FULLCLIP流ミリタリーリメイク術。米国製ミルスペックのススメ。

多くの有名ブランドのバッグや小物のOEMを手掛けている一流メーカーのファクトリーブランドであるフルクリップ。その品質を突き詰めた結果、行き着いたのがミルスペックの生地だった。

「FULLCLIP」マネージャー・平垣亨さん

’72年生まれ。東京都出身。有名ブランドのOEMを手掛ける一方で、釣りやMTBなどアクティブなライフスタイルを送る。ウエイトトレーニングのベテランで、50代とは思えない肉体をもつ。

高機能ファブリックを生かしたジャパンブランド。

ベースのテーブルは市販品をミルスペックの生地でリメイクしたもの。テーブルの上のアイテムはフルクリップの商品。ウォレット1万9800円、ポーチ5500円、缶ラップ2090円、インナーハッチ7480円

日本では出回っていないミルスペックを中心とした高機能なファブリックと、その性能を最大限に引き出す高い技術とデザイン性を両立したバッグブランドのフルクリップ。マネージャーを務める平垣さんはキャンプや釣り、自転車などの生粋の趣味人であり、そこで必要となる道具を自身でリメイクしてしまう達人。その豊かな発想はブランドにもよく表れている

「弊社は40年近くの歴史を持つバッグメーカーで、メイドインジャパンにこだわり続けています。そこで得た技術や知見、最新のテクノロジーなどを取り入れ、“カスタマーの時間を豊かにするもの作り”をコンセプトに、商品を展開しています。

うちがもっとも得意とするのが、ミルスペックを中心とした最先端の生地。その生地を使い、自身のライフスタイルの中で必要となったものをリメイクしたり、カスタムして、商品開発をすることも多いんです。自分でミシンを踏んでサンプルを作るので、商品化していない物も実はたくさんありますよ(笑)」

自らミシンを踏み、サンプルを作ることが物作りのスタート。何度もテストを重ねて、商品化される

アメリカから取り寄せたハイスペック生地。

日本の市場には出回っていないアメリカの最先端のファブリックを多く所有しているのもフルクリップの魅力。これはブラックバスをモチーフにしたフィッシュラージュカモ。

特別なルートで仕入れたスペシャルな生地は、どれも男心をくすぐるものばかり。これはレアな3カラーデザートカモのコーデュラ1000。

アメリカ製のモッシーオークボトムランドカモのコーデュラ500。

鹿の頭蓋骨をモチーフにしたBONZという迷彩。

ベルクロUSAが生産したミルスペック。

クリプテックカモフラのタイフーンカラー。コーデュラ1000。

Xパックのタクティカルシリーズ。

編集部注目のアイテムを紹介!

定番のショルダーバッグ『フリゲートRW』。ホームランドカモの他に、9種類のパターンやカラーリングをラインナップ。片手で長さが調整できるジェットグライド付きのストラップ。9790円

『スカイダイブカットバッグ』というモデル名を冠したバックパックは、随所に平垣さんによるカスタマイズが施されている。3ウェイバッグで、ボディにはミルスペックのコーデュラ1000。2万6400円

友人のためにワンオフで作ったというリメイクのウォッチストラップ。コバートのアリットというコーデュラ1000の生地を使用。19ミリサイズ。タフな素材なので他社では生産できない代物である。

キャッシュレス時代に合わせた小型のウォレットが充実。すべてミルスペックの生地。上/ツーアングル8745円、中/コンパクトスクリーン3740円、下/マイティウォーリア1万5950円

様々な商品に使われている米軍のミルスペックのコード。上からタイプ3の550のパラコード、タイプ2、一番小さいのがマイクロコードとなる。

取材時に訪れた際にワンオフで作ってくれたリメイクのストラップ。上記のマイクロコードを編んで、削り出しの真鍮ビーズを組み合わせている。

【問い合わせ】
FULLCLIP
TEL048-959-9555
https://fullclip.shop

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2022年12月号 Vol.344」)

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