一杯飲みたい、デートでも使える流行りの“ネオ中華”のおすすめ3選。

いわゆるオールドスクールの町中華店とは少し様子の違う、スタイリッシュな店内、料理にナチュールワインを合わせるなど、デートでも使える中華店。それが2nd的ネオ中華だ。 ここではオススメの東京ネオ中華3店舗を紹介!

1.farm studio #203(東京・学芸大学)|食材のうまさを発信するカジュアルな本格中華。

カウンター10席の店内。席から調理場が手の届く距離で見られる

学芸大学駅東口商店街の裏手にあるビルの2階に『farm studio #203』がある。立地からすると、ビストロのような雰囲気……? 聞けば女性ひとりでも入れる中華店を目指し、カウンターのみという内装にしたそうだ。

また『餃子』や『北京ダック』なども、ポーションを小さくして提供。単品からオーダーできる嬉しい設定だ。店主の理想通り、男女比は28と女性客が圧倒的に多いそう。

『黒毛和牛の四川麻婆豆腐』1870円。見た目ほど辛くはなく、食感のハーモニーがよく、ペロリといける。今回あわせたワインは『ぐるぐる』グラス1320円

常連客がこぞって食べるのは『黒毛和牛の四川麻婆豆腐』。調理中、店内いっぱいに広がる、自家製豆板醤の刺激ある香り。これを匂いに敏感な女性たちが浴びていると思うと、驚いてしまう。

オーブンで焼いた合鴨の焼きムラをなくすため油をかける

たっぷり山椒がかかっているので、さぞ辛いのだろうと思って口に運ぶと、意外にそうでもない。辛味だけでなく、 複雑な味わいで口の中を喜ばせる。使われている和牛は、店主・濵田さんの地元徳島産・阿波牛。肉の食感を楽しめるようにと挽き肉ではなく、店内で塊肉をカットしている。

1個から頼めるのが嬉しい『北京ダック』1ピース770円

さらに木綿豆腐と絹豆腐を合わせて使用し、歯ごたえと、つるんとした2種類の食感を演出する。季節によっては、この麻婆豆腐に、白子や牡蠣が入り、クリーミーさを加えている。このネオ麻婆豆腐、知れば知るほど奥が深い。

「中華包丁より使いやすいので」と 出刃包丁を使う、店主の濵田さん

SHOP DATA
farm studio #203
東京都目黒区鷹番2丁目20-4 学大十字街ビル203
TEL03-6712-2368
営業/12:0014:30 (L.O.14:00)18:0023:00 (L.O.22:00)土日祝日12:0014:30 (L.O.14:00)、17:0023:00(L.O.22:00)
休み/不定休

2.REI Chinese restaurants(東京・代々木上原)|グルメ界にもファン多しネオ中華のビブグルマン

テーブル席の椅子はハンス・J・ウェグナーのYチェア

高感度な人々が住む街、代々木上原。駅から歩いて5分の商店街にある、ガラス張りの店舗が『REI Chi-nese restaurants』だ。開業からわずか2年間で、『ミシュランガイド東京2022』でビブグルマンを獲得した偉業を持つ、いま注目度の高いネオ中華だ。

手前にあるのが『エビマヨネーズソース』1600円。奥に見えるのが『よだれ鶏 “REIスタイル”』1500円。猛暑が続く日にはスパークリングワイン

この店に足を運んで、食べ逃したくないのは『エビマヨネーズソース』。エビ一尾まるごと揚げて、特製のマヨソースをたっぷりとまとわせる。このソースがしつこくなく、ずっと食べていたくなるから……不思議。辛すぎない『よだれ鶏 “REI スタイル』も外せない。

ふりかけているのは、中国菓子の唐辛子スナックを砕いたもの

しっとりとした信玄鶏の下に、キュウリのたたきと揚げ茄子、上には唐辛子スナックと珍しい組み合わせが楽しい。この2品、絶対に女の子にモテる味なので、デートにどうぞ。

ワイン棚にはビブグルマンに選ばれた際に置いたミシュランマン

DATA
REI Chinese restaurants
東京都渋谷区元代々木町10丁目8 関ビル1 F
TEL03-6416-8803
営業/11:3014:30(L.O.14:00)18:0022:00(L.O.21:00)
休み/日曜

3.中華 汀(東京・江戸川橋)|紹興酒と合わせたいコスパのいい四川料理店

江戸川橋駅から約10分。店舗は早大通り沿い

『中華 汀』店主の江崎さんは『神楽坂芝蘭』で8年間修行を重ねて、2年前に独立。早大通り沿いに店を構えた。静かな住宅街を選んだのは以前働いていた店舗から近く、土地勘があったからという。

紹興酒の品ぞろえは10種類以上。グラスで1杯ずつもよし、ボトルで一本頼むもよし。いろんな料理にあわせてみては?

