トラッドにおいて黒はイレギュラー? 「黒のトラッド」特集の「2nd(セカンド)」12月号は本日発売!

  • 2025.10.16

ただ黒であるだけで印象が変わり、どこかモードな香りを漂わせてしまいます。長らくトラッドファッションにおける「黒」は、イレギュラーな存在でした。しかし1980年代を境に、その認識は少しずつ変化していきます。今では黒は、多くの人々にとってごく身近で、欠かせない色となりました。となれば、しばらく距離を置いてきた私たちアメトラ好きも、そろそろ“黒”について真剣に考えるべき時が来たのかもしれません。むしろ、これまで遠ざかっていたからこそ見出せる新たな魅力があるはずです。今回は、あえて“黒”を軸に、いつもの『2nd』に登場するアイテムを紹介します。もちろん、トラッドなマインドはそのままに。特集に登場するのは、すべて“黒”です。

Masterpiece in Black 名作の黒

“黒”は一般的なファッションシーンで多用される一方で、トラッドの世界では意外と敬遠されがちな色でした。一見すると静かで控えめながら、装いの印象を最も強く左右するのはやはり黒。落ち着きの中に意志を宿し、全体を引き締める力を持ちます。今回はそんな“黒”を主役に据え、「インディビジュアライズドシャツ」や「エディー・バウアー」など、名門ブランドのマスターピースに宿る“黒”の魅力を紐解きます。

Trad Meets Black トラッドと黒。

伝統的なアメリカントラッドにおいて“黒”という色は決して身近な存在であるとは言えません。どちらかといえば、モードやパンクといった当時からすると前衛的なスタイルとの結びつきが強く、伝統的なトラッドを愛する者たちにとっては、敬遠されがちな色でした。そんなトラッドとあいまみえることのないように思える“黒”をいつものスタイルにサラッと取り入れてみると、これまでには感じえなかった新鮮なスタイルができあがります。

トラッド巧者は“黒”をどう着こなす?

クラシックを愛する人ほど、“黒”の扱いには慎重です。フォーマルの象徴でもあり、重く見えがちな色。しかし、上品さと洒落感を両立させる鍵もまた、この黒にあるのではないか。本企画では、トラッドを知り尽くした巧者たちが、黒をどのように自分のスタイルに取り入れているのかを徹底取材。スーツ、ブレザー、シャツ、ベスト、チノパン──それぞれの黒が持つ表情と取り入れ方に迫ります。黒という色の難しさを、どう粋へと変えているのか。その答えがきっとここで見つかるはずです。

僕らがこの冬、着たい黒 BLACK IS THE NEW TRAD.

フォーマルにもカジュアルにも馴染みながら、いつの時代も品と芯の強さを宿す“黒”──そんな黒のアイテムの魅力をあらためて掘り下げた、今号の特集内企画「僕らがこの冬、着たい黒」。クラシックなトラッドスタイルを軸に、アウターからニット、パンツ、ミリタリーアイテムに至るまで、あらゆる“黒い”アイテムを編集部目線で集めました。あなたもこの冬着たいブラックアイテムがきっと見つかるはず。ここまで黒だけのアイテムのページって、なかなか見たことないですよね?笑

いまこそ穿きたいブラックデニムの魅力

これまで、小物以外セカンドではあまり登場することのなかった黒いアイテムですが、唯一ブラックデニムは馴染みあるアイテムとしてたびたび紹介してきました。ブルーデニムだと野暮になってしまいかねないスタイリングでも、ブラックに変えるだけで解消されることが多々あります。そんなブラックデニムの魅力を改めて見直すべく、デニムのスペシャリスト「オーセン」前村拓実さんへインタビュー。今気分のスタイリングや、色味や風合いなど実は細かく異なるブラックのニュアンスを解説いただいています。また、「野暮にならない黒デニムのススメ」として、定番・新作問わず、ワードローブに必需のブラックデニムカタログも掲載しています。

黒のトラッドAtoZ

「黒の特集をやる」と決めた編集部は、多くの黒のアイテムを探すべくリサーチを重ねました。そのなかで、デニムやコート、ニット、ミリタリーといった今特集でメインとして扱ったアイテムのほかにも様々なアイテムがあることがわかりました。これらを誌面に載せないのはもったいないと思い、A〜Zまでの全26項目にわけて黒にまつわるトピック集を製作。注目の黒アイテムや業界人取材、黒にまつわるトピックなどをギュッとまとめた8ページです。

第2特集

今号の第2特集は「エル・エル・ビーン」です。アメリカ東海岸の最北端、メイン州の過酷な大自然の中で生まれたブランドは、その厳しくも美しい環境に育まれながら、モノづくりの哲学を深く形づくってきました。100年以上にわたり受け継がれる“必然の名作”と、いまもなお進化を続ける名品を紹介します。

2ndフリマSNAP in HAMBURGER FESTIVAL

9月13日から15日の3日間にわたり開催された「ハンバーガーフェス」では、今年も「2ndフリマ」を同時開催しました。『セカンド』誌面でおなじみの業界人たちが出品した選りすぐりのアイテムを求めて、全国から多くの服好きが来場。熱気あふれる横浜赤レンガ倉庫の会場で、新人編集部員3名がスナップを敢行しました。

>>購入はこちら

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

なまため

2nd(セカンド)

I LOVE クラシックアウトドア

なまため

みなみ188

2nd(セカンド)

ヤングTRADマン

みなみ188

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部