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長年愛され続けるコンパクトな初代モデル【1972 Ford Bronco】
’65年8月、ジープ・CJ-5やインターナショナル・スカウトなど、当時急成長を遂げていた4WD市場にフォードが満を持して投入したのがブロンコだ。’77年までに生産された初代モデルは、アーリーブロンコとして今でも愛されている。
- 【Specification】
●全長×全幅×全高/3863×1755×1809㎜
●ホイールベース/2336㎜
●車両重量/1700㎏
●エンジン/V型8気筒
●排気量/302cid(約5L)
●トランスミッション/3速コラムAT
●乗車定員/4名
●車両価格/応相談
男心をくすぐる憧れのアーリーブロンコのここがポイント!
【その1】都心でも乗りやすいコンパクトなボディ。
【その2】V8ならではのパワフルな走り。
【その3】アメリカでも貴重なオリジナルペイント。
この車両は、ガレージ弦巻で販売中の’72年式のブロンコ・スポーツ。なんと非常に珍しいTampico Yellowのオリジナルペイントをキープした一台。所々擦れている部分もあるが概ね状態は良く、大部分はツヤも失われていない。アップデートカスタムや、ハイリフトカスタムが人気となっているが、実はアメリカでもこういったオリジナルをキープした個体の人気は非常に高くなっているという。なんとも男の所有欲をそそる一台なのだ。
細かなディテールもチェックしてみよう!
リアゲートは、まず背面タイヤのキャリアを横に開き、上下二分割で開く構造。ゲートが下に開くため、荷物の出し入れも便利。
デビュー当初のオプションだった289cidのV8エンジンは、’69年に302cidに排気量をアップ。最高出力は205hpを誇る。
スチールむき出しの平面的なダッシュにスイッチ類が無造作に並ぶ、現代車ではありえないデザインが逆に魅力的に見える。
リアシート後部のカーゴスペースも意外に広い。リアシートを外すことでさらなるスペースを作り出すことも可能。
シートは純正同様のマテリアルで張り替えられている。フロントはセパレートで、コンパクトなリアシートと合わせて4名乗車が可能。
ガソリンタンクはオプションで二つ搭載することが可能。ひとつはリアカーゴの下に、もうひとつは運転席下に位置し給油口が二つある。
▼同じくオリジナルに近い、1974年式のアーリーブロンコもチェック!
ウィリスMBのDNAを受け継ぐ元祖ユーティリティ4×4【2018 JEEP Wrangler】
第二次大戦中の軍用自動車として誕生したウィリスMBのイメージを継承しながらモデルチェンジを繰り返してきたジープ。写真のJK型ラングラーは、’07年に登場。4ドアのアンリミテッドが人気となり、大成功を収めたモデルだ。
- 【Specification】
●全長×全幅×全高/4705×1880×1845㎜
●ホイールベース/2945㎜
●車両重量/2040㎏
●エンジン/V型6気筒
●排気量/219.9cid(約3.6L)
●トランスミッション/5速フロアAT
●乗車定員/5名
●車両価格/466万370円~(タイガーパッケージCタイプ・税別)
車検もOK! タイガーパッケージのここがポイント!
【その1】歴史あるジープの最新モデル。
【その2】未だに健在! 本格的オフロード性能。
【その3】カスタム済みの新車をディーラーで購入可能。
埼玉県のタイガーオートでは、新車のラングラーに同店オススメのパーツを最初から取り付けたタイガーパッケージを販売している。この車両は3インチリフトアップに加えて35インチタイヤを装着したタイプCというパッケージ。これをベースにLINE-XでペイントしたJAOSバンパーや、JKラングラー専用に開発されたALPINE9インチナビを装着したカスタム車両。ちなみタイガーオートではこの状態で新車で販売しているため、車検ももちろんこのままでOK。
細かなディテールもチェックしてみよう!
リアゲートはスペアタイヤが備わる下半分を右側に開いた上で、上部のガラス部分を跳ね上げる仕組み。
エンジンは3.6リッターのV型6気筒で、トランスミッションは5速AT。オフロードはもちろん、街中でも快適に走行が可能。
ダッシュにはALPINE製9インチナビのJK型ラングラー専用キット、BIG-Xを装着。既存のダッシュに馴染んだ筐体デザインが魅力。
ホイールベースの長いアンリミテッドは、カーゴスペースも広く、リアシートを畳まなくてもかなりの積載能力を持つ。
リアシートはタイガーオートオリジナルのリクライニングキットを組み込んであるため、背もたれの角度を変更可能となっている。
タイガーパッケージのタイプCは、3インチリフトアップで、MKWのMK46というホイールにBFGの35インチタイヤを装着する。
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アメリカの伝統を体現する2大巨塔。特にアーリーブロンコは、年式によって半世紀が経過しているヴィンテージカーで、すでにアメリカでも価格高騰中で状態の良い個体は入手が難しくなってきているという。一方ラングラーはというと、アメリカでは次期JL型ラングラーが発表され、日本でも年末には販売されるそう。新車でJK型を買うのは最後のチャンスとなりそうなので、入手したい方はぜひお早めに。
(出典/「Lightning 2018年5月号 Vol.289」)
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