「ワンスター」「Perfecto」をはじめとする伝説的なライダースジャケットで知られるSchott。バイク乗りならば、一度は憧れたことがあるだろう孤高のレザーウエアブランドである。
一方、世界的にアイコニックな人々を描いたポートレイトや心酔するモーターサイクルカルチャーを描いた絵で知られ、ヨーロッパを中心に多くのファンを持つアーティスト、コンラッド・リーチ。アート好きばかりでなく、バイク乗りにもその名を知る人は少なくない。そんなコンラッドとSchottとのドリームタッグが、このたびパートナーシップという形で実現することになった。
コンラッドは、自身もSchottのジャケットを愛用しており(下記写真は『CLUTCH Vol.22』の表紙のカットだが、ここで彼が着用しているのもSchottのジャケットである)、まさに相思相愛、どちらのファンとしても見逃すことのできない非常に嬉しいニュースだ。
12月よりSchottが国内に展開する店舗にて、コンラッドの作品展示・販売が順次始まる(現状決定しているのは、原宿「Schott Garage」、船橋「Schott TOKYO-BAY」、博多「Schott SOUTH」)。まずは一つめの動きとして、来たる12月13日(日)の14時~16時に裏原宿エリアに位置する店舗「Schott Garage」2階にて、コンラッド・リーチ作品の受注会が行われる。この日はなんと実際に本人が店先に登場し、購入者は直接コンラッドと交流できるという(※本人の来日は、現状では今回の原宿店舗販売のみ。他店舗は未定。)
コンラッドは普段L.A.を拠点にしていて、こうした展示会に立つことは稀。今回の来日は、半年ぶりである。短い時間ではあるが、それだけにこの2時間がいかに貴重な機会であるかはおわかりいただけるだろう。ヴィンテージやそれに付随するクラシックな世界観、トラディショナルなモーターサイクルカルチャーを好む者にとって、非常に濃く熱い時間になることは、間違いない。
受注会が行われる「Schott Garage」は、裏原宿エリアにおいて独特の存在感を放つ。一歩中に入れば、オールドアメリカンな内装が客を出迎えてくれるこの建物は、コンラッドの作品世界を引き出すにはこの上ないしつらえだ。Schottが生み出す空間ごと味わえば、きっと絵のあるライフスタイルの贅沢さを、よりリアルに身近なものとして感じとることができるだろう。
日時:12月13日(日) 14:00~16:00
場所:Schott Garage(ショット・ガレージ)
東京都渋谷区神宮前4-28-26
Tel.03-3403-3215
http://schott-nyc.jp
(ヨシザワ)