本格的なカーシリーズなど、大人も虜にするレゴ®ブロック。
デンマーク生まれのレゴ ブロック。言わずと知れたブロックトイの世界的ブランドであるが、当初創業者のオーレ・キアク・クリスチャンセンは木製玩具を作っていた。1934年に社名を『LEGO』としてからプラ製の玩具を作り始めるようになる。ちなみにこのレゴとはデンマーク語で「よく遊べ」という意味なんだとか。
レゴ製品に興味のない人からは「子供向けの知育玩具でしょ?」と思うかもしれない。もちろんそれは正解だが、実は大人向けのシリーズも多数リリースされているのである。定番人気はカーシリーズ。ここではフェラーリのデイトナSP3を紹介したが、それ以外にも’67年のフォードマスタングGTファストバックや’69年のシボレーカマロZ28といった、本誌読者なら思わず手に取ってしまう車種もラインナップ。なおカマロは本誌のYouTubeチャンネル『クラッチマンTV』で組み立て動画を配信している。編集長ラーメン小池の組み立ての様子をタイムラプスで追っている力作なので、ぜひともチェックしていただきたい。
今回本誌がレゴ ブロックを取り上げることになったキッカケがビデオゲームの礎を作ったアメリカ製ゲーム機『アタリ2600』。カセットやゲームの世界観もブロックで再現されているから驚きだ。
その他にもここで紹介したレゴ®タイタニック号やレゴ®コロッセオといった大量のブロックで構成された大作シリーズの佇まいはまるでアート。組み立て時もジグソーパズルのようにじっくりと時間をかけて楽しむことができる。
レゴRAtari® 2600
ゲームを内蔵式ではなく、カセットで供給する方式を採用した初の家庭用ゲーム機。『アステロイド』など懐かしいタイトルのカセットやリアルな動きと質感のジョイスティックもブロックで再現。オープン価格
レゴ®ジャズ・カルテット
サウンドが聞こえてきそうなジャズ・カルテット。1606ピースで構成されており、気軽に組み立てを楽しめるのもポイント。サイズは高さ200㎜、幅430㎜というビッグサイズで見ごたえ十分。オープン価格
レゴ®タイタニック号
実は今年で映画『タイタニック』公開から25年目。それが理由というわけではないだろうが、レゴからもタイタニック号が登場。外観だけでなく大階段、ボイラー室、喫煙室などの船内も再現する。オープン価格
レゴ®コロッセオ
外壁のファサードの柱から、アリーナ全体の下に広がる広大な神秘的な構造まで、オリジナルの円形劇場を9000個を超えるブロックで再現。高さ270㎜、幅520㎜、奥行き590㎜という圧巻のサイズ。オープン価格
レゴ®テクニック フェラーリ Daytona SP3
フェラーリもハイブリッドエンジンを採用するようになったが、今も内燃機関は存在する。伝統のV12エンジンを搭載したデイトナSP3はエンジンのピストンも可動する。オープン価格
【問い合わせ】
レゴジャパン
https://www.lego.com/ja-jp
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning2022年11月号 Vol.343」)
Text/M.Sasaki 佐々木雅啓
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