トラッドにおいて黒はイレギュラー? 「黒のトラッド」特集の「2nd(セカンド)」12月号は本日発売!

ただ黒であるだけで印象が変わり、どこかモードな香りを漂わせてしまいます。長らくトラッドファッションにおける「黒」は、イレギュラーな存在でした。しかし1980年代を境に、その認識は少しずつ変化していきます。今では黒は、多くの人々にとってごく身近で、欠かせない色となりました。となれば、しばらく距離を置いてきた私たちアメトラ好きも、そろそろ“黒”について真剣に考えるべき時が来たのかもしれません。むしろ、これまで遠ざかっていたからこそ見出せる新たな魅力があるはずです。今回は、あえて“黒”を軸に、いつもの『2nd』に登場するアイテムを紹介します。もちろん、トラッドなマインドはそのままに。特集に登場するのは、すべて“黒”です。

Masterpiece in Black 名作の黒

“黒”は一般的なファッションシーンで多用される一方で、トラッドの世界では意外と敬遠されがちな色でした。一見すると静かで控えめながら、装いの印象を最も強く左右するのはやはり黒。落ち着きの中に意志を宿し、全体を引き締める力を持ちます。今回はそんな“黒”を主役に据え、「インディビジュアライズドシャツ」や「エディー・バウアー」など、名門ブランドのマスターピースに宿る“黒”の魅力を紐解きます。

Trad Meets Black トラッドと黒。

伝統的なアメリカントラッドにおいて“黒”という色は決して身近な存在であるとは言えません。どちらかといえば、モードやパンクといった当時からすると前衛的なスタイルとの結びつきが強く、伝統的なトラッドを愛する者たちにとっては、敬遠されがちな色でした。そんなトラッドとあいまみえることのないように思える“黒”をいつものスタイルにサラッと取り入れてみると、これまでには感じえなかった新鮮なスタイルができあがります。

トラッド巧者は“黒”をどう着こなす?

クラシックを愛する人ほど、“黒”の扱いには慎重です。フォーマルの象徴でもあり、重く見えがちな色。しかし、上品さと洒落感を両立させる鍵もまた、この黒にあるのではないか。本企画では、トラッドを知り尽くした巧者たちが、黒をどのように自分のスタイルに取り入れているのかを徹底取材。スーツ、ブレザー、シャツ、ベスト、チノパン──それぞれの黒が持つ表情と取り入れ方に迫ります。黒という色の難しさを、どう粋へと変えているのか。その答えがきっとここで見つかるはずです。

僕らがこの冬、着たい黒 BLACK IS THE NEW TRAD.

フォーマルにもカジュアルにも馴染みながら、いつの時代も品と芯の強さを宿す“黒”──そんな黒のアイテムの魅力をあらためて掘り下げた、今号の特集内企画「僕らがこの冬、着たい黒」。クラシックなトラッドスタイルを軸に、アウターからニット、パンツ、ミリタリーアイテムに至るまで、あらゆる“黒い”アイテムを編集部目線で集めました。あなたもこの冬着たいブラックアイテムがきっと見つかるはず。ここまで黒だけのアイテムのページって、なかなか見たことないですよね?笑

いまこそ穿きたいブラックデニムの魅力

これまで、小物以外セカンドではあまり登場することのなかった黒いアイテムですが、唯一ブラックデニムは馴染みあるアイテムとしてたびたび紹介してきました。ブルーデニムだと野暮になってしまいかねないスタイリングでも、ブラックに変えるだけで解消されることが多々あります。そんなブラックデニムの魅力を改めて見直すべく、デニムのスペシャリスト「オーセン」前村拓実さんへインタビュー。今気分のスタイリングや、色味や風合いなど実は細かく異なるブラックのニュアンスを解説いただいています。また、「野暮にならない黒デニムのススメ」として、定番・新作問わず、ワードローブに必需のブラックデニムカタログも掲載しています。

黒のトラッドAtoZ

「黒の特集をやる」と決めた編集部は、多くの黒のアイテムを探すべくリサーチを重ねました。そのなかで、デニムやコート、ニット、ミリタリーといった今特集でメインとして扱ったアイテムのほかにも様々なアイテムがあることがわかりました。これらを誌面に載せないのはもったいないと思い、A〜Zまでの全26項目にわけて黒にまつわるトピック集を製作。注目の黒アイテムや業界人取材、黒にまつわるトピックなどをギュッとまとめた8ページです。

