「カリフォルニア工務店」の、こだわりが詰まった存在感抜群の家。

「カリフォルニア工務店」が手掛ける住宅は、住まう人のライフスタイルを感じられる。アメリカ西海岸のカルチャーを存分に落とし込んだ新しい空間デザインは必見だ。さて今回は、工務店の原点ともいうべき、サーファーズハウスの施工例をピックアップして紹介!

西海岸の香りが漂う、これぞサーファーズハウス。

カリフォルニア工務店の家づくりは、まず住まう人とのコミュニケーションから始まる。その人の趣味やライフスタイルをしっかりと把握するのは言うまでもなく、クライアントが理想とする空間に対して、時代性や機能性のある空間デザインを提供するのだ。今回紹介する施工例は、その最たる実例といえる。

エントランスから入ると、遮る壁もなく広いリビング・ダイニングキッチンが出迎えてくれる

こちらのサーファーズハウスにお住まいのオーナーさんは、カリフォルニア工務店が主催する、アメリカ西海岸の住宅や建築物を見学する「カリフォルニアスタイルツアー」へ参加したこともあり、共通の好みもお互いで共有している間柄。そんな経緯もあり、オーナーさんのライフスタイルを細かく空間デザインに取り入れているのが魅力だ。

内装材はエイジングされた無垢材を使用しており、アメリカ西海岸の《BEACH感》を演出

サーフィンはもちろん、ハーレーやクルマ、釣りなど多趣味なオーナーさんのために、敷地北側はパーキングスペースとして活用し、多種なオーナーのグッズをレイアウトするために「シダーシェッド」を設置。

家に入る動線は、駐車場からアクセスしやすいようにエントランスを東側に用意
駐車場奥にはオーナーさんの多趣味なグッズを収納するシダーシェッドを設置。多目的に使 える収納場所があると、暮らしが充実する

またBBQも楽しまれる方なので、アイランドキッチンからは広いリビングダイニングを見渡せるように設計しており、カバードポーチにもすぐに出られる動線を確保。そして敷地南側にはシンボルツリーとしてのヤシの木が目立つ広い庭を確保し、夏にはプールを置いて遊ぶこともできるそう。ゆくゆくはゴルフの練習場としても活用する予定なのだとか。素敵です♪

カバードポーチにはリビングからも手軽に出られる、アメリカンスタイルの動線設計となっ ている。梁から吊るされたソファブランコは、 安らぎを与えてくれるインテリアだ
リビング上は大きな吹き抜けとなっている。圧迫感がないのはもちろんのこと、吹き抜けがあることで、風と光が通り広々と感じることができる
カリフォルニアブルーのソファは、カリフォルニア工務店が手掛けたオリジナルのもの。リビングで過ごす時間が充実したものになる
エントランスには雰囲気抜群の植栽をチョイス。やはりカリフォルニアテイストの住宅で外せないのは、ヤシ系の植栽である

【問い合わせ】
カリフォルニア工務店
TEL03-6459-5071
http://www.cal-co.jp

(出典/「Lightning 2021年10月号 Vol.330」)

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Lightning 編集部
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