庭づくりの新たなカタチ!? プライベートスケートパークのススメ。

  • 2022.10.21  2022.07.21

ここ最近スケートパークの数自体は増えてきたものの、公共施設はどこへいっても守るべきルールがある。でもせっかく滑るならBBQなんかもしながら自由気ままに楽しみたい。そこでオススメしたいのが自分だけのプライベートパーク。ここでは、そんな夢を叶えてくれる職人集団、MBM Park Buildersをご紹介。

「MBM Park Builders」代表・木村將人さん

20歳でSK8に出会い、土木業の傍ら’99年にショップAXISをオープン。現在は国内最高峰のパークビルド集団のボスとして、一癖も二癖もある職人スケーター達を束ねている。

庭のオブジェにも最適。自由度が格段に上がる最高の遊び場。

昨夏の東京五輪におけるメダルラッシュで、現在全国各地に建設が相次ぐスケートパーク。MBMはそんな五輪会場も施工した実績を持つ、リアルスケーターで構成されるプロフェッショナル建設集団だ。

アメリカのビルダーから学んだのが、この吹き付けてから左官で仕上げる方法。定規やコテを用いた技術力の高さは日本にはない文化だ

「2000年に行ったアメリカで現地のパークに感動してしまって。もともとスケートショップ運営と同時に土木もやっていたので、帰国後にアクシスというパークを造りました。当時は自分たちの知識で造っていたのですが、7年前の現店舗に移転のタイミングでアメリカからビルダーを呼び、本場の技術をいち早く習得したことが大きかったです。その後オリンピックが正式に決まり、新たに専門の部署を作って事業規模もどんどん大きくなっていきました」

ただ彼らのルーツは、全国各地を回りながらエンドユーザーの自宅の庭にパークを造ること。その想いは今も変わらない。

自宅のパークを滑っているのは将来を嘱望される高校生プロの松本浬璃。このプライベートパークは両親が彼の練習環境を整えるために造ったそう

「仕事である以上、公共施設のような大規模なものも造り続けますが、そういったところでビジネスベースを作っておけば、個人宅さんの場合は予算の都合もつけやすいです。それに今はスケートパークの在り方も様々で、ボウルは夏に水を溜めればプールにもなりますし、駐車場の奥にボルケーノを造ってシンボルツリーを植えれば、デザイン性も高まります。そういった設計の相談にも応じるので、気軽にご連絡ください」

パークメインセクションのレッジとレールの先にあるこのクォーターは、スピードをつけたエアートリックやトリックの繋ぎに用いる
両サイドからアプローチ可能な、パークのメインとなるダウンレッジ&レールセクション。自宅にしては贅沢な練習環境となっている
ダウンレッジ&レールにアプローチする際に使うクォーター。ここからドロップインして、それぞれのセクションにトライしていく

MBM Park Builders のお仕事。

スケートパークの設計・施工に特化した専門部署としてMBMが立ち上がって以降、前述の五輪会場である有明アーバンスポーツパークを始め、実に様々なスケートパークの施工を行ってきた。ここからは過去に手がけた代表的なパークの一部を、個人宅に造ったプライベートパークと共に紹介していこう。

鵠沼海浜公園スケートパーク くげぬまコンビプール

2018年11月のオープン以降、各所で注目を集めている日本最大級のパークスタイルコース。約1100㎡のエリアにはボウルやス
パイン、レイバックバンクといったセクションがバランスよく配置されており、その最大高低差はなんと10フィート。最近第一回となる日本オープンを開催したばかり。

笠間芸術の森公園スケートパーク ムラサキパークかさま

昨年4月に茨城県にある笠間芸術の森公園あそびの杜にオープンした、ムラサキスポーツが手がけるスケートパーク&ショップ。 コンクリートパークとしては国内最大級となる4600㎡の広さとなっており、東京五輪ではフランス代表チームが事前キャンプを行っている。

TOKYO SPORT PLAYGROUND SB DUNK SKATE PLAZA

柵や塀に囲まれたパークではなく、カルチャーや風景との融合をテーマに造られたNike SBによる施設。ステア、バンク、ボックス、レールなどストリートのあらゆる要素が詰まった初心者にもオープンなスケートプラザで、車いすのままでも遊ぶことができる回転遊具も設置されている。

千葉県一宮町/H邸プライベートパーク

海好きが高じて千葉の外房に移住したサーファーの方が所有するパーク。プールコーピングの下に張られたタイルは自宅キッチンと同じ柄になっており、観て楽しんで、滑って楽しめる家に仕上がっている。

愛知県豊田市/Y邸プライベートパーク

スケーターの子供のために製作したボウル。本人もサーファーのため、マニューバーの練習にもなるようアールはキツめに仕上げている。また真ん中の方でBBQもしたいからとフラットは広めにとっている。

(出典/「Lightning2022年6月号 Vol.338」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部