泊りでも日帰りでも重宝するキャンプの必需品。
テントだけでもキャンプはできるが、あると便利なのがタープ。日よけや雨よけにもなるが、そのメリットを簡単に説明すると「自然の中に居住空間を確保してくれる」効果をもたらしてくれる。
テントは雨風を防ぎ、安心できる「寝室」として機能するものだが、タープは「リビング」のような感覚で風雨をしのぎ、自然と一体になれる空間をつくってくれる。タープの下にチェアやテーブルを置くだけで、たちまちくつろぎの空間の出来上がりだ。
デイキャンプやBBQ程度ならタープは空間を確保するだけだが、宿泊を伴う場合は、タープとテントの関係はより密接になってくる。タープのすみにテントが収まるように配置すれば、急な雨でも濡れることなくタープ下に移動できて とても便利だ。また、複数のファミリーでキャンプをする場合、お互いのテントと組み合わせることで、天気も気にならず、子どもたちもお互いのテントを自由に行き来できる、快適な共有スペースにもなってくれる。
タープには様々な種類があり、人数や用途によって使い分けることができる。自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶこともでき、自由度が高いのも魅力だ。工夫しだいでキャンプの快適度を上げてくれるタープ。その重要度はトップクラスといってもいいだろう。テントやキャンプ道具をそろえる時は、なるべく用意することをお勧めしたい。
1.タープを広げる。
タープを張りたい場所に移動し、張りやすくなるように広げる。1人で作業できなくもないが、2人でやればなおスムーズに作業することができる。
使用したタープ
2.タープを張る場所に置く。
張りたい場所にタープを置いてみよう。この時に太陽の位置を確認し、タープで日陰ができるように位置を調整しておくようにする。
3.タープの上にポールを置く。
分割されているポールを組み立てたら、タープの差し込む穴のそばに置く。この時にタープの稜線の延長線上に置くようにすると作業がしやすい。
4.ガイラインで輪を作り、ポールにかける。
ガイライン(タープやテントを張るロープ)の先端に輪を作る。1本のポールにつき2つ必要なので計4つ。輪は引っかけるためのものなので、結び目は固く結ぶ。「2重8の字結び」を使うようにする。
5.2本のガイラインをポールにかける。
ガイラインをポールにかけ、位置も決めておく。この時、ガイラインの角度はポールに対して45°に調整して置くようにすると張りやすくなる。
6.自在金具でガイラインの長さを調整。
あらかじめガイラインの長さを調整しておくと、ポールを立てた際にスムーズに作業できる。ポールの長さ×0.5くらいが目安。
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