ここ数年、「ダウンジャケット」や「フリース」といったアウトドアウエアが冬のファッションの定番になっています。革ジャンやデニムのイメージが強いLightningですが、アウトドアウエアも得意中の得意。これまでにも度々特集してきました。そんなファッションに欠かせない存在となったアウトドアウエアを、ヴィンテージの紹介や細かなスペックを掲載するなど、Lightning目線で紹介するのが「Lightning Archives“アウトドア”」。ファッションとしてのアウトドアウエアの面白さが感じられる一冊です。
「アウトドアウエア」が歩んだ1世紀を徹底網羅!
100年前と言えばドレスでもワークでもない、いわゆる「スポーツジャケット」が誕生した時代。その影響はアウトドアウエアにも色濃く反映されていた。カタログ形式の本書を読めば、これらの服が現代着のあらゆる面でデザインソースとなっていることが分かると同時に、思わず「100年前にもこんなデザインがあったんだ」と感心してしまうはず。
釣り道具に傘、ブランドカタログまで!?
掲載アイテムは、ジャケットのほかキャップ、ブーツ、釣り道具、ブランドカタログなども含め、その数なんと400点以上。それに加えて、パタゴニアやノースフェイスといったお馴染みのアウトドアブランドから、なかなかお目にかかれない幻のブランド、今ではアウトドアの面影もないあの人気ブランドまで、様々なブランドの背景を探ることもできちゃうのだ!
機能性とデザイン性、「アウトドアウエア」にはどっちもある!
かつてアウトドアウエアに求められていたのは、過酷な環境下にも耐えうる頑丈さ。そして、時が経ち科学が進歩すると、伸縮性・防水性などの機能が求められるようになり、軽量化も進みました。しかし、今も昔も変わらないのはそのオシャレなデザイン。デザインの微妙な変化に注目してみても面白いのでは?
いかがでしょう。「アウトドアウエア」も、男が拘りを持って身に着けたい立派なアイテム。革ジャンやデニム同様、今回の「アウトドア」もぜひお手に取ってみてください!