業界人の「買ってよかった!」傑作品10選【インテリア編】

  • 2022.03.11

常日頃から、高い感度で膨大な情報を収集すファッション業界最前線の洒落者たちに2021年の「買ってよかった!」をアンケート。あらゆるカテゴリーに食指を伸ばす“モノ好き”が選ぶひと品は、言うなれば、“最新版の名品図鑑”でした! インテリア編スタート!

1.Pirondiniの鳩時計 |「ホームディクト」プレイングマネージャー・NAOさん

今年にNAOさんがオープンした飲食店であるカフェディクトにさり気なく飾ってある鳩時計は、実はレアなイタリア製。「アンブロージョ・ピロンディーニという方が1978年に創業したブランドで、90年代からハンドメイドの鳩時計を作っています。これは廃盤になっているヴィンテージなので、コレクターズアイテムなんです。ポップでモダンなデザインのためMOMAにもあります」

表参道にある人気店ホームディクトのプレイングマネージャー。今年に松陰神社前でカフェディクトをオープン。大の野球狂でもある

2.sergo mouilleのココットランプ |「ウティ」デザイナー・宇多悠也さん

宇多さんのアトリエには、ジャン・プルーヴェを筆頭にフレンチミッドセンチュリーのヴィンテージファニチャーがセンスよく置かれている。そのひとつが、セルジュ・ムーユがフランス・フォントネーにある「young workers’centre」のベッドルームのためにデザインした名作ランプだ。「様々な縁があって僕のところに来たオリジナルです」

1981年生まれ。山口県出。有名デニムブランドやセレクトショップのディレクターなどを経て、2016年に自身のブランドをスタート

3.CARL HANSEN &SON CH23 |「レボリューション PR」プレス・田中 望さん

CH23はハンス J.ウェグナーがカール・ハンセン&サン社で手がけた最初の4脚のなかのひとつ。「自分のために買ったはずが、子供たちが気に入っていて占領されがち(笑)」

2008年、レボリューション PRに入社。春は潮干狩り、夏と秋はハゼ釣り、冬は凧揚げで遊ぶ。年末は、和凧作りに没頭する予定

4.コトブキのエレファントスツール |「ボンクラ」代表・森島 久さん

「日本の家具メーカーであるコトブキが作ったスツールで、60年以上前に発売されました。数度復刻していますが、こちらはオリジナルです。デザインも良く丈夫で、スタッキングできるところが良いですね。使い勝手が良いので、店舗でも重宝しています」

ヴィンテージに関する膨大な知識と情熱を活かし、ボンクラを設立。革靴好きとしても知られ、コレクションは400足を超えるとか

5.ヴィンテージのパキスタンラグ |「ザボウ」スタッフ・坂口冬馬さん

ヴィンテージのパキスタンラグは新居用にと、たまたま通りかかったラグ専門店で購入。「よく見るヴィンテージラグは、赤系の色や柄が多い気がするのですが、鮮やかなブルーに惹かれて購入しました。詳しい年代は分かりませんが、芸の細かさに脱帽です。ただ意外にサイズが小さかった(笑)」

紳士を作るをテーマとし、ベーシックなアイテムセレクトの定評のある関西発のメンズセレクトショップ、ZABOUのスタッフとして活躍中

6.TOYOTOMIのギアミッション |フリーランス浪費家・岡本546さん

石油ファンヒーターの老舗、トヨトミが2019年から展開するミリタリーライクなデザインのヒーターは、キャンパーを中心に高い人気を集めている。「ずっと欲しかったのですが人気すぎて買えず。そんな折、たまたま見ていたECサイトに在庫があったので、光速でポチりました」3万5200円(トヨトミ TEL0120-104-154)

アウトドアファッション誌、モノ誌の編集部に所属後、「収入に見合わない支出」を得意とするフリーランスの浪費家として独立

7.Manolのラバーボウル |スタイリスト・吉村祥吾さん

「一時期、道具を本来の用途とは違う方法で活用することにハマっていた時期に購入。本来はセメントを混ぜるための道具らしいですが、僕は小物入れとして使っています。配色や字体のレトロ感もいいですよね」

「いつでも欲しいときに買い足せるモノ以外は買わない」と豪語する、筋金入りの定番好き。とにかく服以外には全く興味がない

8.stadler formのサーキュレーター |「2nd」編集者・パピー高野

次世代の3DファンであるLeoサーキュレーター。「デザインに一目惚れして買ったのですが、実際に使ってみるとなんとも機能的。首振りの角度がものすごく広く、独特な動きをするから一見の価値あり」1万3200円(アントレックス TEL0120-813-321)

取材へ行ったら手ぶらで帰ってくることがまずない、制御不 の物欲を持つ27歳。最近買ったのはハバーサックのダッフルコート

9.LEGOの盆栽 |「ライトニング」編集者・ADちゃん

世界的知名度を誇るLEGOが手がけた盆栽。「部屋に植物を飾りたいんだけど、いつの間にかに枯らすことが多くて……。そんな不器用な私にはこれがピッタリだった!」6280円(LEGO http://www.lego.com/ja-jp/)

兄弟誌「ライトニング」のミリタリー担当として知識はピカイチ。海外のちょっと気になる面白ガジェット系も常にチェックしている

10.ピエールジャンヌレのテーブル&チェア |「サンタセッ」ディレクター・大貫達正さん

急騰しているジャンヌレのヴィンテージ。ジャンヌレが都市計画したインド・チャンディーガルで生産された家具の中でもレアピースだ。「チェアの方は座面がウッドになっている仕様はとても少ないですし、テーブルとセットは本当に希少」

1980年生まれ。茨城県出。小学生の時からヴィンテーデニムを買う根っからの古着好き。今年には自身のギャラリーをオープンした

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2022年2月号 Vol.179」)

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