秘密基地のような場所でのんびり読書したいんです。LAWSON HAMMOCKのBlue Ridge Camping Hammock

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介!

今回は、自分好みのハンモックを入手したもんだから、自宅用のハンモックスタンドが欲しくなり、個人的には米国サンダードーム社のスタンド「Hang Solo」を狙い中という、ミリタリー通のADちゃんがお届け!

LAWSON HAMMOCKのBlue Ridge Camping Hammock

私の故郷は山梨県。観光地である清里に至る列車、小海線の発着駅がある、八ヶ岳高原の玄関口である北巨摩郡の小淵沢が地元。でも2006年の「平成の大合併」により、隣接する北杜市へ編入合併したため、町の名前は消滅しちゃった(笑)。

私が東京に出てきたのは18歳の時。それまではクリスタルキングじゃないけど東京という大都会に憧れ、早く地元を出たかった。しかしながら齢43歳にして、のんびりのどかな地元の風景に望郷の想いが生じている。ストレス社会のせいなのか、緑に囲まれた森が恋しいのだ。

そんな地元で生活をしていた若い時は、家の周辺が森に囲まれている関係で、よくハンモックを適当な木に取り付けてのんびりしていた。風が木を揺らし、シーンとした静けさの中に木々の葉が擦れあうザワザワとした環境音を今も思い出す。

ハンモックの設置は超簡単。しかも森の中に吊るすとまるで秘密基地のようである。国内実売価格は2万7980円

そんな原体験を再び体験するべく、私が今回入手したのはハンモック。しかも単なるハンモックではなく、ハンモックテントや、グランドテントとしても使えるローソンハンモック社のフルフラットハンモックテントである。

ちなみにこの商品の謳い文句が購入の決め手となったのもある。なんでも1990年に販売をスタートし、マイナーチェンジを繰り返しながら、今では米海軍や米空軍、アラスカ遠征隊などにも愛用されているとか。軍モノ好きの血が思わず騒いじゃった(笑)。

で、実際に使ってみると、これまたとてもいい感じ。普通のハンモックだと身体を包み込むようなバナナ型のデザインがちょっと窮屈に感じていたが、こいつはフルフラット設計なので、手軽に寝返りができちゃうし、寝転がる大勢を選ばない。だから近いうちに、こいつと好きな本を持って地元小淵沢の森に向かって、のんびりと自分だけの時間を過ごしたい。

ローソンハンモック内部からの視点。 木々の間から木漏れ日が降り注ぐ光景は、何時間でも見ていられる……。 あれ、俺ひょっとして疲れてる?
撮影時に持ち込んだ本は、ジャングル気分を味わうため開高建の「ベトナム戦記」。ユラユラと揺られながら本を読むと、気分はもう戦場
合計20ヵ所のスプレッダーバーシステムを採用しており、ハンモックの張り具合が調整可能。自分好みの沈み込みのポイントを見つけたい
ローソンハンモックのアイテムは、米 国を代表するバックパッカーマガジンやアウトサイドマガジンにて最高評価を得ている。納得!

【問い合わせ】
ローソンハンモック 
http://www.lawsonhammock.com

(出典/「Lightning 2021年8月号 Vol.328」)

この記事を書いた人
ADちゃん
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ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
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