ショーツ・スタイルの着こなし5選。「脚コンプレックス」な大人の男は必見!

今回は、迫りくる夏本番に向けてショーツ・スタイルを紹介しよう思う。

タイトルにも掲げた通り、私には3つのコンプレックスがある。
・脚が綺麗ではない。
・脚が決して長くない。
・脚が太い。

そんな私だからこそ、工夫してご提案出来る内容があるのではないか?と思い、今回記事にした。最後までお付き合い頂けると嬉しい。読み進めていくうえで、注目して欲しいポイントが、2つある。
・1つめは、ショーツとトップスのボリュームのバランスを考えること。
・2つめは、ショーツを履く以前にスタイルのテーマを決めること。というのも、“夏は暑いからショーツを履く”という発想ではなく、“自分が表現したいスタイルにショーツが必要だ”と是非周りに表現して欲しい。

“サマー・プレッピー”

ショーツは「ラルフローレン ラグビー」。ラグビーは、ラルフローレンのセカンド・ラインとして2004年~2013年まで短い期間ではあったが、根強いファンが今でも多く、ネクストヴィンテージになる予感。このショーツは、ポケット口のパッチワークや、裾の切りっぱなしのデザインがラフ、カッコいいと一目惚れした。シルエットはストレートで、やや膝上。今回は、ラグビーの雰囲気を活かして、“プレッピー”にまとめてみた。どこがプレッピーなのかというと、バッグやシューズ、ネックレス、ロングベルトなどの抜け感のあるアイテムをチョイスしたことに加え、ピンクの明るいシャツやバッグのグリーンなど積極的にカラーを取り入れたこと。バランスのポイントは、シャツのシルエット。リラックスしたシルエットを選択した方が今っぽくて、ショーツとのメリハリが出る。一方、Tシャツは、タックインをすることで、きちんと感や足長効果も狙った。ボーダーTシャツとソックスのボルドーやシャツのピンクをリンクさせ、レッド系で拾うことで、スタイルとしての統一感も意識した。
Cap:Drake‘s×Aime Leon Dore
Shirt:JPRESS ORIGINALS
T-shirt:IMPRESTORE×J.PRESS ORIGINALS
Bottom:POLO RALPH LAUREN Rugby
Sox:ROSTERSOX
Shoes:REGAL Shoe&Co.
Bag:Obvuse

“リラックスなムードが漂う大人のアメカジ”

新品で1万円以下なので、価格的にも手が出しやすいかと。カラーバリエーションが豊富なので、是非自分だけのショーツを探してほしい。
「パープルにグリーンのポニー刺繍」と配色がいかにもラルフらしくて好き。たまたま、同配色のキャップも所有していたので、パープルカラーをアクセントにしたスタイルでまとめた。ラルフのショーツは、先程のラグビーよりも丈が短く膝がすべて見える。シルエットの考え方は、先ほどのスタイリング同様。リラックスしたデニムシャツを合わせてメリハリを意識。あえてソックスを履かずにショートソックスで合わせることで、大人っぽさやすっきり感を演出。シンプルな装いの時ほど、アクセサリーはいいモノをつけている点も注目して欲しい。

Cap:POLO RALPH LAUREN
Glass:AHLEM
Shirt:unfil
Bottom:POLO RALPH LAUREN
Shoes:REGAL Shoe&Co.
Bag:RED TASSEL

“Yankees好きのベースボール・ボーイ”

こちらはこれまでとは違い、ワイドシルエットの膝下丈。税込み9900円というまさかの1万円アンダー。ウエストは、60㎝の女性~100㎝の大柄の男性まで履ける1サイズフィットオール。目の錯覚ではあるものの、脚がゴツゴツして太い自分には、パンツ幅との対比で脚が少し細く見える安心感もある。New York YankeesのヴィンテージキャップにROSTER SOX。さらにはシャツもWilly ChavarriaのNYのワッペンがポイントのベースボールシャツ。色のトーンもいかにもヤンキースをイメージしたので、ネイビーでまとめた。特にソックスも、濃色だと足が締まって見えるからオススメ。
Cap:Yankees(Vintage)
Shirt:Willy Chavarria
Bottom:IMPRESTORE
Sox:ROSTERSOX
Shoes:Convesrse addict
Bag:THISWAY×J.PRESS&SON’S

“ベタベタなアメリカン”

