洒落者たちは下着もこだわる! トラッド派が選ぶアンダーウエアの名品。

見えない(見せない?)ところまでこだわり抜くのもまた一興。実は結構こだわる人が多いアンダーウエア、洒落者たちはどんなアイテムを愛用しているのだろうか。チラリ覗いてみよう。

1.Hanesスタイリスト 吉村祥吾さん

「夏は汗を吸ってくれて、冬は暖かいタンクトップは必需品。ヘインズは安価で着心地もいいし、なによりボロくなっても買い足せるという安心感が、定番に欠かせない条件です」。3枚セット3520(ハイ!スタンダード  03-3464-2109)

2.Richer Poorer「エディフィス丸の内店」勝河拓さん

LA発のソックスメーカー「リッチャープアラー」のショーツが定番肌着。「ニューヨークのビル群や中西部の広大な自然環境、そしてカリフォルニアのビーチ。アメリカ各地のさまざまな景色からインスピレーションを受けた柄がユニークです」

3.HANESPt.アルフレッド」本江浩二さん

ヘインズのパックTシャツの中でもアウターTシャツとしてリリースされるビーフィーを愛用。「3枚パックTをはじめ、さまざまなTシャツを試した結果、ヤレないヘタレないこの一枚に戻ってきました。それがトラディショナルってことでしょ」

4.BARAILLE & GARMENTS「サンタセッ」大貫達正さん

シャツに使われるような粗めのオックスフォード地が特徴。ウエストにグッドデザインを取得したBBゴムと呼ばれるワッフル形状のゴムを採用。腹部への当たりが優しく、また繰り返し着用してもダルダルに伸びにくく、新定番に推したい。

5.BARAILLE & GARMENTS「ホームディクト」NAOさん

アメリカンシーアイランドコットンを使ったプレミアムな素材使いが評判を呼んでいる日本ブランドの、定番のボクサーブリーフ。超長綿ならではの光沢感と肌触りがやみつきに。4950(ホームディクト  03-5774-1680)

6.PALACE SKATEBOARDS×CALVIN KLEIN|「ファーストハンド」森畑優太さん

今年話題となったコラボ。ウエストバンドには、両者のロゴを組み合わせたコラボのみのアートワークが入る。「このベースとなったモダンコットンストレッチのシリーズが最高の履き心地なんです。深すぎず、浅すぎないバランスも秀逸です」

7.Merz b.Schwanen「アーチ東京」原祐輔さん

ドイツの老舗ブランドによる、天然素材のアンダーウエア。吊り編み仕様のためクラシックな風合いが楽しめる。「新品でもヴィンテージのアイテムと相性がよく、ナチュラルな着心地も最高」。上/ 15400円、下/ 5500(アーチ東京03-5825-4649)

8.BARNEYS NEW YORK|「バーニーズ ニューヨーク」中野光章さん

伸縮性があり、やわらかな肌触りと光沢感が魅力のボクサーパンツ。テンセル素材なので、暑い時期でもドライな状態をキープ。「大人なのでワンポイント刺繍のデザインがベストです」4400(バーニーズ ニューヨーク六本木店0120-137-007)

9.Calvin Klein「サーティファイブサマーズ」信岡淳さん

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にも登場したトランクス。「20代の頃に愛用していて、しばらく離れていたけど数年前に戻ってきました。ホワイトのボクサーブリーフをオトナになってから着用すると、ちょっと狂気的でいいなと()

情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典:「2nd 20229月号 vol.186」)

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