誰かとカブりたくないなら、アメリカンニードルを被れ!

紺ブレをはじめとするジャケットスタイルにおいて、絶妙な「ハズシ」の役割を果たすベースボールキャップ。なかでもメジャーリーグとはひと味違う「ニグロリーグ」のキャップがあれば、個性派のあなたも大満足なアメトラスタイルが完成する!

アメリカンニードルが生み出したBBキャップ。

正統派なウール素材のものは、ツイードやコーデュロイなどの秋冬ジャケットと、言わずもがな相性抜群。コットン素材は最初からエイジングしたような加工が施されているため、古着MIXのコーディネイトなど、カジュアルなスタイルによりマッチする。ウール5390円、コットン4950円

アメトラスタイルを軽快にハズす隠れた名品として、プレッピースタイルの学生たちが嗜みだしたのが、ファッションとしてのベースボール(BB)キャップの始まり。現代においては、ピッティ・ウオモなどでドレスウエアに身を包んだメンズたちが、ハズしでBBキャップを被っているのをよく見かける。

このように、カジュアルからドレスまで多くの人に愛されるBBキャップだが、『セカンド』のイチ押しは1918年にシカゴで創業した「アメリカンニードル」。

メジャーリーグベースボール(MLB) のシカゴ・カブスに「選手と同じキャップをファンに販売したい」というアイデアを持ち込み即完させたブランドで、以来すべてのMLBチームのキャップを手掛けるようになったという驚くべき実績を持つ。

スポーツ系はもちろん、企業ロゴや音楽モチーフなど豊富なラインナップのなかでも特に秀逸なのが「ニグロリーグ」コレクション。かつて黒人だけで構成されていた「ニグロリーグ」というマイナーリーグの選手たちが被っていたBBキャップを復刻して展開している。「他人とは被りたくない!」という我々のようなひねくれ者には特におすすめだ。

キャシディの八木沢さんも絶賛するニグロリーグ!

アメトラの伝説的名店にして、いまだ現役でトラッド好きを魅了し続けている「原宿キャシディ」、そして八木沢博幸さん。彼も「ニグロリーグ」を推すひとりだ。

「そもそもベースボール(BB)キャップは、80年代からプレッピーの人たちを中心に愛用されていたものだと認識しています。個人的な話で言うと、90年代のとある寒い日のこと。マディソン街を歩いていたとき通勤中の会社員がスーツにベースボールキャップを合わせていて。会社に入る直前でサッと外したんですが、その都会っぽさ、NYっぽさがすごくかっこよかったのを記憶しています。

それもあってかベースボールキャップはずっと好きなアイテムです。アメリカンニードルに関して言えば、特にマイナーチームである「ニグロリーグ」コレクションの普通じゃない感が好きです。いわゆるなメジャーリーグのものだと人と被りますからね。ほかとの差別化にはぴったりなんですよ」

八木沢さんが提案するコーディネイトはこんな感じ。濃いブラウンのセットアップをノータイのシャンブレーBDでラフに着崩し、キャップで遊ぶ。さすがです。コーデュロイジャケット3万2560円/メイプル×キャシディ ホームグロウン、コーデュロイパンツ1万9800円/キャシディ ’81、シャンブレーシャツ1万2100円/セロ、シューズ1万6500円/コンバース(すべて原宿キャシディTEL03-3406-3070)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

【問い合わせ】
アメリカンニードル
https://never-mind.biz/

(出典/「2nd 202212月号 Vol.189」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

【VAN×2nd別注】スポーティなレタードカーティガンでひと味違うアイビースタイルを。

  • 2026.02.03

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【VAN×2nd】トラックカーディガン[レタードワッペンセット] 日本にアイビーの礎を築いたブランド、「VAN(ヴァ...

エディー・バウアー吉祥寺 1周年イベント完全レポート! 来店したアツいファンの着こなしにも注目

  • 2026.03.17

2025年12月13日(土)〜21日(日)の期間で開催されたエディー・バウアー吉祥寺店の1周年イベント「Archives Meets New」は、大盛況のうちに幕を閉じた。期間中は多くのエディー・バウアーラバーが来店。熱気に包まれた会場風景とそこで出会ったファンたちをスナップで紹介する。 過去と現在...

奈良の名セレクトショップ「アンボイ」代表がおすすめする『ファインクリーク』のレザージャケット4選

  • 2026.03.06

奈良県にある名セレクトショップ、アンボイ。今回はその代表である今西さんに登場していただいた。ファインクリークのレザーウエアを扱い、シンプルながら奥深い着こなしを提案する今西さんのセンスは、多くのレザーファンに支持され、奈良以外の関西近県からも大勢のお客がアンボイに足を運ぶ。今西さんのファッション哲学...

2000年代初頭に姿を消した「XS バゲージ」が復活! スタイルで選ぶ、3つの選択肢

  • 2026.03.18

アメリカのファクトリーブランド「XS バゲージ」。2000年代初頭に姿を消してから10年以上の時を経て、いま再び動き出す。アイコニックなモデルを含む3つのアイテムを、3つのスタイルで提案する。 もし続いていたら。その記憶を、いまの基準で。 独特な“XS”マークのアイコンを掲げ、さまざまなスタイルのカ...

Pick Up おすすめ記事

“ユニオンスラック”って知ってる? アメカジにもトラッドにもバチっと決まる、万能パンツシリーズを全部見せ

  • 2026.03.16

“ユニオンスラック”は、「トラディショナル ウェザーウェア」を代表するベストセラーパンツシリーズ。シルエットのバリエーションが豊富でそのどれもが美しく、ベーシック。ワードローブにあるアメカジ服もトラッド服も、クリーンにまとめ上げる名作だ。 太シルエットをほどよく楽しむセミワイドな大人気モデル|ユニオ...

エディー・バウアー吉祥寺 1周年イベント完全レポート! 来店したアツいファンの着こなしにも注目

  • 2026.03.17

2025年12月13日(土)〜21日(日)の期間で開催されたエディー・バウアー吉祥寺店の1周年イベント「Archives Meets New」は、大盛況のうちに幕を閉じた。期間中は多くのエディー・バウアーラバーが来店。熱気に包まれた会場風景とそこで出会ったファンたちをスナップで紹介する。 過去と現在...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

2000年代初頭に姿を消した「XS バゲージ」が復活! スタイルで選ぶ、3つの選択肢

  • 2026.03.18

アメリカのファクトリーブランド「XS バゲージ」。2000年代初頭に姿を消してから10年以上の時を経て、いま再び動き出す。アイコニックなモデルを含む3つのアイテムを、3つのスタイルで提案する。 もし続いていたら。その記憶を、いまの基準で。 独特な“XS”マークのアイコンを掲げ、さまざまなスタイルのカ...

最古のジャパンアイビーブランド「ヴァン」と伝統の“ジャパンブルー”が織りなす究極のトラディッショナル

  • 2026.03.17

明治時代から"ジャパンブルー"と称され、深い歴史を持つ日本の「青」。そして、日本のファッション黎明期に誕生した最古のジャパンアイビーブランド「ヴァン」。旧きよき伝統という点で共通する掛け合わせが、“究極のトラディショナル”という境地で交わる。 伝統でつながるヴァンと青 スタンドジップアップスウェット...