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Yo-Kai Express渋谷に降臨! フォーを含む新メニュー3つ追加!

ThunderVoltでたびたびレポートしている、自動調理ロボットのYo-Kai Expressが、旅行代理店大手のHISと協力して、渋谷モディ B1FにあるHIS渋谷本店併設の『変なカフェ』に、自動調理販売機を導入。同時に、新メニューを3種類追加した。

Yo-Kai Expressはシリコンバレーのフードテックベンチャー。自動調理ロボットで、フードサービスの提供が難しい場所や時間に、温かくて美味しい食事を提供することをミッションにしている。

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本日の発表会は、実際の設置場所である渋谷モディ B1FにあるHIS渋谷本店で行われた。

これまでと違って、アクセスが非常にいい!

登壇されたのは、左からYo-Kai Express Japan GMの土屋圭司さん、HIS取締役上席執行役員の山野邉淳さん、Food Tech Studio – Bites!共同創業者の外村仁さんの3人。

従来、JR東日本、首都高速道路公団、羽田空港、熊本空港など、名だたる企業と協業し、空港、駅、高速道路のパーキングなどに設置されてきたYo-Kai Expressだが、コンビニ、カフェ、ファミレスなど競業の多い街中に出店するのは初めて。

HISとしては、渋谷の店舗には、海外を目指す日本の旅行者や、海外からの旅行者が多いことを考え、各国の名物麺類や、国内の地域ごとのラーメンをメニューに取り入れ、ボーダレスに体験性の高い食材を非接触で提供したいとのこと。

『HISは、Questを後押ししてくれる会社』

Yo-Kai Expressのプロジェクトに深く関わっている外村さんは、学生時代からバックパッカーとして旅行をしており、当時からHISは『新しいfrontierを見せてくれる会社』『Questを後押ししてくれる会社』だったとして、協業できることを喜んでいると述べた。

外村さんは、今でもたびたび旅行に出掛けるとのことで、数年前にも家族で、ミャンマーで気球に乗って古代寺院を空から堪能したり、モンゴルでゲルに宿泊し馬に乗ったりしたという。ちなみに、昨日まではオーストラリアに行っていたとのこと。

土屋さんは、Yo-Kai Expressの目指すところを説明してくれた。

世界的な課題として、労働者不足、人件費の高騰、提供時間の不足が挙げられており、温かい食事を自動で提供できれば、助かる人が数多くいる。美味しい食事を自動調理ロボットで提供できるYo-Kai Expressがあれば、夜の高速道路のパーキング、時間外の駅、レストランが営業していない時間の空港など、温かいモノが食べられない場所で、たいへん喜ばれることになる。

『Vietnamチキンフォー』はじめ、3種類の麺を追加

Yo-Kai Expressは、現在アメリカで100カ所以上、日本でも20カ所以上に展開しているが、日本ではすでにラーメン、うどん、そばなど、17種類のメニューが開発されており、それぞれの設置場所で食べられる麺が違うというのもユニークなところ。

ちなみに、今回提供予定のメニューのうち、新しいのは、『Vietnamチキンフォー』、『喜多方Shoyu』、『IPPUDO スパイシー担々麺』の3種類。また、以前、九州の熊本空港で提供が開始された『Taiwan牛肉麺』、『桂花熊本とんこつらーめん』も提供される。

新メニューはどれも美味しいので、ぜひお試しを!

それぞれ、試食してきたので、簡単に味をご紹介しておこう。

『Vietnamチキンフォー』は、ナンプラーと鶏ガラで作られたスープが非常に美味しかった。麺もYo-Kai Expressの、冷凍されたものをスチームで加熱する……という調理方法にマッチしているのか、ツルリとした食感で非常に美味しかった。鶏むね肉もパサパサしておらずしっとり美味しいし、パクチーもさりげなく効いていて、これまでの濃いめの味付けのものが多いYo-Kai Expressの麺とは違う魅力があった。

驚いたのは、レモンがしっかり『レモン』だったこと。冷凍のものをスチームで加熱して提供しているとは思えないほど、レモンらしい酸っぱさ(苦味でなく)があった。

筆者個人的には、歴代Yo-Kai Expressのベストである『燕三条 Se-Abura』に匹敵する美味しさだったと思う。

価格も790円(税込)と、割安。

『IPPUDO スパイシー担々麺』も今回の目玉のひとつ。一風堂ルミネエスト店で限定販売されたメニューをアレンジしているとのことだが、スパイシーで濃い味がラーメンらしくて魅力的。

単体でも十分に辛いのだが、付属の辣油を追加すると、さらなる辛さを楽しめる。

驚いたのは、実はこの『IPPUDO スパイシー担々麺』は、プラントベースの素材で作られているということ。肉味噌のようなトッピングが入ってるのだが、これも大豆由来の素材なのだそうだ。食べ終わってからプラントベースだということを聞いたのだが、食べてる間にはまったく気が付かなかった。価格は980円(税込)。

そして、最後のひとつが、『喜多方Shoyu』。

喜多方ラーメンも、この製法に向いているのか、非常に美味しかった。スープも麺も、喜多方ラーメンっぽい美味しさだし、すごく贅沢にチャーシューも乗っていて、美味しかった。これもお勧め。850円(税込)。

詳しくはこちら。

Yo-Kai Express
https://www.yokaiexpress.com/ja

食後のコーヒーは、ロボットが作ってくれる一杯を

ちなみに、設置されている『変なカフェ』はHISの運営する、ロボットがコーヒーを売ってくれるカフェ。

コーヒーを注文すると、このロボットが豆を挽いて、粉をフィルターに入れ、お湯を注いで、コーヒーを作ってくれる。ちなみに500円(税込)だった。ロボットアームの働きを観察しているのも面白いし、コーヒーもなかなかに本格的な味。

Yo-Kai Expressのラーメンを食べたあとは、ロボットの入れてくれたコーヒーを飲んで一服するのも一興かも。

(村上タクタ)

 

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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