シボレー・シェビーバンは仕事にも遊びにもハマる、 オールマイティーな一台だ!

茅ヶ崎にあるボタニカルショップ、ボヘミアンズの代表であり、ガーデナーとしてクリエイティブな庭を創り出す菊地さんは、レトロな風合いがオシャレな雰囲気を醸し出す1978年式のシボレーのシェビーバンを愛用中。シェビーバンの魅力についてお話を伺った。

「経年変化ってカッコいい!」と納得させるラットスタイルのアメリカンバン。

「ボヘミアンズ」CEO/ガーデナー 菊地 亮さん|菊地さんがプロデュースしたグリーンが数多く並ぶボタニカルショップ、ボヘミアンズにて。手入れが行き届いた美しい植物の数々は、もはや芸術の領域

「もともと新車は自分のスタイルに合わないと言うか、何か気持ち悪くて乗れないんですよね。このシェビーバンの前もトヨタのデリボーイに乗ってました。それもオールドな風貌で外車っぽく見えて、カッコいいし好きだったんですが、ガーデナーの仕事をする上では少し車体が小さくて。そこでもっと大きなシェビーバンにしようと思ったんです」

自身が手がけた庭にはこのように定期的に足を運ぶ。長い付き合いとなるお客さんへの手入れのアドバイスは欠かさない

そしてこの経年変化によって生まれたラットスタイルのカラーリングに出会い、惚れ込んで即座に購入を決意。

「自分の創る庭もこのクルマと同じと言うか、経年変化することによって魅力を増していくものを創っているんです。お客さんにはいつまでも喜んでいてもらいたいですから。だから、自分がこの一台に出会えたことはひょっとしたら運命だったのかもしれませんね。それに、まだ買ってからたったの半年しか経っていないのに、今回のような取材のお話をいただけたんですから」

実際のところ、この記事は幾多の偶然と出会いが重なり生まれたもの。この巡り合わせのタイミングを聞くと、或いは必然の出来事だったのかもしれない。

この日は友であり、ビジネスパートナーでもある古着ショップ兼内装デザイナーの海野飛竜さんたちとの打ち合わせで、渋谷へ移動。外装を担うガーデナーと、内装を担うデ ザイナーの協力は、良い家を造るには欠かせない
プライベートでもコンビニに行く時などによく乗っているというクルーザー。Santa Cruz のデッキにIndependent のトラック という老舗ブランド同士の組み合わせが、 オトナなコンプリートである

【1978 CHEVROLET CHEVY VAN G10】外観に合わせてコーディネイトした、渾身のカスタマイズ。

全長が約4.6m、幅と高さが約2mと、大きな車体に配されたレッドカラーが、長年の時を経て綺麗に色落ちし、程よく味が出たラットスタイルに。そのエイジングした外装は、自由の国アメリカを想像させる、まさにお手本のような佇まいだ。サイドミラーが見えづらいなど、年式による不便さは若干あるものの、それを補って余りある所有感は、言葉では言い表せない高揚感を味わえる。

シボレーのシェビーバンの象徴的部分。ホイールだけはどうしてもオリジナルにこだわりたか ったと話す、一番のお気に入り部分
ダブルハッチは、仕事では荷物の積み下ろしが楽になり、遊びではキャンプがなにかと便利に。貨物スペースには、ハサミやホースなど 仕事で使う最低限の必需品が入っている
購入時は、外装は経年変化をしたレトロなカラーリングだったのに対し、内装は柄模様が天井にまで施されおり、キレイすぎてイ メージが合わなかったそう。そこで外装に合わせて、このような形に改装。菊地さんの世界観と センスが存分に発揮されている

(出典/「Lightning6月号増刊 VAN STYLE」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

Pick Up おすすめ記事

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

ジャパンレザーの集大成がここに。AJLP始動。

  • 2026.08.06

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトが始動した。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく、革のプロフェッショナルたちがここに集結した。 ALL J...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

遊びをぎっしり詰め込んだ“俺ジーンズ”を作ってみた。

  • 2026.07.29

児島に本社と工房を置くベティスミスでは、その人に合ったジーンズをフルオーダーで作ることができる。そこで編集部スタッフが現地へ赴き、わがまま言い放題の“俺だけのジーンズ”をオーダー。その様子と完成品をレポートする。 編集・ジョージ(右)|編集部イチのジーンズ偏愛者といっても過言ではない。とんでもないジ...