとしたウッドベンチをセットし、ショートトリップでサーフィンに行くときなどは休憩もここで可能。

サイドのドアを開けるとそこはちょっとした休憩スペース。ウッドのベンチをセットし、その下には荷物やサーフィンのギアなどを収納できるように。波待ちのときも考えたリアルサーファーらしいアイデア

まさに自身のライフスタイルをすべて反映させた仕様になっているのが特徴で、外観からはそこまでわからないという、大人っぽいカスタム。ノーマルのまま乗るのではなく、自身の使い勝手を考えてさらに手を加えることで、より愛着の湧くクルマへと進化させているのがおもしろい。派手さでは無く、あくまで実用にこだわったカスタムは勉強になる。

▼ シボレー・エクスプレスのスタイリングはこちらの動画でチェック!

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部