1.HERILLのブラックシープピーコート |「ニート」デザイナー・西野大士さん
にしのやを主催する一方で、パンツ専業ブランド「NEAT」のディレクターを務め、地元、淡路島で独自テイストのお店を画策中の「ニート」デザイナー・西野大士さんが選んだのは、ブラックシープウールの肉厚メルトン素材を使ったピーコート。
「US NAVYのカッコいいPコートももちろん好きなのですが、そういうミリタリー特有のカリカリしたものではなく、柔らかい雰囲気のものを探していたときに見つけました。どうやって着るか考えるだけで楽しいです」
15万4000円(にしのや TEL03-6434-0983)
2.ブルーナボインのコックジャケット |「ホームディクト」プレイングマネージャー・NAOさん
今年に松陰神社前でカフェディクトをオープン。大の野球狂でもある、インパクト大のジャケットで表れた表参道になる人気店「ホームディクト」プレイングマネージャー・NAOさん。よく見ると食にまつわるアートワークになっている。
「ボタンを留める具合で、カバーオールにもラペルドジャケットにもなってくれる万能アウター。生機の10号帆布はウォッシュ加工でいい感じに柔らかいです」
4万7300円(ホームディクト TEL03-5774-1680)
3.SUS-SOUSのモーターサイクルコート |「アーチ」ジェネラルマネージャー・原 祐輔さん
日本でヨーロッパスタイルといえば欠かせない「アーチ東京」ジェネラルマネージャー・原 祐輔さんが着た大人気モデルmotorcyecle MK-2は、イギリス軍のオフィサーコートをベースにフレンチミリタリーのM38 モーターサイクルコートの意匠を織り交ぜた傑作。
「素材はコットンリネンですが、秋冬でも違和感なく着られますね。冬だとニットやインナーダウンなどに合わせるとちょうどいい」
14万8500円(アーチ東京 TEL03-5825-4649)
4.INVERTEREのダッフルコート | モデル・安井達郎さん
三軒茶屋の老舗セレクト店「セプティズ」で購入。「この年齢になったからこそダッフルを子供っぽくならずに着られると思い購入。ジョシュア エリスの生地で肌触りもよく、高価な買い物になりましたが満足です!」
16万2800円(セプティズ TEL03-5481-8651)
5.ENCENSのスタジアムジャンパー |「ユナイトナイン」プレス・大桃祥弘さん
スタジャンというとスリーブ部分にレザーが使用されたコンビが主流だが、大桃さんが探していたのは、単色のソリッドなデザイン。
「古着から新品まで幅広く探していたところ見つけたのが、オールメルトンのこのジャケット。アメカジに偏りすぎないところが好き」
6.PREBLICのレザーダッフルコート |「2nd」編集長・松島親方
「ヴィンテージの英国ミリタリーを持ち込み、鹿革で仕立ててもらいました。裏地も付けたので暖かいですよ」。
わがままボディに合わせたビスポークだが、ヴィンテージのディテールは再現された。仮縫いまで含め60万円~
7.AIME LEON DOREのアーカイブシェルジャケット |「ドレイクス 銀座店」ストアマネージャー・中川貴弘さん
ウールリッチのアーカイブをモチーフにした、NY発のブランド「エメレオンドレ」別注のシェルジャケット。
「登山時も普段も着られるテクニカルウェアを探して、行き着きました。カラーブロックが絶妙で、雨の日はもちろん、ジャケットの外しとかにも重宝しています」
10万4500円(ウールリッチ 青山店 TEL03-6712-5026)
8.YOUNG&OLSEN The DRYGOODS STOREのロングコンフィコート |「フィルメランジェ」ディレクター・関口文也さん
ナイロンシェルにプリマロフト入り。
「展示会で妻用に購入したのですが、このボリュームだと7ヶ月になる子供を抱っこしながら、そのまま前を閉められるので自分も使っています」
6万3800円(グーニ―PR TEL03-6441-2142)
9.LE TRAVAILLEUR GALLICEのウールジャケット |「ZABOU」スタッフ・坂口冬馬さん
テキスタイルメーカー、アルパンを採用したウール製のフレンチワークジャケットはアメリカものと違い美しいパターンが魅力。
「ショップではモールスキンのみの取り扱いですが、アパレル特権を駆使して1枚だけオーダー」
6万1600円(ザボウ 大阪 TEL06-6251-9991)
10.HERILLのダッフルコート |「ベルーリア」代表・山越弘世さん
冬の定番でもあるダッフルコートをカシミヤ100%のメルトンで仕上げた贅沢なコート。WW Ⅱ中、英国海軍で採用されていたヴィンテージを元にヘリルからリリースされたもの。
「カシミヤを使用するだけでなく、各パーツまでオリジナルで 製作し、作り込みの高さが窺えます」
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2022年2月号 Vol.179」)
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