これまでにない古着ブームの最中、2023年だけでも数多の古着店がオープンした。 都内屈指の古着の街・吉祥寺に新たに出店した「リルヴィンテージ」はレギュラー古着に力を入れている。リーズナブルでありながらクオリティの高いものも多く揃う、レギュラー古着の宝庫だ。
クラシックが宿るグッドレギュラーの宝庫
コンセプトは「アメリカのホームドラマの登場人物が着ているような、何てことないけどどこかカッコいい服」。なんでもレギュラー古着に力を入れているようで「ヴィンテージではない、いわゆるレギュラー古着も多く扱っています。リーズナブルで一般的には価値が高いとは言えないかもしれないけど、クオリティの高いものも多く、まだまだ発掘されていないところが面白いですよね」と店主の栗山里於さん。
確かに、今まで聞いたことのないマイナーブランドのものでも実際着用してみると想像以上にモノが良い。
「古着が苦手な方にも安心して着用してもらいたい」と商品の状態管理にもこだわっているという同店は、まさにレギュラー古着の宝庫である。
「リルヴィンテージ」で見つけたおすすめのアイテムを紹介!
1.「ロンドンフォグ」のスイングトップ
ブランド名にロンドンと入るが、実はUSネイビーへの納入実績もある歴としたアメリカの老舗ブランド。撥水性のあるデュポン社のコットンポリエステル生地を使用しており、機能性にも優れたライトアウターだ。15,400円
2.日本警察のトラウザーズ
1970年代の日本警察に支給された夏用トラウザーズはなかなか出てこない珍しいアイテム。シルエットは美しい細身のストレート。10,450円
3.「ランチョ サンタフェ」のネルシャツ
マイナーブランドだが、ヘビーな生地感や耐久性の高い貝調ボタンなどの作りの良さが魅力の90年代製。ポップな配色のチェック柄もポイント。8,800円
4.「アメリカン クラフツマン」のネイビーブレザー
17,600円
5.「アンティロープ キャンピング イクイップメント」のバックパック
12,100円
【DATA】
Rill Vintage(リルヴィンテージ)
東京都武蔵野市吉祥寺本町4-13-2 千ハイツ101
営業/13:00〜20:00(土日祝は12:00〜19:00)
休み/不定休
Instagram:@rill___vintage
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2024年4月号 Vol.203」)
Photo/Norihito Suzuki,Satoshi Omura Text/Kihiro Minami