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合計約2万円安! iPad(第10世代)周辺機器はアップル純正より、ロジクール製がお勧め!

ロジクールとアップルは協力関係にあり、ロジクールには他のメーカーより優先して、アップルの新製品に関するデータが渡っているようである。

昨年10月に発売されたiPad(第10世代)の周辺機器も、純正とほぼ同等、しかしリーズナブルな製品がロジクールから発売された。ここまでくると、アップル周辺機器のセカンドラインといってもいいかもしれない。

特にiPad(第10世代)の場合、文教用途として低価格でないといけない商品なのに、ボディ形状変更、円安のダブルパンチで、特に日本においては価格が上がってしまっている。だから、安価なスタイラス、キーボードの提供は非常に重要だ。

というわけで、Crayonに続いてロジクールから発売されたSlim FolioとCombo Touchをご紹介しよう。

アップル純正Magic Keyboard Folioは素敵だが、高価

まずは、iPad(第10世代)について、ご説明しょう。

iPad(第10世代)は文教用、エントリー用として今後重要な位置づけとなるiPadだ。しかし、ボディ形状変更、円安から、64GBのWi-Fiモデルでも6万8800円(税込・以下同)、256GBのセルラーモデルにいたっては11万6800円となってしまっている。これでは、子供用でなくても周辺機器の価格をできるだけ抑えたくなる。

ちなみに、純正のApple Pencil(第1世代)は1万4880円、Magic Keyboard Folioは3万8800円となっている。優れた製品ではあるが、ひと昔前ならiPad本体が買えてしまいそうな価格である。

しかし、ロジクールのCrayonは1万0780円。Slim Folioは1万8700円。Combo Touchは2万4750円と、以前よりは円安の影響を受けてるとはいえ、かなりリーズナブル。

表にまとめると、こんな感じ。ロジクール製品で固めると、かなり出費を抑制できる。

では、それぞれの特徴を説明しよう。

Crayonに関しては、以前に公開したこちらの記事をご参照いただきたい。

iPad(第10世代)に最適! USB-C充電でき、Apple Pencil(第1世代)より4100円安い! ロジクールCrayon

iPad(第10世代)に最適! USB-C充電でき、Apple Pencil(第1世代)より4100円安い! ロジクールCrayon

2025年10月17日

Combo Touchはリーズナブルなのにトラックパッド付き

純正のMagic Keyboard Folioの特徴は、打鍵感の優れたセパレート型のキートップであると同時に、トラックパッドが付いていることにある。また、サイド部分に移動したSmart Connectorを利用して接続するので、Bluetoothなどのワイヤレスの設定が不要だ。

Smart Connectorは銀行や役所など、情報漏洩を防ぐためにワイヤレス接続が制限されている場所でも使えるように設計された仕組みだが、設定の手間がない、バッテリーが不要……などのメリットもある。

Combo Touchは、これらMagic Keyboard Folioの美点を多く引き継いでいる。トラックパッドを持ち、Smart Connector経由で接続できるからBluetoothなどの設定が不要だ。

ロジクール Combo Touch
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/ipad-keyboards/combo-touch.html

Magic Keyboard Folioとの大きな違いは、ケースとしてのプロテクション機能を持っているかどうかだろう。Magic Keyboard Folioはサイドがむき出しだ。本体の美しいカラーを楽しめるようにという配慮だろうが、もし落としてしまったりした時には、確実に本体の角が凹んでしまう。

対してCombo Touchはプロテクション性能を持つケースとなっているので、万が一の落下時にも比較的安心だ。子供に持たせるなら、なおのことその方がいいだろう。また、Apple PencilやCrayonを取り付けられるホルダーがあるのも嬉しい(Crayonだと少しタイトだが)。

また、Magic Keyboard Folioと同じく、キーボード部分を取り外すことができる。ワイヤレス接続ではないので、取り外すとキーボードとしては機能しないが、映像を楽しむ時などにキーボード部分を取り外して、シンプルなスタンドとして利用することもできる。

プロテクション性能も高く、安価なキーボード。お勧め!

Slim Folioはよりシンプルなキーボード付きケース。従来からロジクールが提供してたタイプ。こちらは、トラックパッドを持たず、Smart ConnectorではなくBluetoothで接続する。1万8700円と安価だし、サイド部分も守られていて、ケースとしての安全性も高い。子供に持たせるなら、これがベストなチョイスだろう。

ロジクール Slim Folio
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/ipad-keyboards/slim-folio-ipad-keyboard-case.html

CrayonとSlim Folioを合わせて2万9480円。本体の6万8800円と合わせると、9万8280円と、なんとか10万円を切る価格に抑えることができる。それでも安いとは言い難いが、円安の間は、なんとかロジクールの製品を活用してしのぐしかないだろう。

iPad(第10世代)と一緒に使うなら、純正以上にお勧めできる良い製品だ。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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