ニューバランスは、アメリカ製スニーカー最後の砦なのだ。

  • 2021.12.05

高品質ランニングシューズとして知られるニューバランスは、現在もアメリカ製を貫いている稀有なスニーカーブランド。そこでMade in U.S.A の人気モデル3足を紹介するとともに、ニューバランスの魅力を再確認していこう。

“Made in U.S.A.”を守り抜く、唯一のメジャーブランド。

“アメリカ製=偉い”というつもりは毛頭ないが、昭和世代の読者諸兄にとっては“Made in U.S.A.”の表記に何かしらのロマンを感じる人も多いはず。

Lightning本誌編集部員たちも、その世代でコンバースやVANS、プロケッズ……と、かつて我々が履いていたスニーカーはほとんどがアメリカ製。しかし’90年中頃から大手スニーカーブランドは国外に生産拠点を置きはじめ、いまやアメリカ製スニーカーは激減。しかし現在もアメリカ製でスニーカーを作り続けている唯一のメジャーブランドこそがニューバランスだ。

ブランドの歴史を駆け足で振り返ろう。

1906年にボストンで矯正靴メーカーとして創業し、その知識と経験を活かし’60年代にカスタムメイドのランニングシューズを手掛け徐々に知名度を高めていく。のちにラルフ・ローレンが1300を愛用するなど、ファッショニスタたちからも指示されるようになり、いまの地位を築き上げたというわけだ。

現在のニューバランスは、アメリカ製と英国製はハンドメイド、アジア製(中国、べトナムなど)は大量生産と、モデルによって生産拠点を分けている。そのため前者は手間とクオリティが高い分プライスにも跳ね返っているが、それでも履き心地の良さは多くの人を感動させている。

仮に生産国が変わってもこのクオリティを保たれるなら問題はないが、昭和世代としては高品質なMade in U.S.A.を貫くニューバランスの姿勢にロマンを感じてしまうのだ。

Made in U.S.A の人気モデル3足を紹介!

1.クラシカルでも履き心地は抜群。【M996 NCB】

‘88年に登場して以来、絶大な人気を誇る996。上の二足と比べるとクラシカルな佇まいだがENCAPを採用し履き心地は抜群。アッパーは天然皮革のフルグレインレザーで高級感もプラスされている。3万3000円

2.ハイテク顔の人気モデル!【M990 GL5】

「1000点満点で990点」のキャッチコピーで知られる990。現在は第5世代目となり、ソールにはクッション性に優れたENCAPとABZORBを採用。クラシカルさを残しつつも、ややハイテクな佇まいを醸すだけにスポーティな着こなしや軍パンなどに似合いそうだ。3万800円

3.NB 最高峰は伊達じゃない!【M1700 BKJ】

’99年に登場した1700を復刻したアメリカ製モデル。素材には当時の最先端技術を惜しげもなく投入し、高価格でも納得させられるほどのスペックを有する。その履き心地は極上といっても過言ではない。公式ストア限定モデル。3万7400円

【問い合わせ】
ニューバランス ジャパンお客様相談室 
TEL0120-85-0997

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「Lightning 2021年6月号 Vol.326」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部