日本にいながら本物のアメリカンな家が実現! アメリカ好きが手掛けるカリフォルニアハウスがすごい!

まるでアメリカな家に住み、アメリカンな住宅をプロデュースする、今話題のカリスマアメリカンハウスビルダーの自宅を直撃。アメリカ好きがプンプン匂うプライベートのライフスタイルに極意を学ぶ!

「ホットビルドインク」成田淳さん

若い頃からずっとアメリカ大好きというJUNさん。現在では口コミで評判が広がり各地から依頼が舞い込んでくるという。

アメリカ好きが提案するライフスタイル。

日本にいながらカリフォルニアなライフスタイル

さて、まずは説明抜きにこの光景を見ていただこう。詳細を聞かなければここが日本であるとはちょっと信じられないかもしれない。そんなアメリカンな家に住み、アメリカンな住宅を作り続けているのが、今回紹介する成田さんだ。

奈良県でアメリカンハウスの建築をしているホットビルドの代表を務め、周囲からJUNさんと慕われる成田さん。彼が作るのはアメリカンな家であることはもちろん、細かなパーツやグッズなどもアメリカにこだわった作りが魅力。何よりJUNさん自身がアメリカ好きということもあって、自宅は敷地内やガレージの中までまるでアメリカ。仕事で使うのもエルカミーノという徹底ぶりだ。

愛車はJUNさんと同い年という’67年式シボレー・エルカミーノ。荷台にも建材を搭載できるため仕事でもバリバリ活躍している

どこから見てもアメリカの一般的な住宅に見えるが、もちろん日本で作られたメイドインジャパンの建物だ。違いはちょっとしたことだという。

「この家は日本の建物ではありえないくらい屋根の傾斜が緩いんです。それからできるだけ屋根を大きく張り出すのもアメリ
カっぽいポイントです。2階を目立たない構造にして平屋っぽい雰囲気にするのも重要ですね。でもウチで作る家は日本の気候に合わせて雨樋もあるし、日本製の建材も使ってます。ちゃんと日本向けに住みやすいようにアレンジしてるんです。そのバランスを自宅で研究して実際の仕事にフィードバックしてます」

実は手前のグリーンの家は、JUNさんと一緒に働く大工、山葺さんの自宅。こちらもカバードポーチが備わるアメリカンな家となっている。いずれの家もBBQグリルや芝生、看板、消火栓など細かなアイテムまでアメリカン!

そんなJUNさんが建てる家は、アメリカンな見た目だけでなく、灯具やドア、庭の置物までアメリカン。建物本体だけでなくあらゆるところにアメリカっぽくなるヒントが隠されているのだ。

ちなみに渡米時には住宅街を何時間も走り回って細かな部分や建材をチェックしたり、ホームデポを訪れ、電灯器具など使えそうな建材をトランクいっぱいに買い付けてくるのがルーティーンとなっているそうだ。

細かなディテールを拝見しよう!

若い頃からアメリカのスタントマン・EvelKnievelの大ファンで、スタントマンに憧れていたため、JUNさんのガレージにはモトクロスが並ぶ。

自宅リビングの一角に飾られたお気に入りの写真の数々。全てしっかりと額装するのがカッコいい雰囲気の秘訣。

自宅リビングは灯具やシーリングファン、細かな装飾のチョイスはもちろんだが、色使いもアメリカン。

古いギターアンプを玄関脇の壁に埋め、キーホルダーに流用するセンスもおしゃれ。

庭のアクセントになっているコンクリートベンチは、アメリカのプール風の造作。自宅でBBQする際などに重宝する。

ガレージ脇のサボテンなどを中心に寄せ植えしたグリーンスペースは、縁をアメリカの駐車禁止の印である赤でペイント。

カメラ付きのインターフォンは、フェンスの間に隠して設置。代わりに看板でインターフォンの在処を主張。

ドアは上下で大胆にカットして設置することで。室内の換気もでき、ペットゲートにもなるという優れもの。

(出典/「Lightning2022年5月号 Vol.337」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Pick Up おすすめ記事

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

歴史に残る空軍服を、いま再び。機能美が息づく「中田商店」のモーガンメンフィスベル

  • 2026.10.02

メンフィス・ベル号の機長、ロバート・K・モーガン氏との交流から始まったモーガンメンフィスベルは第二次世界大戦期の空を支えたフライトウエアを現代に蘇らせる中田商店のオリジナルブランド。極限の環境で求められた機能と、色褪せない完成されたデザインが魅力の航空服を紹介する。 R.A.F. Irvin She...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。