今回は、「このアメプロⅡを借り、久しぶりに弾いてみたのだが、指がまったく動かず、コードストロークも微妙な感じに……。老化現象に驚いた次第です(汗)」という、ラジコンと旧車、そして音楽にも精通する編集部イチの多趣味な漢・イスカンダル功がお届け!
FENDERのAMERICAN PROFESSIONAL II
10代の頃は下手ながらギターを弾いていたが、20代になるとヴィンテージやカスタムショップ製を購入するコレクター志向になった。どれも高額なため「もったいなく
て弾けない」なんて言いながら、また1本と増殖していった。
このように、お金を自由に使える大人になってからは、演奏をするよりもコレクター的な視点でギターライフを楽しんできた。ちなみに現在所有しているのはエレキギター2本、アコースティックギター1本、ベースが1本。洋服や時計好きの皆さんと同じように、売買を繰り返してきた結果、この4本のベストラインナップに落ち着いたというわけである。
で、ここで紹介するギターの話。こちらは本誌営業のH氏が手に入れたフェンダーの『アメリカン・プロフェッショナルⅡ』。注目はこの鮮やかな水色。ストラトキャスターは、つい無難にサンバーストカラーを選んでしまいたくなるが、この「マイアミブルー」を選んだセンスはさすが本誌営業(笑)。
特筆すべきはネックの握りやすさ。ギターって当たり前だけど重要なのは弾きやすさ。以前に購入したヴィンテージのアコギは極太ネックのためまったく手になじまず、ほとんど弾かずに短期間で手放してしまったことがある。
自分は手が小さいので、薄い形状のネックが好み。こちらの『ディープCシェイプ』は丸く厚みのある形状にも関わらずとても握りやすく、正直驚いてしまった。
この“アメプロ”は世界で最もプレイされているエレクトリックギター&ベースのシリーズなんだとか。なるほど、確かにこの弾きやすさは、飾っておくより手に取ってプレイしたくなる!
【問い合わせ】
フェンダーミュージック株式会社
TEL0120-1946-60
(出典/「Lightning 2022年2月号 Vol.334」)
Photo/A.Kuwayama 桑山章
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