サイドにスリットが入ったU.S.ARMYのトレーニングショーツを意識したデザイン。半袖×短パンはどうしても「少年感」が強くなるのですが、トップス、ボトムをゆったりしたシルエットで合わせるとバランスがとりやすくなる。今回のスタイリングは、ナンタケット・レッドのキャップ。アイスブルーのデニムショーツに、星条旗の柄のソックスに、New Balance【992】、クラシックなサングラスというベタベタなアメリカン・アイテムであえてまとめた。アメリカっぽい格好をするときは、中途半端にするのではなく思い切ってやった方が、逆にカッコいいと思う。
Cap:Smarthers&Branson
Glass:POLO RALPH LAUREN(Vintage)
Polo-shirt:CRST byDIGAWEL
Bottom:J.PRESS ORIGINALS
Sox:ROSTERSOX
Shoes:NEW BALANCE992
Bag:WOODEN SLEEPERS

“アースカラーで秋のアウトドア・スタイル”

先ほどもご紹介したIMPRESTOREのカーゴショーツを使ったモアバリエ。シルエットは、今までと似たようなバランスですが、今回は秋の立ち上がりにも良さそうなカーキ、オリーブ、ブラウンなどのアースカラー調のアウトドアを意識したスタイリング。「秋なのに短パン」が好きな方も多いのではないだろうか。足元はTimberlandの3アイレット。革靴というカテゴリーに入るアイテムだが、ドレッシー過ぎず、カジュアル過ぎず、ショーツスタイルでは、特に大活躍する名作だ。このモデルはちょうどトレンドで、多くのセレクトショップをでも扱われていますので、要チェック。
Cap:Ford(Vintage)
Shirt:FIVE BROTHERS(Vintage)
T-shirt:YONETOMI new basic
Bottom:IMPRESTORE
Sox:ROSTERSOX
Shoes:Timberland
Bag:Karimor

ここまで暑いと、ショーツスタイルは必須。ただ、コンプレックスや年齢などを理由になかなか挑戦できない人も多いので、コンプレックスを抱える同志として5つのスタイルを提案した。何かひとつでも、皆さんのスタイリングに役立てば、嬉しく思う。
暑い夏も思いっきりファッションを楽しもう!

この記事を書いた人
黒野 智也
この記事を書いた人

黒野 智也

ブレザー偏愛家

1985年生まれ、神戸出身。J.PRESS&SON'Sの立ち上げから携わり、現在はショップディレクター。コラボや別注などのほか、マーチャンダイズ、生産管理、企画・バイイング、イベント立案、PR、店頭での接客まで担当。趣味のカメラを活用し、自社ブランドのみならず、他ブランドのルック撮影やイメージヴィジュアルにも携わる。アメリカントラディショナルの普及のため、様々な“ブレザー・スタイル”を啓蒙する@blazer_snapも主宰。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...

HISTORY OF B.V.D. 着心地を追求した150年

  • 2026.10.20

1876年、ニューヨークで誕生したB.V.D.。風を通すゆったりとした肌着から、水着、街や休日を彩るシャツまで。その歩みを貫くのは、日々を心地よく過ごすための工夫だ。時代ごとの広告や製品を手がかりに、着心地を追求してきた150年をたどる。 HISTORY OF B.V.D. 1876年 ニューヨーク...

メイド・イン・ノーサンプトンを貫く英国靴の筆頭「Crockett & Jones」のモノづくり

  • 2026.10.21

革靴の聖地であるノーサンプトンにて1879年に初声をあげた〈クロケット&ジョーンズ〉。英国靴を語る上で欠かすことのできない同ブランドのモノづくりの現場に足を運んだ。 一足の革靴に宿る147年の歴史と誇り 革靴産業の一大拠点として名を馳せる英国・ノーサンプトン。中世から靴職人が集まり、17世紀には軍用...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...

世界最高峰のニットメーカー「JOHN SMEDLEY」が編むもの。

  • 2026.10.20

イングランド中部、リーミルズの自社工場で240年以上前からニットウエアを作り続ける〈ジョン スメドレー〉。1784年に創業した同ブランドが編んできた歴史と伝統が息づく場所で彼らが編むものとは。 240年の伝統と魂が息づくファクトリー 英国のトラッドブランドとして群を抜く歴史を持つのが〈ジョン スメド...