これが万能選手と噂のオーバーオールだ! No.1Denim Overall DD-1006XX
WHのDDシリーズはヴィンテージの個体の歪さまでも再現するハイエンドレーベル。1920 〜’30年代はオーバーオールにライトオンスデニムを使うのが主流だった時代だが、当時にしては珍しくジーンズと同じ13.5オンスという厚手の生地で作られていた希少なオーバーオールをWHのバナーデニムで再現。打ち抜きリベットをふんだんに使用し、様々な形状のポケットも備わるのが特徴。裾に向かってややテーパードしているキレイなシルエットが万能選手たる由縁だ。3万6900円
ウエアハウスのスタッフが検証してみた!
実際どれほど万能選手なのかを、日頃から商品を取り扱う坂本さん(ウエアハウス阪急メンズ東京店 TEL03-6252-5421)と隠塚さん(ウエアハウス福岡店 TEL092-741-7899)の協力のもと、それぞれワークスタイルとカジュアルスタイルを披露してもらったぞ! 彼らの着こなしを参考にぜひアナタもチャレンジしてみては。
スタンダードなワークスタイル。
ワークウエアとしての印象が強いオーバーオールだけに、ワークスタイルのコーディネイトのポイントはトップスにもワークなアイテムを持ってくるだけで8割完成する。とはいえ全身ワークウエアで固めるのではなく帽子などの小物や差し色などを使ってみるのがポイント。少し異なるアクセントを取り入れることで、スタンダードでもこなれた印象を演出できるのだ!
上品な印象で着こなしたレイルローダースタイル。
デニムの色と時代感を合わせたカバーオール(3万8500円)で色数を少なくしたコーディネイト。王道のワークスタイルながらもどこか洒脱な雰囲気に。ブリムハットという上品なアイテムを取り入れることで、よりスタイリッシュな印象を打ち出した。
軽快なワークスタイルを作る色使いの妙技。
シャンブレー(1万8700円)を羽織り、オーバーオールとの近似色でスタンダードスタイルを表現した隠塚さん。青の補色であるオレンジを使うことで着こなし全体を引き締めるテクニックもお見事だ。いますぐにでも真似できるサンプルとしても好印象な着こなし。
デイリーなカジュアルスタイル。
オーバーオールに合わせてトップスもワークウエアにするのがスタンダードならば、逆にワークウエアではないカテゴリのトップスを合わせるとグッと軽快な雰囲気になるというわけ。ただし押しの強いオーバーオールだけにセンスが求められるのも事実。というわけでウエアハウスの二人が作るカジュアルなオーバーオールコーディネイトから着こなし術を学んでみよう!
コーチジャケットも最適解のひとつだ!
アスレチック系アイテムはオーバーオールと相性が高いことを教えてくれた坂本さん。WHの新作コーチジャケット(3万800円)ならばクラシカルな雰囲気がベストマッチ。足元のチャックテイラーが打ち出す軽快な印象も着こなしの方向性を固めている。
BDシャツ×ハイネックで大人な着こなしが完成する。
ブルーのストライプが入った爽やかなB.D.シャツをジャケットのように使い、ハイネック(1万3200円)で首元にアクセントを付けたスタイリングは上品な印象に。さらにポテンのベースボールキャップを取り入れることでスポーティさも取り入れた上級テクも披露!
【問い合わせ】
ウエアハウス東京店
TEL 03-5457-7899
https://www.ware-house.co.jp/
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Ligthning2021年11月号 Vol.331」)
Text/K.Sakamoto 坂本桂樹 Photo/S.Kai 甲斐俊一郎
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