新作を着てみたシリーズ。Vol.02 サウンドマン編

ロンドン在住時に日本の出版社と出会い、自身のアパレルブランドをやりながら、日本の雑誌やプロダクツを販売する「クラッチカフェロンドン」のディレクターもこなす日々。

日本生まれの良いモノを英国から世界に発信することになった男が送る、英国のファッション事情や、現地の人たちが着こなすジャパンプロダクツなどなどをゆるーく紹介していくのがこの記事。

今回はクラッチカフェロンドンに入荷したジャパンブランドの新作アイテムをディレクター自らが着てコーディネイトも提案する。

英国人にもブレイクしそうな使い勝手の良い1着。

ロンドンでも桜の花が咲き始め、春が恋しい今日この頃(ロンドンの朝は3、4度です、、、まだまだ寒い!)。雨を弾く、風を通さない、イイ感じのさらっと羽織れるジャケットが欲しくなるこの時期に、まさにそんなジャケットがサウンドマンから入荷。

現代のジャンパーと呼ばれるジャケットの原型になったのがハリントンジャケットの存在。英国ではモッズやスキンズ、アメリカではアイビースタイルの人たちに愛された。そんなクラシカルな定番のサウンドマン版がこれ
背中は2枚仕立てになるアンブレラヨーク。ボタン留めのポケットフラップが付くなど、雨の多い英国生まれのジャケットのディテールを取り入れている。ウエストにはアジャスターが付いているのでフィット感を調整できる

ウォルタージャケット(日本語だとワルターなのかな?)というこのジャケット。ブランドのラインシート(ブランドから配布されるコレクションの詳細)にはこんな説明が。

「腰が隠れる着丈&裏地なし一枚仕立てのハリントンジャケット。一枚袖のラグランスリーブ、ファスナー付き胸ポケット、ボタン付き腰ポケット、ウエストアジャスター、ベンチレーションも兼ねたアンブレラヨークなど、主に英国のそれにみられるディティールを掛け合わせデザイン。素材は天然撥水性が高いスーピマコットン先染めしたコットンギャバジン。ボタンには本水牛ボタンを使用」と。

商品入荷と同時に袖を通してみました、こんな感じ。

カジュアルなインナーに2タックのワイドなトラウザーズを合わせてもしっくりと来ますね。どんなカラーにも合わせやすいベージュっていうのもコーディネイトの幅を広げてくれそう

僕のイメージだと、こんなタックの入った緩めのパンツに合わせるのが今の雰囲気かなっと思うんですが。

クラッチカフェのオリーが着ると、

シャツをタックインするとジャケットの絶妙な着丈が活きてきます。シンプルなジャケットなので、ミリタリーやデニムなどのワーク系のアイテムとカジュアルに合わせても、大人っぽさを表現できます

やはりクラシカルなイギリスっぽいいい感じ。

サウンドマンの今井さん曰く、

「何かの元ネタがあったわけではなく、さまざまなハリントンジャケットを組み合わせ、ファイブポケットデニムからツータックのトラウザースまで、コーディネイトするボトムスを選ばない、自分にとっての理想のハリントンジャケットになったかもしれません」とのこと。

シンプルにデニムとの組み合わせも良いですよね。まだまだ肌寒い日があるロンドンでは間違いなく活躍してくれそうです。

◆

クラッチカフェではこちらで購入可能です。もちろん日本にも発送可能です。

▼購入はこちらから

https://clutch-cafe.com/collections/soundman/products/soundman-walter-jacket-beige

この記事を書いた人
岡部隆志
この記事を書いた人

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

クラッチカフェロンドン、アレヴォルディレクター。20歳のときに(2000年)渡英。ロンドンで過ごす時間が人生の半分を過ぎたころから日本語力が衰え始めてきた九州男児。中学生のときに購入したアメリカ製のジーンズをきっかけにアメカジにハマるも一番の好物はサッカー。将来の夢はサッカーチームのオーナー。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

Pick Up おすすめ記事

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...