群馬の名店「タイムズアーチェインジン」オーナーが乗る、ヴィンテージインディアン。|1938 INDIAN MOTORCYCLE SPORTS SCOUT

  • 2022.08.30

群馬の名店であるタイムズアーチェインジンのオーナーである春原さん。大のアメリカ好きであり、今も1 年の多くをバイイングのために現地で過ごす。そんな彼の愛車は、もちろんアメリカンモーターサイクルのヴィンテージだ。

ラフなワークウエアで街を流す。

「タイムズアーチェインジン」オーナー・春原勉さん|1970年生まれ。群馬県出身。前職でショップスタッフを務めていた21歳の時に初めてアメリカに渡り、バイイングを経験。1996年にタイムズアーチェインジンをオープンした

ヴィンテージと骨太な実力派ブランドをセンスよく織り交ぜたセレクトショップ『タイムズアーチェインジン』。王道ヴィンテージからトレンドのグッドレギュラーまで買い付けを担当しているのがオーナーの春原さん。デッドヘッズであり、ヴァナゴン乗りとしても知られているが、実はバイクもかなりのもの。その愛車はハーレーのライバルであり、しのぎを削ってきたインディアンモーターサイクルのレアモデルだ。

世界恐慌により会社経営が傾いていた起死回生の策として、1934年にスポーツスカウトが誕生した。オリジナルの雰囲気を活かしつつ、無駄なものを取り払ったボバーカスタムにしており、春原さんの雰囲気にとてもマッチしている

「今もパンヘッドのチョッパーに乗っていることもあり、最初はKフレームかアイアンを探していたんです。そんな時に、このスポーツスカウトがアメリカの東海岸にあるという情報をもらって、日本に取り寄せてもらったんです。’50〜’60年代に再塗装されていたのですが、圧倒的な雰囲気があって、思わず買ってしまいました。自宅からショップまで18キロくらいの距離なのですが、それくらいを乗るのに最適なんです。後に軍用車にもなった質実剛健なスカウトをベースにしたパフォーマンスモデルなので、長距離のツーリングというよりは、街中で乗った方がしいバイクですね。わざわざライダースジャケットを着るんじゃなくて、今日みたいにラフなワークウエアでも乗れる気楽な存在なので気に入っていますよ」

自宅にはガレージが併設されており、簡単な整備であれば自分でやるのが信条。キャブレターの調整も自分の手で行う
バイクに乗る際によく履いているのが、’40sのセパレートソールのチペワのエンジニアと米陸軍のパラシュートブーツ
ヘルメットは超希少なマックホールのカレラ初期も所有する
アメリカ古着をベースに国内外の人気ブランドも網羅された、服好きにはたまらない空間だ

1938 INDIAN MOTORCYCLE SPORTS SCOUTのディテールを拝見!

スピードメーターは、1939年製の純正パーツを使っている。

あえてオリジナルの6Vのまま乗っているのもこだわり。

スポーツスカウト用の純正リンカートキャブレターM641など、オリジナリティが高いのも、この車両の魅力だ。

【DATA】
Times Are Changin’ 伊勢崎店
群馬県伊勢崎市宮子町3415-2
TEL 0270-23-1910
営業/11:00~19:30
https://www.the-tac.com/

(出典/「Lightning2022年8月号 Vol.340」)

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