吉祥寺に誕生した新たなアウトドアの聖地へ行ってきた! 「エディバウアー吉祥寺店」12月20日オープン

1920年にアメリカのシアトルにて創業した老舗アウトドアブランド、〈エディー・バウアー〉。2nd編集部内にもファンの多いブランドで、昨年の冬には「一冊丸ごとエディ・バウアー」特集を作ったほど。一時日本から撤退するなどのニュースもあったが、2023年春夏の再上陸以来、初の都内店を吉祥寺にオープンしたとのこと。これは見逃せまい! 早速編集部で突撃!

日本最大級のエディー・バウアーショップで、クラシックアウトドアの空気を満喫。

新店がオープンした場所は、吉祥寺駅の南側「マルイ」のすぐ近く。駅から歩いて3分ほどの好立地で、他の買い物と合わせてフラっと立ち寄れる点は嬉しい。そして、日本にある他の店舗と比べても一番広いそうで、実は〈ファーストダウン〉との複合店でもある。なお、〈ファーストダウン〉は、〈エディー・バウアー〉とも親和性の高いアメリカ・ニュージャージー生まれのダウンブランドで、「吉祥寺店」が初の直営店だ。

店内を物色していると、早速[スカイライナー]を発見。〈エディー・バウアー〉ファンからの評価も高い名作で、1936年に誕生したアメリカ初のダウンジャケットと言われている。かなり広い店内ということもあって、服はもちろんのこと小物からバッグにいたるまで幅広いラインナップが揃っていた。

続いて[クラシックダウンベスト]を試着。これ、税込で17600円ですよ。なにを買うにも高いこの時代に恐るべし、〈エディー・バウアー〉! クラシックな雰囲気漂うパキッとしたオレンジカラーがいい感じ。

無類のキャップ好きに刺さったのは、クラシカルなロゴが刺繍された[コットンツイル ロゴキャップ]。洗いのかかった生地の質感も相まって、まるで古着かのような良いアジを醸し出しております。ちなみにパピー高野、このキャップをガチ買いして帰りました。

隠れた名作とでも言うべきか。この日編集部からの「これいいね!」の声が多かったのが、この[キャンバストートバッグ]。かなり小ぶりなので、荷物少なめメンズにはもちろん、“トートバッグイントートバッグ”としても使えそう。レディスは言うまでもない。

店内にある柱のいくつかには、ブランドのヒストリーや解説が散りばめられている。実はこれ、本国アメリカの店舗で実際に使われているものと同一らしい。こういうのを見ると、「あぁ、アメリカのアウトドアブランドの店に来たんだなぁ〜」って、ワクワクする。

ということで、たっぷりと楽しんでしまった「エディー・バウアー吉祥寺店」。同じ店内に〈ファーストダウン〉もあるし、近辺にはホットな古着店もいくつかあるし、井の頭公園も歩いてすぐなので、デートコースや散歩コースに組み込むのもいいかも。本場アメリカの“THEクラシックアウトドア”をぜひその身で体感してほしい!

【DATA】
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-7-7 HULIC &New KICHIJOJI 1F
TEL0422-26-5350
10:00〜20:00 不定休

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

Pick Up おすすめ記事

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...