ゴルフもクラシックに! “ラコワニ”を纏い、スウィングするだけでココロも躍る

伝統を重んじながらスポーツウエアとしての機能性を追求する。そんなゴルフスタイルを探して見つけたブランドやプロダクツ。ありきたりなスタイルでは満足できなかったゴルファーたちへ。芝の上でも頼りになるのは、歴史と伝統を持つトラディショナルブランド。その筆頭として紹介したいのが、ご存じポロシャツの元祖であるラコステのポロ。

キャッチーなポロこそ、大人の余裕と心得よ

ラコワニを生んだアーティスト、ロベール・ジョルジュがかつてデザインしたゴルフを愉しむ紳士のイラストを小紋柄でポロシャツにアップデート。SPF50のUVカットを備えたハイストレッチ&ウルトラドライ素材でプレー時もストレスフリー。ポロシャツ1万7600円、肩に掛けたニット3万4100円、ハット1万1000円、パンツ2万2000円/すべてラコステ

ゴルフボールとクラブがモチーフの小紋柄も上の着用モデルと同じくロベール・ジョルジュによるグラフィック。1万7600円

クラシックな鹿の子素材ながら、伸縮・速乾性に優れており、SPF30のUVカット仕様。左襟にラバー製ラコワニのワンポイントが付く。長袖2万2000円、半袖1万9800円

機能もちょうどいいポロ以外のアイテムも。こっちは首元から、ラコワニを覗かせて

コットンポリ素材でクラシックなルックスを保ちつつ、軽量で速乾性に優れたアイテムも豊富。ゴルフモチーフで落ち着いた色味のフーディーや、さりげないモノグラム柄とセンタークリースで上品に仕上げたトラックパンツなど、ゴルフに必要なウエアやアクセサリーがラコステならトータルで揃う。フーディー2万5300円、長袖ゴルフポロシャツ2万2000円、トラックパンツ2万4200円、キャップ 7700円、シューズ1万9800円/すべてラコステ

あまり知られていない、ゴルフとラコステ家の関係

ⓒ Archives famille Lacoste. Fonds Catherine Lacoste.

ゴルフの視点でラコステを掘り下げるとき、忘れてはいけないのが創業者ルネ・ラコステの妻シモーヌの存在。彼女はプロゴルファーとして1927年に英国開催の世界選手権で外国人初の優勝を果たし、その後も13回にわたってフランスチャンピオンに輝いた。さらには、ルネとシモーヌの間に生まれた娘カトリーヌもプロゴルファーとして活躍。1967年の全米オープンでは、こちらも外国人として初のタイトルを獲得するなど、両親にも引けを取らない輝かしい成績を残している。このようにゴルフとも密接な関係を持つラコステ。現在のコレクションにゴルフモチーフのポロシャツやスウェットなどが展開されているのも納得だ。街だけでなく、グリーンの上でも“ラコワニ”を纏うことができるのは、トラッドとゴルフを愛する我々にとって嬉しい限りではないか。

ⓒ Droits reserves
ⓒ Georges Jeanneau

創業者ルネ・ラコステの妻シモーヌ(上)とその娘カトリーヌ(下)。ともに優秀なゴルファーとして多くのタイトルを手に入れた

【問い合わせ】
ラコステ お客様センター 
TEL0120-37-0202
www.lacoste.jp/

(出典/「2nd 2023年12月号 Vol.200」

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