長年の実績による技術力と知識、ノウハウが売りのジープ専門店。
JEEP専門店として本誌にもたびたび登場するタイガーオート。その魅力は正規販売店の信頼と、古くからジープを扱ってきたことによる技術力と豊富な知識、そしてノウハウに尽きる。見た目重視で乗り心地を損ない、法に反するカスタムを行うショップもあるが、タイガーオートのコンプリートカーは常に乗る人の快適性を重視し、車検に適合することが絶対条件。
これを徹底することでユーザーは安心して、そして安全にジープライフを楽しんでいる。メインテナンスはもちろん、カスタマイズや修理、そしてイベントといった購入後のアフターケアもバッチリ。ジープを購入予定の人は、まず最初に相談してみることをお勧めする。
【注目の一台。その①】Jeep Gladiator Rubicon
ジープ販売店であり、カスタムも得意とするタイガーオート。最初に紹介するこのグラディエーターは海外仕様のもの。タイガーオートがグラディエーターの国内モデルの発売前にパーツ開発などを進めるため、先行して海外モデルを輸入したというわけだ。そのためあくまでデモカーという位置づけで、販売はしていない。また現在購入できるグラディエーターはすべて国内モデルの右ハンドル仕様となるのでご安心を。
ではこのクルマを見ていこう。ただでさえ大柄な車体がさらに大きく見えるのは車高を3インチアップし、37インチの大径タイヤを装着しているため。ただしサスペンションは乗り心地重視のセッティングが施してあり、ゴツゴツとした突き上げるような振動や衝撃を感じることはない。実際ノーマルより上質な乗り心地になっているので、ドライバーはもちろん同乗者も快適にドライブが楽しめる。
荷台に取り付けているケージはフィッシュボーン製のタックルラック。給水タンクやツールといった様々なアイテムを両側に取り付けることができる。タックルラックの上にはARB製ルーフトップテント「エスペランス」を搭載。クルマの上でテント泊をするオーバーランドを可能にしている。このタックルラックとルーフトップテントの組み合わせは、車体色のスティングレーと相まって、ヘビーデューティな印象がさらにアップ! ミリタリーテイストが好きな人にはたまらない仕上がりだ。
グラディエーターもラングラーと同様、新車購入と同時にカスタムが可能。ちなみにタイガーオートで新車購入のローンを組むと、それらパーツ代や工賃もローンに含めることができる。支払いも低金利で最長120回まで設定できるのもうれしい点。憧れのジープライフを今年こそ始めてみてはいかが?
【注目の一台。その②】Jeep Wrangler Unlimited Sahara Tiger Package C Type
タイガーオートの魅力のひとつが、同社が販売するコンプリートカーだ。このラングラー・アンリミテッドサハラも、より力強く、ヘビーデューティなスタイリングに仕上がっている。
一見すると外装カスタムのコンプリートと思うかもしれないが、実はそれは間違い。というのも外装のスタイルには人それぞれの好みがあるからだ。だが足周りには知識が必須。「何インチ上げたらいいのか?」「そのためにはどのようなパーツを使えばいいのか?」ということが重要だが、それを知らずにカスタムをすると、フェンダーからのタイヤのハミ出しや干渉、乗り心地の悪化、最悪の場合、事故の原因になることも。
タイガーオートのコンプリートではラテラルロッドやバンプストッパー、フロントバンパーエンドカバーカット加工といった本質的な部分の作業が中心となる。
専門店ならではの作業とパーツセレクトによりジープとは思えないコンフォートな乗り味を実現。あとはタイヤとホイールを選び、好みのキャリアやバンパーをつけてカスタムをすれば、自分だけの1台が完成する。
【DATA】
タイガーオート
埼玉県鶴ヶ島市三ツ木新田9-1
営業/9:30~19:00
休み/火曜、第1・3月曜
TEL 049-286-6644
https://www.tigerauto.com/
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning2022年8月号 Vol.340」)
Text/M.Sasaki 佐々木雅啓 Photo/D.Katsumura 勝村大輔
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