映画『大脱走』のマックイーンに憧れて……【1970 Triumph TR6 TROPHY/トライアンフ】

バイクは男にとってただの移動の手段ではない。いつの時代も憧れの存在であり、ライフスタイルを引き立ててくれる相棒だ。今回は神戸で人気のセレクトショップ「ノーネーム」の店長・松本大樹さんの愛車をご紹介。映画『大脱走』をきっかけに手に入れたヴィンテージ・トライアンフは乗れば乗るほど楽しみが広がっているようだ。

映画『大脱走』の劇中車と同じTR6。

20190304_1_05

1956~’73年まで製造されたTR6はアメリカのオフロードシーンで高い人気を誇ったバイクとしても知られる。現在のマーケットでも極めて人気が高く、VMXレースでも多く見かけられる。650㏄エンジンを搭載する。

「もともとハーレーに乗っていたんですが、映画『大脱走』でマックイーンが乗るトライアンフが凄く格好良くて……すぐ乗り換えちゃいました(笑)」

という松本さんの愛車は、劇中車と同じTR6。ほとんどがオリジナルだが、マフラーのみダートスタイルにしたかったため、径が細いタイプをワンオフで製作し装着しているという。

20190304_1_01
味わい深い雰囲気の外装オリジナルペイントが残る
20190304_1_02
当時モノのアマル製キャブレターを装着している

「購入当時は旧車のことは全然知らなかったんですが、幸いショップに来店されるお客様たちの方がバイク詳しいので、みんなに教わりながら専門知識やメンテ方法なども覚えたので、大きなトラブルもありません。しかもお客さんとも仲良くなれて今ではツーリングも一緒に行くことも多いんですよ。今後はもっとこのバイクで遊んでみたくて、まずはダートトラックを走ってみたいんです。だから今はオリジナルパーツがほとんどですが、徐々にスクランブラースタイルに変えていくつもりなんですよ」

20190304_1_03
エキパイはダートトラックレーサーを意識して左出しに変更している
20190304_1_04
シートは軽快なセパレートタイプに変更しているが、ヴィンテージを使い車両との時代感を合わせている

さらなるバイクライフの充実を目論む松本さんは、店で取り扱うブランドの服を自然体で着こなす好印象な佇まい。まさにマックイーンらしいスタイルを地で行くトライアンフ乗りといっったところだ。

お話を伺ったのは……「NO NAME ノーネーム」トアウエスト店長・松本大樹さん

神戸で人気を誇るセレクトショップ「ノーネーム」の店長。もともと別会社に勤めており、ノーネームの服が好きでお客さんとして通っていたが、それが高じてそのままスタッフになったという異色の経歴を持つ。

(出典/「別冊LightningVol.198 ディア・マイ・モーターサイクル

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

Pick Up おすすめ記事

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

夏のアメカジがもっと楽しくなる「HEATH」のオリジナルプリントT !!

  • 2026.06.30

横浜を拠点に“大人のアメカジ”を提案する「ヒース」。セレクトショップでありながらハイクオリティなオリジナルプロダクツに定評があり、遊び心のあるアイテムや限定モデルも多く展開している。その筆頭が7.4オンスの肉厚Tシャツシリーズだろう。 [caption id="" align="alignnone"...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。