SUGAR CANEが復刻! アメリカのアウトドア史を支えた正統「ALASKA SLEEPING BAG」。

1930年代初頭にアメリカ・オレゴン州ポートランドで創業したALASKA SLEEPING BAG。ダウンを使用した寒冷地用のシュラフのメーカーに始まり、アウトドアウエアやギアの製造販売も手掛け、その高品質なプロダクツはアウトドア・ブームで評判となり、そのブーム最盛期を過ぎた’70年代終わりまで存在した。それをSUGAR CANEが実名で昨年から”復刻”。今季も注目のコレクションを展開する。

BUFFALO PLAID “STAG JACKET”(右)/NAVY WOOL MELTON“STAG JACKET”(左)

(左)1950年代に作られたバッファロープレイドのウール素材を使ったスタッグジャケット。当時WOOLRICHがOEM生産していたヴィンテージをもとに忠実に再現している。Lot No.AS15215/ ¥46,200_

(右)右のバッファローチェックのモデルと同型で、素材にネイビーメルトンを使用した1960年代のモデルに倣って再現した。Lot No.AS15216/¥42,900_

GOOSE DOWN MADE IN U.S.A. “ARCTIC” WORK&HUNTING COAT(右)/GOOSE DOWN MADE IN U.S.A. “VIKING VEST”(中)/GOOSE DOWN MADE IN U.S.A. “WINTER KING” JACKET(左)

(右)1950 ~’60年代の最上級モデル。撥水・防風加工したナイロンコットン素材の表地と、700フィルパワーのグースダウンを組み合わせた。SUGAR CANEのアメリカ工場で生産。フードのファーは北米産のコヨーテを用いた豪華な1着。Lot No.AS15211/ ¥151,800_

(中)こちらもSUGAR CANEのアメリカ工場で生産したダウンベスト。700フィルパワーのグースダウンを使用している。襟リブはヴァージンウール製でブラウンテープのCCジッパーも装備する。Lot No.AS15212/ ¥64,900_

(左)1950年代のモデルをSUGAR CANEのアメリカ工場で再現。ナイロンコットンの表地に700フィルパワーのグースダウンを装備。ブラウンテープのCROWNジッパー仕様だ。Lot No.AS15213/¥86,900_

“NORTHERN LIGHT” DOWN JACKET(右)/“REVERSIT” DOWN JACKET(左)

(右)1970年代頃に使われていた「オーロララベル」が付くモデルで、このシリーズはヴィンテージをもとにSUGAR CANEがアレンジを加えているのが特徴。表地にポリエステル82%、コットン18%のグログラン生地、内側にグースダウンを搭載する。Lot No.AS15218/ ¥64,900_

(左)こちらもSUGAR CANEがアレンジを加えた「オーロララベル」のもの。表地、裏地ともに撥水と防風加工したリバーシブルタイプで、グースダウンを内蔵している。フロントにはTバーの回転式ビスロンジッパーを装備。Lot No.AS15217/ ¥64,900_

“HUNTING” PADDING VEST(右)/“APOLLO” PADDING PARKA(左)

(右)内側にダウンではなく中綿を内蔵しているため、取り扱いが容易なパディングベスト。フロントにはブラウンテープのTALONジッパーを装備する。Lot No.AS15219/ ¥31,900_

(左)石油採掘業者や建設作業員など屋外での作業を想定して作られたパティングパーカ。中綿を使用しており、高い防寒性を誇るのにスッキリしたシルエットが特徴だ。Lot No.AS15220/ ¥53,900_

【DATA】
SUGAR CANE
Tel.03-3632-2321
https://www.sugarcane.jp/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「CLUTCH2022年12月号 Vol.88」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

Pick Up おすすめ記事

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...