「ネジ」主宰・鶴田啓さんの、絶妙な外しが最高な夏の着こなし。

「インターナショナルギャラリービームス」に17年勤務後、退社。現在は、企画・執筆などマルチに活躍。ブランドも立ち上げ予定の「ネジ」主宰・鶴田啓さん。ジャンルやセオリーに囚われないオリジナルのスタイルを確立している鶴田さんのこの夏のコーディネイトとは?

とにかく“モノインスパイア”の自由なコーディネイトを楽しみたい。

ジャケット/インターナショナルギャラリービームス、シャツ/ターンブル&アッサー、パンツ/プラダ、シューズ/フラテッリジャコメッティ、キャスケット/ジョナサンリチャード、メガネ/マツダアイウェア、タイ/シャルべ、チーフ/トゥイリエ、前掛け/大竹伸朗

「自分のコーディネートにセオリーはありません。セオリーは分かっているつもりですが、セオリーに捕らわれることが嫌いなので、国別のスタイル様式に自らを当てはめないようにしています。アイテムごとの性質を見ながらも、『意外にこれとこれって合うよね』という自分の感覚を重視するタイプ。その日の気温や気候、TPOを弁えながらコーディネートを決めます。

今日は、夏らしさや軽さを意識してリネンアイテムを中心に合わせていますが、仕上げに本格的な染め抜きの前掛けを投入したところ、どことなくパリのギャルソンスタイルっぽくなりました。この前掛けは現代美術家・大竹伸朗さんの展示で感動し、帰り際にミュージアムショップで購入したものです」

【ポイント①】コット素材のキャスケット。

「キャスケットはザラリとした質感のコットン素材をチョイス。サングラスはマツダアイウェア。月島の『ダウンタウン』で購入しました」

【ポイント②】アイテムのバランス。

「カチョッポリのリネン生地を使ったリングヂャケット製のブレザーは5年前に自ら企画したもの。チーフはフランスのオーダーシャツ屋製」

【ポイント③】感覚で選んだ前掛け。

「シャトル織機で織られた一号前掛けは“モノインスパイア”重視で選んだアイテム。直感に従いコーディネート。合わせは気にしません」

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年7月号 Vol.196」)

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