第2特集

今号の第2特集は「エル・エル・ビーン」です。アメリカ東海岸の最北端、メイン州の過酷な大自然の中で生まれたブランドは、その厳しくも美しい環境に育まれながら、モノづくりの哲学を深く形づくってきました。100年以上にわたり受け継がれる“必然の名作”と、いまもなお進化を続ける名品を紹介します。

2ndフリマSNAP in HAMBURGER FESTIVAL

9月13日から15日の3日間にわたり開催された「ハンバーガーフェス」では、今年も「2ndフリマ」を同時開催しました。『セカンド』誌面でおなじみの業界人たちが出品した選りすぐりのアイテムを求めて、全国から多くの服好きが来場。熱気あふれる横浜赤レンガ倉庫の会場で、新人編集部員3名がスナップを敢行しました。

>>購入はこちら

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

前代未聞! “自立する”ジーンズ。「EIGHT’G」から職人泣かせならぬトラウマな超極厚ジーンズ登場。

  • 2026.02.04

前代未聞。エイトジーがまたしてもやってくれた! 超ヘビーな27.5オンスのジーンズの登場。生地の厚みと重量感はデニム史上でも圧倒的で、まるで穿く甲冑のような迫力。縫製は熟練職人の手作業のみで行われ、普通のジーンズでは味わえないタフさと存在感を誇る。穿くだけで男の背筋が伸びる、気合十分の究極仕様、“自...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

【VAN×2nd別注】スポーティなレタードカーティガンでひと味違うアイビースタイルを。

  • 2026.02.03

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【VAN×2nd】トラックカーディガン[レタードワッペンセット] 日本にアイビーの礎を築いたブランド、「VAN(ヴァ...

ヘビーデューティど真ん中! レトロなデイパックに注目。

  • 2026.01.26

1977年に発売された『ヘビーデューティの本』という名著をご存知だろうか。当時数々の雑誌で、イラスト・ルポ(自ら現地に赴いて取材した内容をイラストを用いながら報告すること)を描いていた小林泰彦さんが手掛けた1冊で、いまだファッション好きにとってのバイブルとなっている。ヘビーデューティとは、「耐久性が...

アメリカンヴィンテージやヨーロッパのアンティーク品や建築物からインスパイアされた「ホリゾンブルー」のジュエリー

  • 2025.12.28

宝飾品と呼ぶべき繊細で美しいジュエリーを世に送り出し、国内外で人気を集めるHorizon Blue Jewelry。アメリカンヴィンテージだけでなく、ヨーロッパのアンティーク品や建築物など様々なものからインスパイアされた逸品は、大量生産できないため入手機会の少ない希少な存在だが、ここでは今後発売する...

Pick Up おすすめ記事

こんなコスパのライダース、見たことある? 「中田商店」のオリジナルブランドのライダースを侮るなかれ!

  • 2025.12.29

東京・上野にある老舗ショップ、中田商店。そのオリジナルブランドが「モーガン・メンフィスベル」だ。中田商店というと、ミリタリーのイメージが強いが、モーガン・メンフィスベルでは、ミリタリーをはじめ、様々なレザーウエアを展開している。もちろん、ライダースのラインナップも豊富。今回は珠玉のライダースを紹介す...

前代未聞! “自立する”ジーンズ。「EIGHT’G」から職人泣かせならぬトラウマな超極厚ジーンズ登場。

  • 2026.02.04

前代未聞。エイトジーがまたしてもやってくれた! 超ヘビーな27.5オンスのジーンズの登場。生地の厚みと重量感はデニム史上でも圧倒的で、まるで穿く甲冑のような迫力。縫製は熟練職人の手作業のみで行われ、普通のジーンズでは味わえないタフさと存在感を誇る。穿くだけで男の背筋が伸びる、気合十分の究極仕様、“自...

【WorldWorkers×2nd別注】夏コーデの幅が広がる2色! 美シルエットのフレンチM-52ショーツ

  • 2026.02.10

これまで4色のバリエーションで展開してきた「World Workers(ワールド ワーカーズ)」のビーチコーデュロイショーツ。今回は落ち着いた色味のヴィンテージカーキと、爽やかさで洒脱なオレンジという新たな2色で再登場! シンプルで悩みがちな夏のコーディネイトに新たな選択肢を与えてくれる良色です。 ...

【KERRY WOOLLEN MILLS×2nd別注】本物のアランは暖かさだけじゃない! アランケーブル クルーセーター登場

  • 2026.01.24

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【KERRY WOOLLEN MILLS×2nd】アランケーブル クルーセーター もともとは海の男たちを守るための、...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...