キャンプビギナーは、まずは区画サイトから始めよう。
近所の公園や空き地にテントを張るのはNG。土地は基本的に所有者がいるので、許可なくキャンプをすることは許されてはいない。そのため、キャンプは専用の「キャンプ場」で行う。
「キャンプ場なんて知らないよ」っていう人もいるかもしれないが、その場合はネット検索で「行きたい場所の土地名」+「キャンプ場」と打ち込んで検索すれば、公式サイトやキャンプ場の情報をまとめたものまで出てくるので、自分の好みに応じたものを選ぶようにしよう。
キャンプ場内でテントやタープを設営できる場所のことをキャンプサイトと呼ぶが、このキャンプサイトは大きくわけてふたつにわけられる。ひとつが「区画サイト」。これは借りるスペースがロープなので区切られているキャンプ場のこと。
もうひとつが「フリーサイト」。これは区画が決まっていないので、好きな場所にテントを張ることができるサイトのことだ。キャンプ場によっては区画サイトとフリーサイトの両方があるところもある。キャンプビギナーは、まずは区画サイトからキャンプを始めてみよう。
その他、レンタル品が多いキャンプ場なら何か忘れ物をした際でも借りられるので便利。その他、初心者にお勧めの条件は、ペグが打ちやすいように芝生の地面であること。あとは水洗トイレと温水シャワー施設があり、さらに温泉が近くにあれば、より充実したキャンプが楽しめるはずだ。
キャンプ場にはどんな設備がある?
1.野外炉
備え付けの野外炉。すぐに火起こしできるので便利。
2.水道&炊事場
食器洗いや野菜洗いができる水道も完備。複数の使い方が可能だ。料理の下ごしらえができる場所も設けられている。
3.トイレ
野外でも清潔に保たれたトイレも完備されている。
4.売店
売店があるキャンプ場なら、必要な道具が現地で購入できる。
5.ゴミ捨て場
炭は土にかえらないので専用の場所に廃棄しよう。
6.リヤカー
荷物運搬用のリヤカーを用意しているところもある。
【DATA】
若洲公園キャンプ場
住所:東京都江東区若洲3丁目2番1号
TEL03-5569-6701
どんなふうにキャンプ場を探す?
ネットの「キャンプ場検索サイト」が使いやすい。場所、料金、支払い方法、チェックインの時間、現地の様子や利用者の評価も掲載しているので選り取り見取り。そのほかキャンプ好きの人のブログやインスタも参考になる。
キャンプの楽しみ方。
大自然に触れることや、キャンプ飯を作ることも楽しみのひとつだが、釣りや川遊び、場所によってはカヌーやアスレチックなど、アクティビティを取り入れると、さらにキャンプは楽しくなる。マナーを学び、準備を徹底して、キャンプをぜひ楽しんでほしい。
※情報は取材当時のものです。
Text/K.Fujimoto 藤本晃一(開発社) K.Otsuki 大槻和洋(開発社) Photo/Pixta S.Enomoto 榎本壯三
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