自宅がゲーセンに! シューティング専用のアストロシティミニ。

2020年末に大ヒットとなった『アストロシティミニ』。対戦ゲームが人気だった’90年代前半に登場したアーケード筐体、『アストロシティ』を6分のスケールにしたゲーム機だった。そんな『アストロシティミニ』のヒットを受けて今回新たに登場したのが、シューティングゲーム専用機となる『アストロシティミニV』だ。

シューティングの名作を全22タイトル収録!

操作方法などのインストラクションも各ゲームごとに収録されている。またセーブも各ゲームごとに3スロット分用意されている。HDMIを使用して外部出力も可能だ

昨今のゲームセンターといえば、クレーンゲームなどのプライズゲームが中心となっているが、’90年代前半は格闘ゲームを中心とした対戦ゲームがメチャクチャ熱かった。1993年に登場したアーケード筐体『アストロシティ』の前に、誰もが一度は座ったことがあるのではないだろうか?

そんなアストロシティを6分のスケールにしたのが『アストロシティミニ』。2020年12月に発売され、セガの誇るゲームアーカイブの中から37作品を収録して当然ながら大ヒット。

今回新たに登場したのが4.6インチの縦型モニターを搭載した『アストロシティミニV』。初代ミニが横型モニターで、バーチャファイターなどのアクションゲームが中心だったが、このVはシューティングゲーム専用機。セガのタイトルはもちろん日本物産、そして東亜プランなどの名作シューティングが全22作品収録されている。

台数限定なので、気になる人は早めの入手を強くお勧めする。

SEGA ASTRO CITY mini V

’90年代の人気アーケード筐体『アストロシティ』を6分の1にスケールダウンした『アストロシティミニ』。その新型が名作シーティングゲームを収録した『ミニV』。4.6インチ縦型モニターで当時の興奮をリアルに伝える。1万9580円

アーケード筐体のアストロシティの基本設計を忠実に再現したジョイスティックと6ボタンのコントロール系統を採用
スピーカー部分の下はアーケードマシンを彷彿とさせるイルミネーションが点灯するギミック付
背面も筐体のデザインを再現している。サイズは幅130㎜×高170㎜×奥170mmとなる。電源用USBケーブルとHDMIケーブルが付属する
左から電源スイッチ、HDMI端子、別売りのコントロールパッド接続用のUSB端子×2、イヤホンジャック、電源用のUSB端子となる

ASTRO CITY mini V 収録ゲーム全リスト

ムーンクレスタ、ZAXXON、テラクレスタ、コスモポリス ギャリバン、アクションファイター、TATSUJIN、レッスルウォー、鮫!鮫!鮫!、雷電、アウトゾーン、ソニックウイングス、達人王、ドギューン!、デザートブレイカー、BATSUGUN、V・V(ヴイ・ファイヴ)、戦国エース、疾風魔法大作戦、ガンバード、ストライカーズ1945、アームドポリス バトライダー、バトルバクレイド アンリミテッドバージョン。

鮫!鮫!鮫!|1987年に東亜プランよりリリースされた硬派シューティングゲーム『飛翔鮫』の続編として、1989年にゲームセンターに投入された
雷電|1990年に登場したセイブ開発の『雷電(らいでん)』。超高空戦闘爆撃機『雷電』を操作し、外宇宙生命体の攻撃から地球を守る
戦国エース|『彩京弾』と呼称される派手な敵の弾幕が印象的なメーカー・彩京の和風テイストを盛り込んだシューティング。1993年にリリース

SEGA ASTRO CITY mini

セガグループ設立60周年プロジェクトのひとつとしてリリースされた『アストロシティミニ』。セガのアーケードゲームのクラシックタイトルの中から37タイトルを収録。なお『バーチャファイター』は720PHD版となる。1万4080円

元祖3Dゲームの『スペースハリアー』や『ぷよぷよ』『コラムス』といったパズルなど、どれも名作ばかり。本誌お勧めは『イチダントアール』

アストロシティミニ V ゲームセンタースタイルキット

ベースや椅子で、よりゲーセンのスタイルに近づけられるキットも登場。貯金箱にもなる優れものだ。4378円

【問い合わせ】
セガトイズ
https://www.segatoys.co.jp

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning2022年10月号 Vol.342」)

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