職人魂あふれる英国レザーブランド『Hawkmoth Leather Co.』を青田買い!

  • 2021.11.01  2016.03.11

「Hawkmoth Leather Co.」。
聞いたことないな……?と思ったあなた。
それもそのはず、まだ産声を上げたばかりの新進気鋭ブランドなのだから。我々も、つい先日その名を知ったばかりだ。
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オーナーの名は、トム・サンダーソン氏。旧き良きものを愛するがゆえ、英国ではなかなか思い描くようなレザー製のベルトやバッグが見つからないことへの歯痒さがあった。そして今、イギリスはサセックス州の中心部で、ハンドメイドによるレザープロダクツを製作している。ブランドが掲げているのは「多くのプロダクツに職人魂が息づいていた時代の再興」。イギリスの文化に根づいた歴史的なデザインに着想を得て、使いこむほどに魅力の増すモノづくりが特長だ。
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ブランドの定番は、ハンドメイドによるレザーベルト。革ならではの経年変化を愛して止まないサンダーソン氏は、あえて何色もの染料を幾層にも重ねて使用することで深みのある風合いを生み出している。そうすることで褪色も早まるのだという。使用している革はイギリス製。リネンステッチのBeeワックスにいたっては、 地元の有機養蜂家から購入しているほど。納得のいく素材だけを使用する。それがHawkmoth Leather Co.のこだわりだ。
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▲ Hawkmoth Standard’ Belt £145_
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▲ ‘Eyed’ Ranger Belt £185_
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▲ ‘Memento Mori’ Belt £185_
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▲ ‘Bottle’ Ranger Belt £185_
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▲ The ‘Propeller’ Belt £225_
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日本でも、オンラインショップからの購入が可能だ。備考欄に一言書けば、好みの真鍮製バックルを選ぶこともできる。さらにベルトはすべて、キャンバス地とパラシュートテープで作りあげた手製のケースに入って届くという。まだまだ作り手の見えるスケールだからこその、心憎い演出だ。
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▲ 余談だが、Hawkmothは「ホークモス」と発音する。名画「羊たちの沈黙」のビジュアルにも使われている、スズメガという毛の生えた蛾の呼称で、ブランドロゴにもなっている。背中の模様がスカルのように見えるため、国によっては不吉な象徴として知られているが、その一方でタトゥーとして身体に刻み込むほど熱狂的なファンも多い。
「他人と同じものはつまらない。でも、クラフトマンシップが感じられるモノが良い……」そんなジレンマを抱えている人は、是非とも手に取ってみてほしい。近く、その名が世界へと轟くことを期待したい。
www.hawkmothleather.co.uk
(Text by CLUTCH Magazine 編集部)

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