店名に使用した「汀」 の文字の意味が「さざなみ」や「おだ やかに」。この言葉とマッチする静かさが店舗周辺には漂っている。そっと佇む店で、ひとりで酒をチビチビやるのは心が安らぐ。

店内に用意された10種以上の黄酒を選びながらまずは『北海アサリ紹興酒づけ』をつまみたい。口に近づけた瞬間、紹興酒の香りがふんわり。また夏の晩酌の友として、ここでは『クラゲと冷菜』と『エビチリ』を推薦したい。

下から『エビチリ』1430円、 『クラゲと冷菜』660円、『北海アサリ紹興酒づけ』660円、『塔牌紹興酒 無濾過 赤琥珀』ボトル3300円

エビチリソースは、サラッと食べられて、後からピリッと辛味と酸味が来る。このあと、大ぶりのクラゲで口をさっぱりさせる。うーん、酒が進みそうで困るな。

エビチリのソースは片栗粉は少なめに抑えてネギでつないでいる

DATA
中華
東京都新宿区山吹町128 米川ビル1F
TEL070-8373-4767
営業/11:3014:00(L.O.13:30)17:4521:00(L.O.20:00)
休み/不定休

情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典:「2nd 20229月号 vol.186」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

関連する記事

Pick Up おすすめ記事

横浜発アメカジブランド「HEATH」による、定番アメカジのマストアイテム5選はこれだ!

  • 2026.04.03

横浜を拠点に、定番からちょっとアレンジの効いたアメカジを提案するHEATH。人気ブランドのアイテムをセレクトするだけでなく、オリジナルのモノづくりにも注力しており、そのコストパフォーマンスの高さには定評がある。今回はその中から絶対に手に入れておきたいマストアイテム5選を紹介しよう。 【横濱デニム】デ...

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...

プロの現場から支持を得るモデルが今春アップデート! アシックスのワーキングシューズ「WINJOB CP314 BOA」の実力とは?

  • 2026.03.30

世界最古のモーターサイクルブランドとして知られるロイヤルエンフィールド。ミドルクラスで世界屈指のシェアを誇る同ブランドのメカニック、清水さんにアシックスのワーキングシューズ「WINJOB CP314 BOA」を体験してもらった。 [caption id="attachment_894934" ali...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

革好き店主の本気、見せます! 「Fresno(フレズノ)」限定別注レザージャケットに注目だ

  • 2026.03.31

千葉・柏にお店を構える Fresnoは、アメカジ全般を網羅しながらも、革ジャン好きの心をくすぐる、特別なセレクトショップ。店主自らがこだわり抜いた“Fresno限定別注レザージャケット” は、このお店でしか手に入らない一着だ! 革ジャン好き、集まれ! アメカジの宝庫は柏にあり 千葉・柏に店を構えるセ...

Pick Up おすすめ記事

横浜・裏元町に店を構える、元毛皮店がつくる、「H LEATHER」のデイリーウエア。

  • 2026.04.01

2024年に横浜・裏元町に店を構えた『Hレザー』。元毛皮店として長年培った革への知見を背景に、軽く柔らかなシープレザーのウエアを展開。ショップにはレザージャケットやシャツなどの製品が並び、日常で楽しむレザーの魅力を伝えている。 レザーをもっと日常に育てる楽しさを伝えたい [caption id=""...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

福島・郡山にある日本最大級のアメカジショップ「JOB314」はスケールが桁違い!

  • 2026.03.30

日本にアメカジショップは数あれど、ここまで大きなショップは見たことがない。それほどまでに大規模なショップがこちらのJOB314。大きな建物の中には、アメカジファンが泣いて喜ぶブランドがほとんど取り揃えてあり、一日中いても見切れないほど。近県のみならず、全国からファンが集まるアメカジの総本山なのだ。興...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...