人気上昇中の“BLAZER SNAP“。リアルなブレザーの着こなし術はこの中にある。

  • 2023.02.14

この度、Dig- itで記事を書かせて頂くことになりましたJ.PRESS&SON’S AOYAMAのショップディレクターをしている黒野です。

J.PRESS&SON’S AOYAMAは次世代へアメリカン・トラッドを伝えるコンセプトショップとして、4年目に突入しました。私は、商品の買い付けや別注企画などを主に担当しています。さらに、アメリカン・トラッドに今まで触れてこなかった方々にも、ブレザーというアイテムを通して身近に感じて頂きたいという思いから@blazer_snapというインスタグラムのアカウントを、去年より立ち上げ、現在運営もしています。

今回は「ブレザーにまつわる、あらゆること」をご紹介します。

ブレザーの起源と人気の理由を推測。

私の知っている限りでは、ブレザーの起源は2説。一方は、ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジのボートクラブ『レディ・マーガレット・ボートクラブ』のユニフォームのジャケットの色(ブレイズ/燃え上がる炎のような深紅)に由来したと言われている説。もう一方は、戦艦ブレイザー号の乗組員が着用していた軍服に由来するという説。1837年にはすでに、白と青のストライプ柄のブレイザー号のユニフォームがブレザーと呼ばれています。

どちらの起源が正しいのかに関わらず、スポーツとしての制服、軍服で用いられた歴史がネイビー・ブレザーを世の中に広め、不動なアイテムとして定着させた事実に間違いはないでしょう。

さらにこの1~2年で、ネイビー・ブレザーの需要の高まりを店頭でも肌で感じています。お客様からは、「ブレザーは、持っていた方がいいよね」という意識すら伝わってきます。特にアメトラ世代ではない若い層に新鮮に映っている気がしているところです。

ブレザーを求める理由も様々です。

ジャケットの着用を求められる仕事場での会議シーン、結婚式の2次会パーティ、カジュアルなジャケットのファッション性を重視してなど様々です。現代においては、様々な需要を満たしてくれるアイテムとして人気が高まっているのではないでしょうか。次に、ネイビー・ブレザーを持っている人々は、実際にどう着ているのか? をチェックできる“BLAZAER SNAP”について少し説明させてください。

BLAZER SNAPとは?

お察しの通り、手持ちのブレザーを使って自由気ままにスタイリングをしてもらい、ブレザースタイルをスナップするという企画。現在までにおかげ様で100名以上の方々にご協力をしていただき、充実したアカウントになりつつあります。ブレザーというひとつのアイテムを通して、アメリカン・トラディショナルを全員参加型で盛り上げるのもBLAZER SNAPの魅力です。定期的にポップアップでイベントも開催していますので、その際はお気軽にご参加いただけると嬉しいです。

BLAZER SNAPを始めたきっかけ。

アメリカン・トラディショナルを体現するうえでは、切っても切れない存在であるブレザー。しかし、実際に店頭で接客をさせて頂いていると、お客様より「ブレザーを着たいのですが、どうスタイリングしていいのかが分からない」というお声をよくいただいていました。

そこで、従来のアイビースタイルに捉われるだけでなく、もっと気軽にブレザーを取り入れて欲しいと感じるようになり、“現代のリアルな着こなしをまとめると参考になるのではないか?”という思いが生まれ、始めたのがきっかけです。

そこで、黒野が注目した着こなし術をご紹介

1.T.K.O.さん/J.PRESSへの愛をダイレクトに表現したブレザー・スタイル。

J.PRESSのコレクターでもあるT.K.O.さん。お宝ともいえるアーカイブを沢山お持ちです(私もいつもインスタで指をくわえて拝見させて頂いております)。身に着けているものは、すべてJ.PRESS。ブレザー、ボタンダウンシャツ、レジメンタルタイ、リボンベルトとアイビー必須のアイテムです。

しかし、第一ボタンは開けてタイを緩く締め、タックアウトしたリラックス感のあるカジュアルな着こなし。極めつけは、ブレザーのラペルに無数にカスタマイズしたピンズ。なんと! すべてJ.PRESSのピンズだそう。J.PRESSの愛をダイレクトに表現しつつも、随所にちょっとした抜けを散りばめた着こなしは必見です。

2.YOH UENOさん/スポーティなアイテムを用いたブレザーの着こなし。

「普段着としては勿論ですが、舞台での衣装やレッスンでも着用できるかという目線でも洋服を選んでいます」と話すプロダンサーのYOH UENOさん。この日は、ゆったりした上下スウェットのスポーティなスタイルにブレザーを身に纏った。浅めのビーニーやサングラス、レザーのハイテクスニーカーとストリート感を色濃く出した独創的なチョイスも抜かりない。

スウェットという緊張度の低いアイテムとは対照的なブレザー。アンバランスとも一見捉えられる組み合わせも、“プロダンサーの上野さんだからこそ説得力のあるスタイルだ”という点は勿論、否めません。しかし、このような柔軟な考えを持って自分のスタイルを築きあげて欲しい。

3.高木さん/遊び心のあるアイテムを巧みにまとめあげた。

遊び心のあるアイテムを巧みにまとめあげた高木さんのブレザー・スタイルは、ダブルのブレザーにオックスフォードのBDシャツ、デニムといったカジュアルなスタイル。しかし、首元はネクタイではなく、スカーフを用いたことで力が抜けつつも、エレガントな印象を与えている。

本切羽仕様を活かし、袖口をラフにまくっているのも表現したいムードを後押ししている。スカーフリングは、J.PRESSの金ボタンを使ったユニークなシルバーリングなので、ブレザーとの相性も抜群だ。スカーフのような遊びを加える時ほど、スタイルにまとまりが必要。上記のテクニックに加えキャップや、シャツ、バッグにもスカーフのグリーンをしっかり拾っているからこそ、まとまりのあるスタイルが完成しているのだろう。

“BLAZER SNAP”イベントが開催決定!

そこで、ブレザーにまつわる耳よりな情報をご紹介! J.PRESSネイビー・ブレザー展を伊勢丹新宿店 メンズ館7階 メンズオーセンティック/プロモーションスペースで2月15日(水)~2月28日(火) [※24日(金)除く。営業時間は午前10時~午後8時]の期間で開催させていただきます。古いアーカイブのサンプルも交えながら、見応えのある内容となっています。(※2月24日(金)伊勢丹新宿店 本館・メンズ館は全館イベント開催につき休業させていただきます。ただし、本館地下1階・地下2階は正午から午後8時まで営業いたします)

さらに、2月25日(土)に上記のスペースにてBLAZER SNAPイベントも開催します。BLAZER SNAPの開催時間は、午後1時から午後5時までとなります。ご参加頂いたお客様には、ノベルティのキャップと撮影した写真のデータを記念に差し上げますので、是非お手持ちのブレザーを羽織ってお気軽にお立ち寄りください。皆様にお会い出来るのを心より楽しみにしております!

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部