心行くまでクルマと遊び尽くせる、極上のガレージハウス。

成功者だけが手にできるクルマとの最高の時間。自宅の向かいに個性的なガレージを持つ近藤正一さんは、その夢を実現したひとり。そんな偉大な先人のライフスタイルから“大人のガレージ空間”について学ぶ。

日常を解放できるひと時を過ごせる満たされた空間。

ガレージには打ち合わせなどに使える多目的スペースを設けた。机周りも遊び心が満載で、クルマのシートをイスとして活用したり、中には
鉄道模型のジオラマなども飾られる。これといったルールがあるというよりも、好きなものに囲まれることに重きを置いているそうだ

男のロマンがぎっしりと詰まった夢のような空間。それはクルマ好きならずとも憧れる、夢のガレージ生活だ。カメラマン近藤正一氏が自宅の向かいに構えるガレージには、そのような印象が見受けられる。

カメラマン 近藤正一さん|六本木に「近藤スタジオ」 を構えるコマーシャルフォ トの第一人者。化粧品や時計などを中心に、数々の広告、雑誌などの誌面を飾る。趣味のクルマで悠々自適に楽しんでいる様が実に気持ちいい

本人にお会いすると、レアなヴィンテージカーから最新モデルまで非常に造詣が深く、いわゆるマニアやコレクターとは違う遊び方でクルマと向き合っていることがすぐさまわかる。単なるクルマ好きというよりも、遊べるキャパシティの範囲で、最高のクルマと最高の時間を過ごしている。

ガレージには英国のクラシックカーである軽快なオープンスポーツのモーガンと、趣味にまつわるものが陳列されている。無造作に置かれているオブジェや写真集の中には超レアなお宝もある。好きなものばかりに囲まれる極上のリラックス感が味わえる

こちらと自宅などに並ぶ車両のうち、氏のコレクションの軸となるのは、極上のクラシックカーだ。どれも抜群のコンディションである上に、通勤で使えるかどうかを条件にコンパクトなモデルを選んでいるという。

この車両は約7年前に入手したというオースティン・ヒーレーのスプライト。 相場に比べてかなり高価であったが、それに見合う別格のコンディションで あったことが購入の決め手となったとのこと
こちらはBMWの90周年記念モ デル、BMW R nine Tで、クルマと並行して乗り続けている

そんな愛車を囲むガレージには、氏の好きなものがぎっしりと並んでいる。多忙な仕事から気持ちリフレッシュするためにもこの場所が必要不可欠だと氏は述べる。思いっきり働いた分だけ、思いっきり遊ぶ。そんなライフスタイルを何十年も実践することではじめて手にできる、理想の空間がここにあるのだ。

いかにも“男の城” といった印象のガレージの外観。重厚かつ洗練されたイメージが共存している。こちらは事務所のガレージで、隣接する自宅の車庫にも、オースティン・ヒーレ ーやポルシェが並んでいる
自宅ガレージの隣の一室。以前、この場所は趣味部屋として利用していた。こちらも主にクルマ関係のオブジェなど、ク ラシックカーにまつわるプロダクツが並ぶ。どれも氏の愛用の逸品ばかり
何台ものポルシェを乗り継いできた氏を以てしても、絶品の個体だと言わしめる1988年式のポ ルシェ 930 カレラ。サーキット走行ではじめてこのクルマの本質的な走りが見えてくると氏は語る
某雑誌の表紙を飾った、かつて近藤氏が所有していた幻のポルシェ カレラ RSの写真も額装している。まさに男のこだわりをギュッと凝縮した、クルマ好きの理想郷といえるガレージ内部だ
ガレージの壁にはかつてF1で活躍した、大変貴重なフェラーリ 312T2のスペアカーのリアウイングが飾られる

近藤さんのクルマ愛が伝わってくるガレージライフ。好きなものに囲まれて暮らすという、男ならではの夢がかなった、心が満たされる空間である。モーガンのシートに座って映画を味わうなんてそうそうできることじゃありません!

「ガレージ」のある暮らしを見る

(出典/「Lightning 2018年2月号 Vol.286」)

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