キャンプデビューに必要不可欠! お手本にしたいクルマ選び。【20選】

ひとつ上のアウトドアスタイルを勉強ができる最高のイベントが静岡県は朝霧高原で開催された。今年初めて開催された「Let’s Chill Out!」は、VWのイベントである「フラッシュバグズミーティング」とコラボして、キャンプとカスタムカーショー、それに物販ブースがいっしょになったアウトドアの総合イベント。出店者は自慢のアウトドアヴィークルで駆けつけて、キャンプをしながらイベントを楽しもうという趣旨。そこにはクルマやスタイルにはちょっとうるさいアウトドアの達人が大集合。こだわり派キャンパーのクルマ選びを参考にしてみてはいかが?

アウトドアの達人たちが集まるイベントで、そのスタイルを勉強する。

キャンプとカスタムカーという2つの文化を融合したイベントなので、いわゆる一般的なキャンプ好きとはステージが違う魅力的なクルマが集合!

物販ブースにはキャンプやアウトドアにまつわるヴィンテージから、ウエアやクルマのパーツまで多種多様。オールドランタンなんかもいっぱい。

物販をする人たちもキャンプをしながら参加するというスタイルがほとんど。しかもみんなクルマのチョイスがさすが。枯れたビートルも悪くない。

アメリカ古着やアンティークのアドバタイジングトイなど、アメリカのフリーマーケットに来たようなブースも。掘り出し物を探すのも楽しい作業だ。

アメリカ車のパネルバン(ワゴンのキャビン後方にウィンドーが無いタイプ)は荷物を積むにも、少人数のキャンプにも使えると勉強になるスタイル。

旧いクルマでキャンプに行くならランタンや水筒などもアンティークをチョイスすれば時代感が統一されてスタイルが決まる。こういうスタイル重視のイベントでは物販ブースでも手に入るのだ。

会場にはツリーハウスなんかも設置されていて、アウトドア愛好家にとっては最高のシチュエーション。富士山系の景色も最高!

キャンピングカーはバンだけでない、こだわりのキャンパースタイル。

こんなこだわりの詰まったイベントだから、会場に集まったのはこだわりのクルマばかり。それぞれの思い描くキャンプスタイルを実現すべく手に入れたであろう愛車たちを紹介していこう!

1.ニッサン キャラバン

埼玉でキャンプ民泊NONIWAを主宰するエリー(右)さんとアオさん(左)はニッサン・キャラバンをベースにしたキャンパー仕様で登場。

2.AMCジープ チェロキー

もう購入してから14年所有もしているという1977年式AMCジープ・チェロキーに乗る山本聖子さん。このクルマを買ってキャンプを始めたという。

3.シボレー シェビーバン

見た目もカッコよろしいヤングタイマーな年式(1990年代前後)のシェビーバンはショートからミディアムサイズまで多数参加。日本でも扱いやすいモデルであることを証明している。

吉澤さんは娘の愛梨さんと’91年式シェビーバンで来場。アメリカンフード研究家という肩書きを持っているだけに愛車もアメリカ車が大好物だという。

4.フォード エコノライン

フォードの誇るフルサイズバンであるエコノラインは人も荷物も楽々積めるのが魅力。ボディの2トーンペイントがクラシックなスタイルをさらに強調する。

5.フォルクスワーゲン ウエストファリアキャンパー

VWのウエストファリアキャンパーはルーフが上に開くことで居住性を拡大。この手のモデルは経年による塗装の焼けやくすみも風合いになっている。

6.トヨタ ランドクルーザー

60系ランクルをベースにウッドパネルやルーフラックなどでカスタムすると、どこかアメリカ的なスタイルになるという好例。太いタイヤも大事だ。

こちらは日本の専門店で製作されるランクルをベースにしたオーバーランダースタイル。これ一台でどこでも行けそうな力強さを感じるスタイルである。

7.フォルクスワーゲン ビートル

低い車高のキャルルックでまとめたVWビートルでキャンピングトレーラーを引っ張るというアメリカ的スタイル。キャンプグッズもこだわっている。

こちらもビートル。あえて派手にカスタムせず、オリジナルルックが逆に新鮮なオールドビートルにテントを積み込んでキャンプに参加。コンパクトなギアを選べばルーフラックも必要ないんだね。趣味もプライベートもこれ1台というスタイル。

8.ジープ ラングラー

JKラングラーのサハラにゴツゴツとしたタイヤやルーフラックを装着したアウトドアカスタム。日本ではレアなショートボディは狭い林道でも強さを発揮。

9.ダッジ ラムバン

フルサイズのダッジ・ラムバンはショートからミディアムボディが日本では人気。これはヤレた雰囲気もそのままに使い倒している様子がよくわかる。

10.シボレー ブレイザー

1971年式シボレー・ブレイザーはシャシーからシボレー・タホのモノを使い、エンジンも現代のモノに換装。クラシカルなルックスでモダンな走りを手に入れた。引っ張るトレーラーも時代感を合わせるという上級者なスタイル。

11.フォード ブロンコ

これからどんどん希少価値が出てきそうな高年式のフォード・ブロンコ(通称ビッグ・ブロンコ)はホイールベースが短いので日本でも扱いやすいモデルだ。

12.シボレー ベルエア ワゴン

1962年式のシボレー・ベルエア・ワゴンをキャンプ・ヴィークルに。アメリカの旧きよきフルサイズワゴンがアウトドアや旅行に使われていた歴史が甦る。

13.AMCジープ ワゴニア

台風被害で水没したけど、フルレストアしたという1977年式AMCジープ・ワゴニアで参加する増田香さん。女性でもクルマ愛は男も顔負けである。

14.B.C.ヴァーノン キャンピングカー

横浜でジープ・ワゴニアやキャンピングカーを専門にライフスタイルを提案するバディオートの水野大册さんはB.C.ヴァーノンのキャンピングカーで登場。

15.フォルクスワーゲン カルマンギア・コンバーチブル

VWのカルマンギア・コンバーチブルではさすがにキャンプはキツイけど、トレーラーをけん引すれば楽しめるという実例。レベルの高い遊び方だ。

16.フォルクスワーゲン タイプ2

経年による塗装のヤレやサビなんかも、あえてそのままの雰囲気の1959年式VWタイプ2。クルマの雰囲気に合わせてキャンプ道具も自作したりして楽しんでいる。

17.トヨタ ハイエース

国産旧車のキャンパーといえば4駆系モデルがメジャーななか、人とは違う国産旧車に乗りたいならオールドハイエースというチョイスも悪くないね。

18.ポルシェ

アーバンスタイルのキャンパーを目指すならポルシェという選択肢もあり。ルーフラックを装備するだけでも雰囲気が出る。

19.フォルクスワーゲン タイプ1

キュートなルックスに惚れて手に入れたという伊藤美穂さんの’61年式VWタイプ1は品川シングルナンバーという歴史あり。これでキャンプもこなす。

20.ランドローバー レンジローバー

ほぼ毎週キャンプに行くというdaikichi446さんとakichansan102さんご夫婦は新車から乗っている’96年式レンジローバー。走行距離は26万㎞!!

 

フィールドに薪ストーブを設置してキャンプを楽しむという強者も。使っているギアもヴィンテージばかりという
筋金入り。まさにキャンプ上級者である。こんな楽しみ方ができるのもキャンプの相棒となるクルマがあるからこそ。グランピングやBBQなどから入門した新規アウトドア愛好家の皆さんも、こだわりのクルマを手に入れればさらにキャンプが楽しくなるはず。参考にして、愛車を探してみてはいかが?

(出典/「Lightning 2021年1月号 Vol.321」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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