アイビーの肖像、ケネディ。今でも買うことのできる愛用品を集めました!

1960年代、わずか1037日という短い期間ではあったが、アメリカの若きリーダーとして、アイビーファッションのアイコンとしてその時代の先頭に立っていたのは、紛れもなく彼だ。若く、カリスマ性あふれた大統領ジョン・F・ケネディ。国の代表であり、当時のファッションリーダーでもあった彼の今でも買える愛用品を紹介する。まずは、没後60年となる2023年、改めてジョン・F・ケネディを簡単に振り返ってみよう。

国民の心に刻まれた若く新しいリーダー

ジョン・F・ケネディは1917年5月29日にケネディ家の次男として生まれる。名門チョートスクールを卒業後、ハーバード大学に入学し、卒業後は海軍に入隊。第二次世界大戦では、魚雷艇「PT-109」の艦長として職務を全うした。終戦後は、ジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせたのだが、戦死した兄の遺志を受け継ぎ、1946年の連邦下院議員選挙に民主党から出馬することを決意。

ケネディ家が一丸となり支援をした甲斐あって、全国的に共和党が圧勝する中、29歳のケネディは対立候補に大差をつけて初当選を果たす。1952年には上院議員選挙で現職の共和党議員を破り当選。1960年には民主党の大統領予備選挙を勝ち抜き、民主党全国大会で大統領候補の指名を獲得した。

その後大統領選に出馬し、当時副大統領のニクソン氏を破り、大統領の就任を果たす。在任中はキューバ危機の回避、人種差別の撤廃に尽力し、宇宙開発の強化や現在も残る平和部隊の設立など数々の偉業を成し遂げる。ダラスでの悲劇により、1037日とわずかな期間ではあったが、深く国民の心に刻まれることとなる。

今買える、ケネディの愛用品

1.「ブルックス ブラザーズ」のシューズ

イタリア〈ロロピアーナ社〉の生地を使用した2つボタンスーツ。ケネディは在任中、当時のアメリカで主流であったボックス型の3つボタンではなく2つボタンで細身のスーツを着用していた。17万6000円(ブルックス ブラザーズ ジャパンTEL0120-02-1818)

2.「ブルックス ブラザーズ」のシャツ

美しい光沢としなやかさを持つトーマスメイソン社の生地を使用。新しいアメリカを自身の装いで表現するため、公務中はボタンダウンではなくレギュラーカラーのシャツを着ていた話は有名だ。3万1900円(ブルックス ブラザーズ ジャパンTEL0120-02-1818)

3.「ステットソン」のハット

ラビットファーにビーバーを加えることで艶と堅牢さを追及。在任中、帽子をあまり被らなかったことで有名なケネディだが、同ブランドの[ホンブルクハット]を愛用しており、その帽子がJFK博物館に所蔵されている。4万6200円(中央帽子TEL03-5839-2098)

4.「スペリートップサイダー」デッキシューズ

幼い頃から家族でセーリングを楽しんでいたこともあり、休日は海の上で過ごすことが多かったケネディ。濡れた足場でも滑りづらい「スペリーソール」を搭載したデッキシューズを履いた姿が良く見られた。8800円(スぺリートップサイダーTEL03-3476-5438)

5. 「ジーエイチバス」のローファー

軽量で屈曲性の高いマッケイ製法でつくられた[ローガン]は現代でもアクティブに着用可能。ゴルフを楽しむケネディのようにナンタケットレッドのパンツに合わせてプレッピーに。3万3000円(ジーエイチバス トウキョウTEL03-5843-0777)

6.「バズリクソンズ」のフライトジャケット

海軍に所属していたケネディは、船上での防寒着としてフライトジャケットの[G-1]を愛用。同ブランドが細部に至るまで再現したモデルは、ゴートスキンを採用し着心地も柔らか。19万8000円(東洋エンタープライズTEL03-3632-2321)

7.「ブルックス ブラザーズ」のBDシャツ

プライベートではボタンダウンシャツを好んで着用していたというケネディ。1953年7月号の『LIFE』の表紙で着用しているシャツは同ブランドのアイテムだという。2万900円(ブルックス ブラザーズ ジャパンTEL0120-02-1818)

8.「ジョンストン&マーフィー」のウィングチップ

歴代のアメリカ大統領の足元を彩ってきた同ブランド。ケネディも例外ではなく愛用していた。様々なモデルがある中でも内羽根式の黒のウイングチップを履いていたとされる。6万6000円(スーパーエイトシューズTEL03-6804-2174)

9.「アレンエドモンズ」のプレーントゥ

アメリカの大統領が就任演説など特別なシーンで着用することで知られる[パークアベニュー]。ドレスからカジュアルまで広くカバーする、持っていて損のない万能なモデル。8万5800円(トレーディングポスト青山本店TEL03-5474-8725)

まだまだあります、ケネディの愛用品

「ブルックス ブラザーズ」のレップストライプタイ

シルク100%のアメリカ製のレップストライプタイ。テレビ討論会では、白黒テレビの時代に、紺のスーツに赤のタイで画面に映る際のコントラストを意識。国民に力強い印象を与えたという。1万6500円(ブルックス ブラザーズ ジャパンTEL0120-02-1818)

「アメリカントレンチ」のソックス

国際ヨットレースを観戦する写真から着想を得て製作された[ケネディアスレチックソックス]。スーピマ綿を使用しており、肌触りは格別。ケネディのようにトラッドなスタイルにこそ合わせたい。3300円(ユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776)

「モンブラン」の万年筆

1963年、西ドイツのコンラート首相が署名をする際、自分の万年筆が見つからないというアクシデントが発生。その際にケネディがこの「マイスターシュテュック149」を差し出したという。14万7400円(モンブランお客様サポートTEL0800-333-0102)

「シェーファー」の万年筆

1913年にアメリカで誕生した老舗の筆記具ブランド。ケネディ以外にも多くの歴代大統領が愛用していたことでも知られる。[シェーファー100]はリーズナブルな価格で、初めての万年筆におすすめしたい。8800円(ダイヤモンドTEL06-6262-0061)

「カルティエ」の腕時計

メゾンの3代目当主ルイ・カルティエ本人も着用した[タンク]コレクションの原点といえるモデル。ジャクリーン夫人は結婚4周年記念にケネディへ[タンク]を贈ったとされている。190万800円(カルティエ カスタマー サービスセンターTEL0120-1847-00)

「アメリカンオプティカル」のサングラス

ケネディがかけていたことで知られる[サラトガ]。ボストンにあるJFK博物館でも愛用品として売店で販売されている。当時のディティールを熟練したアメリカの職人の手によって忠実に再現したモデルだ。3万9600円(ブロスジャパンTEL0778-52-7075)

「レイバン」のサングラス

同ブランドの代表的なモデル[ウェイファーラー]は、多くの著名人が愛用していたことで有名。休日にセーリングを楽しんでいたケネディも船の上でよく着用していたとされる。2万3980円(ルックスオティカジャパン カスタマーサービスTEL0120-990-307)

「Hアップマン」の葉巻

葉巻の愛好家であったケネディが愛用していた銘柄はキューバの〈Hアップマン〉。こちらの[ハーフコロナ]はリーズナブルな価格、太すぎず、長さもハーフなので入門用におすすめ。1900円(コイーバ アトモスフィア トウキョウTEL03-5414-0025)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年11月号 Vol.199」

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