今話題の“倉庫っぽい”空間&インテリア「ウェアハウススタイル」とは?

年月を感じさせる古い木材だったり、梁や配管が丸見えだったり、天井がやけに高かったり、石やコンクリートでできた工場っぽい壁だったり……。そんな“無骨さ”が目立つショップやオフィス、公共施設が、ここ最近増殖していることをご存じだろうか?

名付けて“倉庫っぽい”=“ウェアハウススタイル”の空間が、いま人気急上昇中なのだ。ちょっと雑然としているくらいが逆にかっこよく、ガレージや工場を思わせるインダストリアルなクールさと作り込みすぎていない空間デザインがシンプルでお洒落。そんな男女問わず魅了する“倉庫っぽい”空間を集めてみた。

ここで取り上げるのは商業施設、ショップだが、自宅にも取り入れられる要素がたくさん。ぜひとも参考にしてみてほしい。“ウェアハウススタイル”の持つ魅力をピックアップ!

1.丸見えの配管やパイプのラフさがクール!

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2014年10月、横浜ランドマークタワーの足下にある造船ドック跡地の横にオープンしたシェアスペース。キッチンやホール、スタジオ、アトリエなど目的に合わせて選べるレンタルスペースやワークラウンジなどを備えた、アイデア次第でいかようにも集える、大人のためのコミュニケーションの場。パイプがむき出しの天井は、天板を外して白く塗っただけ。あえて作り込みすぎないようにしたという設計が、自由度の高い空間コンセプトと共鳴している。

【DATA】
BUKATSUDO(ブカツドー)
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザB1F
Tel/045-681-2880
営業/7:00~23:00、土・日・祝日10:00~22:00
休み/お盆、年末年始

2.ユーズド感ある自然素材が主張する。

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ユーズド家具や雑貨を扱う「マーヴィスタガーデン」は、買い付け先のロサンゼルス付近にあるウェアハウス(倉庫)をイメージしてデザイン。築20年ほどの一般的な集合住宅をリノベーションしている。平天井だったのを傾斜のある倉庫らしい天井にすることによって開放感を高めた。天井、壁、床にユーズド感を施しているので、商品である家具もまるでそこで使われているかのようにしっくりと馴染む。

【DATA】
Mar vista garden(マーヴィスタガーデン)
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南2-11-15
Tel/0467-38-4141
営業/10:00~18:00
休み/不定

3.あえて“っぱなし”にした床の無造作感が斬新!

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倉庫・物流施設の総合コンサルティング業務を手がけるイーソーコグループのリソーコが、今年2月にオープンしたカスタマイズオフィス。もと倉庫だったフロアを採光の良い空間にリノベーション。床材をはがしたままに仕上げるなど、「っぱなし」感のある斬新な加工を施している。スタートアップや成長期のチーム向けに貸し出す個室に加え、会議室や共有ラウンジなどがあり、個室入居者は定められたルール内で、自分のオフィスをカスタマイズできる。

【DATA】
co-ba Re-SOHKO(コーバ リソーコ)
東京都港区芝浦1-13-10
第3東運ビル8F

4.無機質で無骨な石壁がかえって新鮮!

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地元・宇都宮の大谷石を壁材として積み上げた古い鉄骨造の倉庫をリノベーションした美容室。1950~’70年代のアメリカンカルチャーを愛するオーナーのこだわりが随所に光る。石の壁面に張り巡らされた木の枠など、基本的には倉庫にあったものを活用。そこに、高い天井を活かしてロフトスペースをつくったり、床をモルタルで仕上げるなど、無機質なガレージ感をさらに高める工夫がされている。

【DATA】
NEAT(ニート)
栃木県宇都宮市下川俣町14-3
Tel/028-612-7361
営業/月曜 10:00~19:00、水~土曜10:00~20:00、日曜・祝日 10:00~18:00
休み/火曜、第3月曜

5.高い天井が開放的で気持ちいい。

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長く利用されないまま放置されていた1943年竣工の海運倉庫を、外観はそのままに内部空間をリノベーション。2階建ての建築物が中にすっぽり入るほどの天井高が開放感を生んでいる。人気のサイクルスポット、瀬戸内しまなみ海道の拠点に位置する当施設は、2014年3月にできた複合施設。部屋に自転車を持ち込めるサイクリスト向けホテルや自転車ショップの他、レストランやベーカリーなど、旅を楽しむサイクリストと地域の人の憩いの場だ。

【DATA】
ONOMICHI U2(オノミチ ユーツー)
広島県尾道市西御所町5-11
Tel/0848-21-0550
https://onomichi-u2.com/

【リノベーション倉庫①】サイクリストの聖地に生まれ変わった第二次大戦中の海運倉庫|広島・尾道

【リノベーション倉庫①】サイクリストの聖地に生まれ変わった第二次大戦中の海運倉庫|広島・尾道

2023年02月21日

どの建物にも共通する“倉庫っぽい”という要素。単純に「新しければ良し」ではない。すでにあるものを活かし、そこにある時代が醸し出す空気感を愛し、そこに今の時代ならではのアレンジを加える。そして、新しいライフスタイルを創り出す。いま最高にクールな“ウェアハウス”スタイルには、そんな建物への新しい付き合い方も反映されているようだ。

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
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