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iPhoneケースの利便性では、Peak DesignのEveryday Caseしか勝たん!【基本編】

 

さまざまなiPhoneケースを利用しているが、多彩な『利便性』という意味では、Peak DesignのEveryday Caseに勝るものはないだろう。Peak DesignのEveryday Caseの活用方法を、【基本編】【上級編】に分けてお伝えする。

Peak Design・Everyday Case
https://www.ginichi.com/shop/pg/1report030/

iPhoneの多彩な使い方をサポートするPeak DesignのEveryday Caseが最強【上級編】

iPhoneの多彩な使い方をサポートするPeak DesignのEveryday Caseが最強【上級編】

2025年10月17日

Peak Designユーザー必携のiPhoneケース

勢い余ってサンフランシスコの旗艦店に行ってしまうほど、自他共に認める、Peak Designファンの私だが、当然のことながら、Everyday Caseも使っている。

Everyday Caseは、iPhoneなどスマートフォンのケースのシリーズで、さまざまなジョイントを介して、いろいろな方法でスマートフォンを保持することができるようになっている。ストラップや、スタンド、カーマウントや、バイクマウントなどが用意されているのはもちろんだが、Everyday Bagシリーズや、Slingなどのストラップ、Travel Tripodなどとも連携できるようになっており、Peak Design沼にハマっている我々を、さらなる深みに引きずり込んでくれる(便利になるということでもある)。

PeakDesign Everyday Case iPhone 14 Pro Max用
https://amzn.to/3S7ISty

なお、Mobileシリーズが用意されているのはiPhone 11シリーズ以降のモデルと、Samsung Galaxyの一部のモデル。それ以外のスマホについては、一般的なスマホケースに貼り付ける『ユニバーサルアダプター』https://amzn.to/3TMtyUo )が用意されている。

ちなみに、iPhone 15シリーズ用はまだ日本に上陸していない。iPhone 15 Proを14 Pro用のケースに入れたみたら、使えなくはないけど、微妙に緩い。ここは15 Pro用を待ちたいところだ。

アップルは、毎年微妙にサイズを変えるのが、ケースの使い回しにおいてやっかいだが、アップル的にベストなサイズを求めての試行錯誤だろうから、いたしかたない……と思っている。

さて、まず、ケースの話。

まず、重要なポイントは、ケースとしての質感が良いということ。

ケース本体はポリカーボネート素材で出来ており、外周のフレームはTPU、裏にはシックなナイロンキャンバス地を貼り込んでいる。強度と、プロテクション性能、そして持ち心地の良さを高次元でバランスさせているのはさすが。

実は小さな違いのある2種類のバージョンがある。ナイロンループの付いているタイプと、付いていないタイプだ。筆者は単体で使っていてもホールド性が高い方がいいので(仕事柄、iPhoneを傷つけるワケにはいかないので)、ナイロンループの付いたタイプを使っている。

大切なカメラ回りにはポリカーボネート素材が盛り上がっており、しっかりとレンズ部分を守ってくれている。

『ソフトロック』『ハードロック』2種類の固定方法を使いこなそう

最大の特徴はSlimLinkと呼ばれる背面のマウントだ。

このSlimLinkは、MagSafeに近い『ソフトロック』と、ラッチ付きでしっかりと固定する『ハードロック』が用意されており、用途に応じて、両方のマウントを使うことができる。

ソフトロックは簡単に付け外しが出来て便利で、さらにMagSafe充電なども行うことができるし、ハードロックの方は自転車やバイクに装着しても安心なほどのしっかりとした固定を簡単に行うことができる。

まず、SlimLinkのソフトロックはご覧のように何も突起のないマウントで、磁力を用いて普通にペタリとくっつけることができる。

たとえば、こちらはスタンド ウォレット( https://amzn.to/3vBeLla )。ソフトロックに対応しており、マグネットの力だけでくっつき、スタンドとしても利用することができる(ただし、利用した感じでは絶対に外れないというワケではないので、重要なクレジットカードなどは入れない方が良さそう)。スタンドを兼ねない、シンプルなスリムウォレット( https://amzn.to/3TTxd2U )もある。

こちらは撮影時のスタンドとしても使えるモバイルトライポッド( https://amzn.to/3Sa9KJi )。

こちらもソフトロックで固定できる。アルミ削り出しというゴージャスな仕様で、少々重さはあるものの、安心して使えるし、クオリティー感がとても高い。

ボールマウントの部分のネジを締めるための六角レンチも内蔵されている。

この切削加工で作られた六角レンチは、マグネットで「パチン!」と固定できる様子が実に気持ち良くて、意味もなく付け外ししてしまうほど(笑)

バイクに固定しても落とす心配を感じないハードロック

さて、Everyday Caseの真の価値であるSlimLinkのハードロックのご説明をしよう。

SlimLinkのハードロックは、磁石で位置決めすると同時に四角形の穴の内側にツメを引っかける構造のマウント。一度はめ込むと、ロック解除ボタンを押さない限り外れない。この安心感がすごい。

バイクや自転車のマウントもこのハードロックで固定する。

ここでは、ハードロック対応のクリエイターキット( https://amzn.to/48O51md )をご紹介しよう。

クリエイターキットはSlimLinkのハードロックを利用してMobileケースを固定する。基部は、GoProマウントと互換性があり、同梱のアルカスイス互換プレートや1/4 インチネジ穴付きプレートを組み合わせることで、さまざまなマウントにiPhoneをしっかり固定できる。

たとえば、アルカスイス互換プレートを介して、トラベル トライポッドにこのように固定できる。

日常的に一眼カメラ用にトラベル トライポッドを使っている筆者としては、たまらなく便利なマウントだ。基部には先端がプラスチックになったネジが付属しており、これを締め込むことで、アルカスイスマウントのガタツキをなくすこともできるようになっている。

さらに、カメラバッグやベルトなどにキャプチャーカメラクリップを取り付けると、そこにクリエイターキットを取り付けることもできる。

バッグにiPhoneを固定しておけば、いつでも撮影を始めることができるので、とても便利だ。頻繁に撮影するシチュエーションでは、バッグやポケットに収納してしまうよりも便利だ。

上級編では、さらに便利な使い方をご紹介しよう。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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